FISH LEATHER

なめし処理をほどこした「魚の革」。
魚ならではの美しい鱗模様が特徴的で、魚特有の繊維がクロスハッチ構造になっている為、薄さからは想像できない程の強度があります。

サンプル展示

KYOTO(京都市下京区)

TOKYO(東京都渋谷区)

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NAGOYA(愛知県名古屋市)

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※最新の在庫については製造元にご相談ください。

FISH レザーについて

日本では、古来アイヌの人々が鮭皮を靴や服に加工していたという資料が残っているほど、実は歴史のある素材。
現在世界的に見てもまだまだ生産量は少ないですが、近年これまでの牛革などとは違った、新しいエコレザーとして注目されつつあります。

魚種について

季節やタイミングによって在庫の有無が異なります。
詳細はお問い合わせください。

ブリ
ブリ(Yellowtail)

ブリのレザーは細やかな鱗模様が生み出す、優しい滑らかな手触りと艶が魅力的です。
その鱗模様は、一見魚には見えないかもしれませんがどこか上品さも感じられます。

サケ
サケ(Salmon)

サケのレザーは、連続する波を想像させる媼うろこ模様が特徴的で、まさに自然のデザインといえます

マダイ
マダイ(Sea bream)

マダイのレザーは、生命の力強さが感じられる大きく表情豊かな鱗模様が特徴的で、その鱗模様は若干凹凸があり、他の動物の革とは全く違う厚地の和紙のような手触りです。
まさに魚らしい特徴的な見た目で、惹きつけられる魅力があります。

スズキ
スズキ(Sea ​​bass)

スズキのレザーは、連続する波を想像させるかのような整った鱗模様が特徴的です。
幅2~3mmほどのひし形状の鱗模様となっており、まさに自然のデザインといえるのではないでしょうか。
また、その整った鱗模様が生み出す手触りは、爬虫類の革とも違う心地よい質感です。

クロダイ
クロダイ(Acanthopagrus schlegelii)

クロダイのレザーは、マダイと鱗模様は似ていますが実は触ってみると革が分厚く、マダイよりも丈夫なのが特徴です。
汽水域に生息していることが多いため、関西ではチヌと呼ばれ釣りの対象魚としても有名です。
クロダイは環境変化に対する適応能力に優れ、5~30度という幅広い水温やほぼ淡水でも生存が可能です。
革の丈夫さは、クロダイの生命力の強さからかもしれません。

FISHレザーのできるまで

フィッシュレザーの制作期間はおよそ1か月。
生の魚の皮がレザーになり革製品に生まれ変わるまではこんな行程を経ます。

1.皮を頂く
1.皮を頂く

魚屋さんなどから廃棄される皮を頂きます。魚の皮は刺身などに加工する際に廃棄されしまうものです。普段目にしない部分ですが、皮を含め頭や内臓などの魚の廃棄部分は年間66万トンにもなります。

2.身を削ぐ
2.身を削ぐ

脂身が酸化すると生臭さの原因となるため、皮についた身や脂を削ぎ落とします。
この作業は魚の生臭さを取り除くためにとても重要なため、丁寧に一枚一枚作業していきます。
そのため一番大変な作業でもあります。

3.塩漬け
3.塩漬け

水分が多く含まれる皮はすぐに腐ってしまいます。そのため脂身を削ぎ落とした皮に塩をまぶし、塩漬けにして乾燥保存します。旬によって魚種や厚みの違う皮を選別・保存することで均一な仕上がりを目指します。

4.脱脂・漂白
4.脱脂・漂白

乾燥保存していた皮にはまだ脂分が残っているため、脱脂漂白用の液に浸けてさらに脂分を徹底して除去し、同時に汚れや色を漂白していきます。
2週間ほど作業を繰り返すと、次第に魚の生臭さは感じられなくなります。

5.タンニンなめし
5.タンニンなめし

植物成分のタンニンを魚の皮に浸透させレザーへと加工します。
お茶などに含まれる渋味の成分タンニンを溶かしたタンニン液に皮を浸け、2週間この工程を経ることで丈夫でしなやかなフィッシュレザーに仕上がります。

6.染色
6.染色

出来上がったフィッシュレザーをこだわりの色へ染め上げ、製品へと加工していきます。

7.乾燥
7.乾燥

染め上げたものを、室内干しでゆっくりと時間をかけて乾燥させていきます。急激に乾燥させると革中心部のタンニンが表面に移動し硬くなってしまうためです。

8.仕上げ
8.仕上げ

乾燥したフィッシュレザーは、アイロンがけをしてシワを伸ばしたり、革裏面を専用の機械で漉く(薄く削る)ことで厚みを均一にする仕上げを行い完成です!

問い合わせ先について

株式会社シンクシーは富山県氷見市にて、フィッシュレザーを生産・加工しています。

そのフィッシュレザーを使った革製品販売を「tototo」として、
革素材販売を「FISH LAETHER LABO」として行っています。

フィッシュレザー製品について:tototo

「生命の恵みを無駄にしない持続可能なものづくり」を大切に、フィッシュレザーを使った新しいライフスタイルを提案するブランド。

FISHレザーの研究について:FISH LEATHER LABO

日本のフィッシュレザーをみんなで研究し世界へ広める研究所。全国各地の廃棄される魚の皮を回収・加工しており、オーダーメイドも可能です。

氷見の風景

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