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持続可能な未来のデザインを実践的に学習する『School of Fashion Futures』の運営をMTRLが支援します。

サスティナビリティへの関心が高まるなか、特にその構造や過程の変革へのアプローチが求められるファッション産業。その新たなデザインのためには、多様な知識領域と視点が求められますが、2021年現在、日本国内ではまだ体系的・専門的に学ぶ機会が少ないのが現状です。

そんななか、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 特任教授の水野大二郎氏が中心となり立ち上げたのが、日本初の試みとなる、ファッションを軸にバイオマテリアル / アルゴリズミックデザイン / サーキュラーデザインを実践的に学ぶサマースクール『School of Fashion Futures』。

このサマースクールでは、
・少人数制で実施される、オフラインのワークショップ
・国内外で活躍するゲスト講師を迎えた、オンラインレクチャー
…のいずれかを選択して受講することが可能です。

2021年度は、「キノコや微生物由来のバイオレザーの作り方」「サーキュラーエコノミーにおけるデザイン」「Houdiniを用いた身体形状に最適化を図るアルゴリズミック・デザイン」の3点をメインテーマとして開催。最先端のファッションデザイン・プロダクトデザインの潮流を学び、また志を同じくする仲間をつくる機会、ぜひ奮ってご参加ください。

◎ プログラム詳細・お申込みはこちらから。

▼ 本スクール開講に際してのイントロダクションとなる動画(30分弱)をYoutubeにて公開しています。ぜひあわせてご覧ください。

Facilitator

京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 特任教授
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授
水野 大二郎

デザインリサーチャー、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授。
2008年RCA博士課程修了、芸術博士(ファッションデザイン)。ウルトラファクトリー・クリティカルデザインラボ、京都大学デザインスクール、慶應義塾大学SFCを経て現職。Ars Electronica STARTS prize(2017)入選、International Documentary Filmfestival Amsterdam(2019)入選など、多様なプロジェクトに従事。
共編著に『vanitas』(アダチプレス、2013〜現在)、共著に『FABに何が可能か』(フィルムアート、2013)『inclusive design』(学芸出版社、2014)など。
www.daijirom.com

京都工芸繊維大学講師
山口情報芸術センター[YCAM]主任研究員
津田 和俊

博士(工学)。2008年から2015年まで大阪大学工学研究科の特任研究員や助教として、工学設計や適正技術の教育プログラム、資源循環やサステナビリティに関する研究に取り組む。2010年からファブラボのネットワークに参加、2013年ファブラボ北加賀屋(大阪市)を共同設立。2014年からYCAMの事業に関わり、2016年から研究員として主にバイオ・リサーチ事業を担当、「パーソナル・バイオテクノロジー」の可能性を模索している。2020年2月から京都工芸繊維大学 デザイン・建築学系の講師に着任。

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
井上 智博

平日は京都工芸繊維大学にて学生にデジタルファブリケーションを教え、週末は、FABLAB北加賀屋にて市民に対してデジタルファブリケーションを教えている。デジタルファブリケーションを利用したものづくり、ことづくりを主な活動領域としており、メイカーズムーブメントを一過性の運動にしないために、それを推進していくような動きを展開している。
https://fablabkitakagaya.org/
YouFab Global Creative Awards 2015 FINALISTS

Guest

ジャーナリスト/「WWDジャパン」記者
廣田 悠子

石川県小松市生まれ。千葉大学卒業。2006年にINFASパブリケーションズ入社。パリやミラノ、ニューヨークや東京のコレクション取材を通じてウィメンズのトレンド分析や、デザイナーや経営者インタビューを手掛けるほか、セレクトショップ、百貨店、シューズなどの分野を担当。18年5月からサステイナビリティとテキスタイルの担当記者として取材・執筆を行う。
https://www.wwdjapan.com/author/yukohirota

Synflux株式会社 代表取締役 CEO
スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー
川崎 和也(オフラインレクチャー兼任)

1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。身体や衣服、素材にまつわる思索的な創造性を探求する実践を行う。主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Dezeen Design Award Longlist、STARTS PRIZE、Wired Creative Hack Award、YouFab Global Creative Awardなど。編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(BNN新社、2019)がある。 [ Photo:keta tamamura ]
https://synflux.io/jp/about/

インドネシア発のバイオベース素材スタートアップ
Mycotech Lab

5人の共同創業者 Adi Reza, Ronaldiaz Hartantyo, Annisa Wibi, Robbi Zidna Ilman, Arekha Bentangによって2015年に設立。Mycotech Labの目的は、天然の接着剤としてキノコの菌糸体を使った材料を育てること。地元のキノコ農家と協力し、キノコの菌糸を天然接着剤として使用したバインダーレスボード「BIOBO」や、キノコの菌糸を完全に成長させた革のような素材「MYLEA」など、カスタム形状に成形された丈夫で軽量な有機繊維を使用した製品を生産している。また、農業廃棄物を利用して素材化している。
https://mycl.bio/

Orange Jellies主宰
建築系プログラマー/アルゴリズミックデザイナー
堀川 淳一郎(オフラインレクチャー兼任)

2009年コロンビア大学のAdvanced Architectural Designを修了。現在はフリーランスとして建築やプロダクト、アートの分野でソフトウェア開発や幾何学とアルゴリズムを用いたデザインを行なっている。分野に限らず形状生成の手法に主な受賞歴に2019年The One ShowのGold Pencil、第23回メディア芸術祭アート部門優秀賞など。2011年より東京藝術大学の非常勤講師、2017年より株式会社gluonのCTO、2019年より早稲田大学の非常勤講師、2020年より東京大学の学術支援専門職員を兼任。
https://jhorikawa.com
https://www.youtube.com/c/JunichiroHorikawa

慶應義塾大学環境情報学部 教授
慶応大学KGRI 環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター センター長
田中 浩也

1975年 北海道札幌市生まれ デザインエンジニア/ソーシャルエンジニア。専門分野は、デジタルファブリケーション、3D設計/生産/製造システム、創造性の科学と文化およびその支援。モットーは「技術と社会の両面から研究すること」。京都大学総合人間学部、同人間環境学研究科にて建築CADを研究し、建築事務所の現場にも参加した後、東京大学工学系研究科博士課程にて、画像による広域の3Dスキャンシステムを研究開発。最終的には社会基盤工学の分野にて博士(工学)を取得。2005年に慶應大学環境情報学部(SFC)に専任講師として着任、2008年より同准教授。2016年より同教授。
https://fab.sfc.keio.ac.jp/

インディペンデント・キュレーター
井高 久美子

1982年生まれ。愛知県出身。2012年から2019年まで山口情報芸術センター[YCAM]で展覧会や作品の企画を行う。現在は、独立し、アート・アンド・テクノロジーの分野を中心に様々な領域で展覧会の企画を担当。京都 西陣の老舗 細尾が運営するHOSOO GALLERYでは織物をメディアとして捉えた展覧会を制作。近年携わった展覧会に「Ambient Weaving -環境と織物」(2021)、「Quasicrystal」(2020)、「呼吸する地図たち」(2018ー2020年)、「布のデミウルゴス」(2017年)などがある。