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[オンラインイベント] MTRL FUTURE SESSION vol.03 やわらかいロボットが生み出す人間との共生
人間にとって機械やロボットは、これまでの「硬い」イメージから、人に寄り添う「やわらかさ」をまといはじめています。やわらかい特性をもったマテリアルやアクチュエータが織りなすソフトロボティクスが産業に与えるインパクトについて、有識者と探求します。
- 開催日
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2021/04/12 (月)
- 時 間
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15:00–17:00
- 場 所
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オンライン
- 参加費
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無料
イベント終了
ABOUT イベント内容
MTRL FUTURE SESSIONは、材料や技術のイノベーションを探求するイノベーションプラットフォーム「MTRL」がお送りする未来洞察イベントです。ライフスタイルやビジネスにおける「未来のあたりまえ」につながるテーマを設定し、その道のフロントランナーとともに研究分野や製品開発、ビジネスにおける取り組みの紹介を通して新たな機会領域を探るためのセッションです。
今回のテーマは、やわらかい特性をもったマテリアルやアクチュエーターが、これからのロボティクス、ソフトロボティクスとして、産業に与えるインパクトについて。やわらかいロボット「ソフトロボティクス」が生み出す可能性や、人間との共生について、有識者、実践者を招いて議論します。
TIMETABLE スケジュール
14:50 – 15:00 開場
15:00 – 15:10 オープニングトーク:長島絵未(株式会社ロフトワーク)
第1部 ソフトロボティクスの産業化に向けて
15:10 – 15:20 セッション1:音山哲一 (株式会社ブリヂストン)
15:20 – 15:30 セッション2:南澤孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
15:30 – 15:50 対談:「ソフトロボティクスの産業化戦略(仮)」
15:50 – 16:00 休憩
第2部 ソフトロボティクスの技術的ポテンシャル
16:00 – 16:15 セッション1:新山龍馬 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
16:15 – 16:30 セッション2:大野信吾 (株式会社ブリヂストン)
第3部 ソフトロボティクスで生み出す「やわらかな世界」に向けて
16:30 – 16:55 クロストーク
16:55 – 17:00 クロージング
こんな方にオススメ
ORGANAIZER 主催者
MTRL(運営:株式会社ロフトワーク)
株式会社ブリヂストン
DETAIL 詳細
ソフトロボティクスがつくりだす、やわらかな世界
ロボットやそれにまつわる技術開発は長年の研究開発の成果から、少しずつ社会実装が進んでいます。その中でも、硬いロボットの代表である工場で働く産業用ロボットは、すでに世界で約160万台以上が稼働しているといいます。そんな「硬い」ロボット産業に「やわらかさ」を求めた開発に注目が集まっています。ロボットに「やわらかさ」が備わったとき、これまでのロボットにはできなかった、どんな価値が備わるのでしょうか。「やわらかい」ロボットの開発で、ロボットと人間の「共生」を目指す有識者、実践者を招いて、ソフトロボティクスがもたらす新しい産業の可能性について、議論します。
ブリヂストンのゴム素材開発の知見を生かした「ソフトロボティクス事業」への挑戦
株式会社ブリヂストンは、長年のゴム素材の研究開発の知見を活かし、ゴムチューブとそれを囲む高強度繊維から構成される「ラバーアクチュエーター」の開発を行っています。ブリヂストンのコアコンピタンスである「ゴムを極める」「接点を極める」というノウハウ、技術によって、新しい動力のデザインにチャレンジされています。中でも、ブリヂストンの探索事業として、近日発表された「ソフトロボティクス事業」へのチャレンジは、多くの注目を集めています。「安心・安全なヒト・モノの移動・動き」を支える「ソフトロボティクス」の可能性についてお話いただきます。
ブリヂストン:中期事業計画 (2021-2023)
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/crhlwx/
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/pdf/2021021601.pdf
(引用)「ブリヂストン:中期事業計画 (2021-2023)より」
ブリヂストンの技術が詰まった「ゴム人工筋肉」の技術開発
※東京工業大学 鈴森教授の協力によって開発
https://www.bridgestone.co.jp/blog/2017020201.html
ロボットに必要な「やわらかさ」を探求するロボット研究者
ロボットには、なぜ「やわらかさ」が必要なのだろうか?その問いを探求する「ソフトロボティクス」の研究開発に従事する 東京大学の新山龍馬氏は、ソフトロボティクスによって、人間にとって安心をもたらし、ともに暮らせる社会の実現に向けた研究を行っています。そんなやわらかロボット研究者の新山先生に、これからのロボットに必要な「やわらかさ」についてお話をいただきます。
身体的経験を共有/創造/拡張する「身体性メディア」の創出を目指す研究者
触覚を活用し身体的経験を伝える触覚メディア・身体性メディアの研究から、テレイグジスタンス技術を活用したアバターロボット開発まで。
ロボットやアバターに宿る「身体性」を起点にして、社会実装を目指す慶應義塾大学の南澤孝太氏は、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進する新たな制度「ムーンショット型研究開発制度」における目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」のプログラムマネージャーに就任するなど、ロボットやアバター技術開発を通して、誰もが多様な社会活動に参画できるサイバネティック・アバター基盤の開発に従事しています。
