KYOTO
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Material Meetup KYOTO vol.6 「進化する『染色』技術と素材」
ABOUT イベント内容
vol.6 テーマ:「進化する『染色』技術と素材」
今回のMaterial Meetup KYOTOのテーマワードは「染色」。
古くは石器時代の壁画から、私たちのそばにあり続ける色を付ける=染めるという技術。伝統的な染織加工の技術を現代のプロダクトに落とし込んだり、アップサイクルな染料、印刷することで生地に機能が付加できる技術のように、時代に合わせて”染め”は進化しています。
ミートアップでは、さまざまな産業で環境や人体への負荷が大きな社会課題になっているなかでサスティナブルな染色プロダクト開発に取り組む事例や、デジタルテクノロジーの発展に伴う印刷ビジネスの最新動向など、多彩なプレゼンターをお招きします。(*プレゼンターは随時発表、更新いたします。)
Material Meetup とは
Material Meetup は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人々が「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を継続的に開催しています。
カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それが Material Meetup です。
2018年のスタート以降、東京・京都の各拠点ごとに、それぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
■ Material Meetup 過去開催情報:https://mtrl.com/projects/material-meetup
■ 素材メーカー・販売店さんからの持ち込み大歓迎!!
会場にあなたの素材現物を設置いただき、ミートアップに参加される方達に紹介していただくことができます。ご希望の方は、 kyoto.mtrl@loftwork.com までメールにてご連絡ください。
「クリエイターに素材を知ってほしい」「面白い技術だけど、どう展開していくかまだ未知数」…など。MTRLのミートアップでは、過去にそんな素材や技術とクリエイター、異業種のメーカーの出会いから新たなプロジェクトのきっかけが生まれてきています。
SPEAKER 登壇者
京都デニム
宮本 和友
Presentation Theme : 『京友禅染めを活かし、”つかい方をデザインする” デニム作り』
全国から訪れる京都デニムファンの「マスコット的」店長。
江戸時代から着物製造を家業とするデザイナー桑山豊章とともに、染色技術の後継者育成や新しい伝統産業の世界発信を目指して、2007年「京都デニム」を立ち上げる。
https://kyoto-denim.com/
株式会社 艶金, 代表取締役社長
墨 勇志
Presentation Theme : 『食品製造過程の「のこり」で染めるプロダクトブランド「KURAKIN」』
2010年に株式会社艶金の代表取締役社長に就任。艶金は創業130年を迎えた衣料向け生地の染色会社。エネルギー多消費である染色の環境負荷への危機感から、2008年に、もったいないという想いを込めた、のこり染の開発に着手し、KURAKINブランドを立ち上げた。
同時に、地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素排出量の少ない染色工場を目指し、さらにアパレル業界の大量生産、大量消費・廃棄に警笛を鳴らす発信を強める。衣食住の生産を近所で目にすることが減少している子供たちに、のこり染経験をしてもらう機会を増やし、染色の楽しさをアピールしている。
https://kokocara.pal-system.co.jp/2019/07/12/nokori-zome/
堀江織物株式会社 取締役, 株式会社OpenFactory 代表
堀江 賢司
Presentation Theme : 『デジタルテキスタイルと市場動向』
*登壇者の情報は、随時追加・更新いたします。
TIME TABLE タイムテーブル(予定)
18:00 | 開場 |
---|---|
19:00〜20:00 | プレゼンテーション |
20:00〜21:00 | クロストーク & ネットワーキング |
Material Meetup は、東京・京都でそれぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
[TOKYO]
■ vol.1:「反応するマテリアル」
■ vol.2:「感性を刺激するマテリアル」
■ vol.3:「構造と強度のマテリアル」
■ vol.4:「化学の力のマテリアル」
■ vol.5:「工芸と日本の美」
■ vol.6:「先端材料とデザイン」
■ vol.7:「ファッションとサステナビリティ」
[KYOTO]
■ vol.1:「SDGs時代の素材と社会的ニーズ」
■ vol.2:「マテリアル / デザインのリサーチ – ものの ”姿” の必然性を見つける」
■ vol.3:「美意識、素材、かたち – “行為” への視線とデザイン」
■ vol.4:「ウェアラブルテクノロジーで “最高にちょうどいい” を実現する」
■ vol.5:「古くて新しい『刺繍』の可能性 – 糸によるサーフェスと質感のデザイン-」
キュレーター & ファシリテーター
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
FabCafe Nagoya, コミュニティマネージャー
斎藤 健太郎
名古屋生まれ名古屋育ち。岐阜大学大学院工学研究科電気電子工学専攻修了。ダンサーと写真家を両親に持ち幼少の頃より何かを使って表現すること、面白いと思わせることが当たり前の環境で猫とともに育つ。
名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。学生時代は「テクノロジーは表現の幅を無限に広げてくれる」と考え工学の道に進み科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、システム設計、UXデザインや舞台設計、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見と遊び心で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりが得意。コンセプト立案から現場オペレーションまで幅広くこなすマルチプレイヤーで、インドカレーと猫が好き。
好きな言葉はアンラーニングで、最近NPO法人東山動物園くらぶの理事になった。
OUTLINE 概要
開催日 | 2019/12/18(水) 19:00 (開場 18:00) |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 1,000円(*1ドリンク付) |
定 員 | 60名 |
▼あらかじめご注意ください。*受付にてお名刺を1枚頂戴します。 *イベントの様子はWebサイトやその他メディアでの公開を前提とした撮影を行います。