KYOTO
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Material Meetup KYOTO vol.5 「古くて新しい『刺繍』の可能性 – 糸によるサーフェスと質感のデザイン-」 feat. タジマ工業株式会社
工業用刺繍ミシンの世界的メーカー タジマ工業さんとともに、ファッション / デザイン / 繊維素材 に関わるゲストをを迎えて、刺繍のテクノロジーとイノベーションについて考えます。
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ABOUT イベント内容
*好評につき、定員を「60名」に増席いたしました!(2019.11.18)
Material Meetup KYOTO とは
『Material Meetup KYOTO』は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人たちが「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を、MTRL KYOTOを舞台に定期的に開催します。
PCの画面やカタログだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それがMaterial Meetup KYOTOです。
古くて新しい「刺繍」の可能性
Material Meetup KYOTO、第5回のテーマは、「糸によるサーフェス(表面)と質感のデザイン」。
身近な技術である「刺繍」ですが、そのためのツールであるデジタル刺繍ミシンは、「さまざまな繊維素材をすぐにデザインして加工できる」という点で、実は衣料品の製造以外の領域においても活用される可能性をもっています。たとえば「壁紙に刺繍をしてみたら…?」「私たちの寝具に導電糸を刺繍して体調をセンシングできないか…?」などなど。今回は、工業用刺繍ミシンの世界的メーカー タジマ工業さんとともに、ファッション / デザイン / 繊維素材 に関わるゲストをを迎えて、刺繍のテクノロジーとイノベーションについて考えます。
当日は繊維・テキスタイルなどの素材メーカーさんの飛び込みプレゼンも大歓迎!会場での出会いから即コラボレーションが生まれるミートアップ、ぜひお気軽にご参加ください。
◎ 連動企画:デジタル刺繍ミシン「彩 sai」ハンズオン
11/23(土)〜30(土)の期間、FabCafe Kyoto で稼働中のタジマブランドのデジタル刺繍ミシン「彩 Sai」を実際に操作体験いただける機会を設けます。操作方法や素材の設定など、ビジネスや研究開発での活用方法に関するご相談も大歓迎です。
>詳細はこちらからご覧ください。
こんな人におすすめ
- 糸・繊維素材の開発や販売に携わるメーカーの方
- アパレル・テキスタイルに関わるデザイナー
- ウェアラブルデバイスや家電、スマートガジェットの企画、開発を検討するメーカーの方
- 素材とテクノロジーの新たな掛け合わせから生まれるファッションに関心のある方
- プロトタイピングツールとしての刺繍ミシンの有効活用に興味のある、研究室やメイカースペースの方
- 雑貨やアパレルを取り扱う店舗に刺繍を導入して小売り商品の売り上げを伸ばしたい方
■ 素材メーカー・販売店さんからの持ち込み大歓迎!!
会場にあなたの素材現物を設置いただき、ミートアップに参加される方達に紹介していただくことができます。ご希望の方は、 kyoto.mtrl@loftwork.com までメールにてご連絡ください。
「クリエイターに素材を知ってほしい」「面白い技術だけど、どう展開していくかまだ未知数」…など。MTRLのミートアップでは、過去にそんな素材や技術とクリエイター、異業種のメーカーの出会いから新たなプロジェクトのきっかけが生まれてきています。
今回は、特に「繊維」「糸」「テキスタイル」に関わるメーカーさん、販売店さんのお持ち込みを大募集しています。
SPEAKER 登壇者
京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 特任教授
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授
水野 大二郎
デザインリサーチャー、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授。
2008年RCA博士課程修了、芸術博士(ファッションデザイン)。ウルトラファクトリー・クリティカルデザインラボ、京都大学デザインスクール、慶應義塾大学SFCを経て現職。Ars Electronica STARTS prize(2017)入選、International Documentary Filmfestival Amsterdam(2019)入選など、多様なプロジェクトに従事。
共編著に『vanitas』(アダチプレス、2013〜現在)、共著に『FABに何が可能か』(フィルムアート、2013)『inclusive design』(学芸出版社、2014)など。
www.daijirom.com
テキスタイルデザイン会社 pole-pole, デザイナー
近藤 正嗣
1983年 生まれ 多摩美術大学大学院テキスタイル領域修了後、NIKE tokyo design studioにてカラー&マテリアルデザイナーとして働く。2012年よりフリーランスのテキスタイルデザイナーとして活動開始。個人の活動の他に2017年にテキスタイルデザイン会社 pole-pole を3人で設立。フィンランド、マリメッコ社をはじめ様々な企業へのデザイン提供や多摩美術大学、京都精華大学、文化学園大学にて非常勤講師として勤めている。
http://from-pole-pole.com/
タジマ工業株式会社
創業75年の歴史を持つ、刺繍ミシンの世界的トップブランド。
TAJIMAの工業用刺繍ミシンは、世界の名だたるファッションブランドやスポーツブランドから選ばれ続けている。
更に、アパレル以外の分野では、航空機産業や自動車産業においても各産業のトップメーカーと共同で、新しいものづくりに挑戦している。
■公式サイト http://www.tajima.com/jp/
*プレゼンター情報は随時更新いたします。
TIME TABLE タイムテーブル(予定)
18:00 | 開場 |
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19:00〜20:00 | プレゼンテーション |
20:00〜21:00 | クロストーク & ネットワーキング |
Material Meetup は、東京・京都でそれぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
[TOKYO]
■ vol.1:「反応するマテリアル」
■ vol.2:「感性を刺激するマテリアル」
■ vol.3:「構造と強度のマテリアル」
■ vol.4:「化学の力のマテリアル」
■ vol.5:「工芸と日本の美」
■ vol.6:「先端材料とデザイン」 (2019年10月30日開催予定)
[KYOTO]
■ vol.1:「SDGs時代の素材と社会的ニーズ」
■ vol.2:「マテリアル / デザインのリサーチ – ものの ”姿” の必然性を見つける」
■ vol.3:「美意識、素材、かたち – “行為” への視線とデザイン」
■ vol.4:「ウェアラブルテクノロジーで “最高にちょうどいい” を実現する」
キュレーター & ファシリテーター
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
OUTLINE 概要
開催日 | 2019/11/22(金) 19:00 (開場 18:00) |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 1,000円(*1ドリンク付) |
定 員 | 60名 |
▼あらかじめご注意ください。*受付にてお名刺を1枚頂戴します。 *イベントの様子はWebサイトやその他メディアでの公開を前提とした撮影を行います。