LIMONITE 阿蘇黄土 — リモナイト
30万年の自然の営みが産んだ"蘇りの土"-阿蘇黄土(リモナイト)。
※株式会社日本リモナイト様へお問い合わせの際は、MTRL Webサイトで見たとお伝えください。
神話とカルデラの地、熊本・阿蘇。30万年の時をかけて醸成された天然素材「阿蘇黄土(リモナイト)」は、邪馬台国の時代から人々の生活を支えてきた「魔法の土」だ。鐡の原料や虫よけとして使われてきたこの土は、現代ではその驚くべき「物質吸着力」に注目が集まっている。
熊本・阿蘇山の麓では、30万年の時をかけて醸成された鉱石「阿蘇黄土(リモナイト)」が産出する。
上空から見る阿蘇の麓。リモナイトを含む大地は赤く見える
邪馬台国の時代から人々の生活を支えてきたこの土は、鐡(てつ)の原料や染料(ベンガラ)、虫よけとして使われてきた。
それ以外にもさまざまな効用があることに気づいた日本リモナイトの創業者は、その驚くべき「物質吸着力」に着目する。
長年の研究から、硫化水素やアンモニア、油分など水質を劣化させる成分を吸着すると同時に、臭気を抑える効能が極めて高いことを発見した。
いまでは、下水処理設備に欠かせない材料となっているほか、牛や豚の飼料、魚の生餌にまで利用されており、リモナイトを添加した餌を与えると家畜が健康に育ち、魚の生育速度が早まるなどの効用が報告されている。
近年では、鉄分補給のサプリメントやペットの餌としても開発販売されているほか、壁材や床材に使用することで遠赤外線効果が得られるなど、従来からの利用方法とあいまって、ますます幅広い用途が期待されている。