UMOZ

本物の苔で覆われた小さな移動型ロボット。周囲の「光」や「湿度」を感知して、苔の種類に合わせた動きをします。

サンプル展示

KYOTO(京都市下京区)

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TOKYO(東京都渋谷区)

NAGOYA(愛知県名古屋市)

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What’s interesting?

日陰を好む苔をのせたUMOZは強い光を避け、湿気を好む苔は水気の多い場所へとゆっくりと進みます。
この作品は、「ウムヴェルト(Umwelt)」という考え方を体験するためにつくられました。ウムヴェルトとは、動物や植物がそれぞれにもつ「感じている世界」のこと。私たち人間とはちがう感覚で生きている苔の世界を、UMOZを通して少しだけ覗いてみる——そんな体験を届けるプロジェクトからうまれました。

苔の「好み」がロボットの動きに現れる
苔を植えられたUMOZは、周囲の光や湿度をセンシングしながら、自らの意志を持つかのように動きます。例えば、日陰を好む苔を載せたUMOZは強い光を避け、湿気を好む苔を載せたUMOZは水分のある場所へと引き寄せられます。
この動きは、苔という植物が本来もつ環境への応答をロボティクスによって“拡張”したもの。見る人が「苔にとっての世界」を想像する入口となります。このプロジェクトは、人間中心ではない視点を取り戻す試みとして、テクノロジーと自然、感性をつなぐ新しい対話の形を提示します。

人間とはちがう感覚世界を想像できる
苔には目も耳もありませんが、光や湿度を感じながら静かに環境とやりとりしています。UMOZの動きを見ることで、私たちの知らない「苔にとっての世界」を想像し、ふだん見過ごしてしまう自然とのつながりに気づくことができます。

Who made this?

パナソニックAug Lab

株式会社ロフトワーク

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