ひとの身体、心にやわらかく寄り添い、新しいロボティクスの可能性を予感させる「ソフトロボティクス」が新しい産業となり、私たちの暮らしのシーンを変容させていくには、どのような実践が必要か。そんなソフトロボティクスが産業化する未来をみなさんと議論します。
本イベントはオンラインでの配信となります。zoom、Youtube Live、お好きな環境でご視聴可能です。
zoomにサインアップいただき、登壇者に直接ご質問いただくことも、ラジオ感覚聴くだけ参加でもお楽しみいただけます。これまでのMTRL FUTURE SESSION
MTRL FUTURE SESSION vol.01
「#HAPTIC DESIGN 〜ヴァーチャル/フィジカルな都市空間におけるUXを考える〜」
https://mtrl.com/magazine/mtrl-future-session-vol-1/MTRL FUTURE SESSION vol.02
「#HAPTIC DESIGN 〜マテリアルの感性・インタラクション・自在化が生み出すイノベーション〜」
https://mtrl.com/magazine/mtrl-future-session-vol-2/
■個人情報の取扱について: 参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、本イベントの主催者である株式会社ロフトワーク、およびFabCafeとイベント登壇者及のみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。
■配信方法について: プログラムは、予告なく変更される場合があります。 本イベントはライブ配信にて行います。 zoomでのご視聴か、Youtube Liveでご視聴をお選びいただけます。 お選びいただいた配信メディアのURLはイベント当日の午前中にメールにて送付いたします
SPEAKER 登壇者
東京大学大学院情報理工学系研究科 講師
新山龍馬
ロボット研究者。1981年生まれ。東京大学工学部機械情報工学科を卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)を取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。専門は生物規範型ロボットおよびソフトロボティクス。
著書:『やわらかいロボット』金子書房、2018年7月
「OPEN SOFT MACHINES」http://opensoftmachines.com/
やわらかさと生き物をヒントに未来にジャンプするロボット博士 | 新山龍馬| UTokyo 30s No.7
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00041.html
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
南澤孝太
2005 年東京大学工学部計数工学科卒業。2010 年同大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。メディアデザイン研究科特任助教、特任講師、准教授を経て2019 年より現職。IEEE Technical Committee on Haptics Vice Chair in Conference、超人スポーツ協会専務理事・事務局長、CiP協議会理事、Telexistence inc 技術顧問を兼務。触覚技術を活用し身体的経験を伝送・拡張・創造する身体性メディアの研究開発と社会実装、Haptic Design を通じた触感デザインの普及展開、新たなスポーツを創り出すスポーツ共創の活動を推進。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 「EMBODIED MEDIA」http://embodiedmedia.org/
株式会社ブリヂストン 探索事業開発第1部門長
音山 哲一
2001年、株式会社ブリヂストン入社。開発部門にて、世界最高峰の四輪レースF1向けタイヤの材料開発を担当。12年マーケティング部門へ異動後、トラック・バス向けタイヤの商品戦略に従事。その後、モビリティソリューション戦略部門にて、商品、メンテナンス等のサービスを組合せたソリューションビジネスモデル構築を担当。19年再び開発部門へ異動、イノベーションによる新価値創造、オープンイノベーションの強化、開発部門の効率化を狙いデジタルプラットフォーム構築を担当後、現在、ソフトロボティクス事業の全社横断プロジェクトの責任者。
株式会社ブリヂストン ソフトロボティクス事業開発第2推進課 研究主幹
大野信吾
1995年東京工業大学制御工学専攻修士課程修了,同年、株式会社ブリヂストン入社。2008年青山学院大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。株式会社ブリヂストンでは、高機能フィルム開発、電子ペーパー開発など新事業の研究開発に従事し、2014年よりラバーアクチュエータの開発に従事し現在に至る。日本フルードパワーシステム学会、応用物理学会の会員。
MODERATOR
株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員
小原和也
2015年ロフトワークに入社。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
株式会社ブリヂストン ソフトロボティクス事業開発第1推進課
山口真広
青年海外協力隊(エチオピア)、国際NGOインターン(ガーナ)を経て、2011年に住友化学株式会社に入社、マラリア防圧事業に携わる。主に、アジア市場においてNGOや社会起業家、異業種企業との共創による新たなビジネスモデル構築や新規市場開拓・新商品開発に従事。2018年にブリヂストンに入社、モビリティソリューション戦略企画(本社)を経て、2020年10月より開発部門に異動、新規事業(ソフトロボティクス)の立ち上げに携わる。エチオピア バスケットボール男子ナショナルチーム・元アシスタントコーチ。
OUTLINE 概要
開催日 | 2021/04/12(月) 15:00–17:00 |
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場 所 | オンライン |
参加費 | 無料 |