「HAPTICS OF WONDER 12触αGEL見本帖」

素材の特徴を活かしたサービス/プロダクトデザインを実践したいデザイナー/開発者にαGELが持つ「体験/感性価値」を提案し、ビジネスを共創する為のツールキット。

サンプル展示

TOKYO(東京都渋谷区)

KYOTO(京都市下京区)

※最新の取扱状況は直接お問い合わせください。

概要

プロダクトやサービス開発において「機能」の訴求にとどまらず「体験/感性価値」の訴求が重要となってきています。今回、シリコーンゲル素材αGELを開発する株式会社タイカでは、高い衝撃吸収性、防振性、放熱性などの機能を持つ「機能素材」として展開してきたαGELの「触感」に着目しました。触感が生み出す「体験/感性面」を、研究機関とクリエイターとのコラボレーションにより指標化し、αGELの「やわらかさ」がもつ価値を実際に触れて感じることのできるゲルサンプルキット/マップをデザインしました。 このゲルサンプル/マップはαGELの活用を検討するパートナーとともにαGELに「触れ」ながらニーズ自体を創出し、触感に着目した新たなビジネスの形を「共創」するためのツールキットとしての活用を主目的に設計されています。

※「HAPTICS OF WONDER 12触αGEL見本帖」は、株式会社タイカとMTRLのコラボレーションによってうまれました。

 

αGELとは


αGELはタイカが独自に開発したやわらかいゲル状素材で、優れた衝撃吸収性、防振性、温度特性、耐久性を持ち、スポーツ、自動車、産業機器、エレクトロニクス、介護といった幅広い分野で採用されています。多様な性能は、熱対策、防水・防塵、オプティカルボンディングなど様々なソリューションを実現し、AIやIoT、宇宙開発といった先端技術にも応用されています。ゲル状素材は、用途に応じて原料が使い分けられますが、共通して高分子であること、架橋していること、溶媒があることの3つの特徴を持っています。硬度のコントロールは架橋密度、溶媒量、添加物によって行われ、反発性のコントロールは分子構造、溶媒量や添加物など様々な因子が存在しています。

デザインを実現した経緯

(1)αGELがもつ触感を実際に触って感じられる、指標となり得るツールキットとする事を目標に設定。
(2)αGELがもつ12の触感スタンダードを触覚研究の国際的研究者と共に策定。具体的には人が触り分けられる程度の差異がある特徴的なαGELを12種、傾向別に選抜。
(3)各αGELの特徴を捉えた名付けを実施。具体的にはαGELを触った時の感覚に、人が素材に触れた感覚を表象する際に使う「オノマトペ」の音韻が与える印象評価の条件を擦り合わせ、名付けを実施。
(4)策定した12の触感を触って一覧できる事を目的としたゲルサンプル/ボックスをデザイン。また各αGELの触感イメージをイラストレーション化し、触り心地をマップ化。
(5)サンプル見本として使うだけでなく、各αGELをマップ上に配置し実際に触り比べる事で、触感に着目した新たなビジネス/サービスを模索できるツールキットとしても活用が可能となる。

プロデュース

株式会社ロフトワーク/MTRL
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 南澤孝太
神戸芸術工科大学大学院映像表現学科助教 金箱淳一

デザイン

BARAKAN DESIGN 神原秀夫(ゲルサンプル)
株式会社Beach 浜名信次、濱本富士子(マップ)

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