CXP 熱可塑性木材
国際的な森林認証「PEFC」を取得した、林業副産物を原料とするプラスチック代替木材。
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CXPとは
原料・製造プロセス・認証取得
CXP(Cellulose Cross-linked Polymer) は、木の主要成分であるセルロースを射出/押出が出来る界面転移状態にし、酸素をCH2に置換する工程を経て製造される熱可塑性素材で、林業副産物を原料として使用しています。
持続可能な森林経営と環境に配慮した製品として、国際的な森林認証制度のPEFC認証を取得しており、韓国の Dongnam Realize 社が製造・開発しています。
機能的特性
CXPは従来の木材やプラスチックに比べて、耐久性、耐候性、耐湿性に優れています。設計上では木よりも長期間(30年以上)腐敗しないという特徴を持っています。また、後処理が不要で、分解・燃焼時に毒性がありません。プラスチックと同様、精密な成形加工と量産が可能です。技術的には100%の再生利用も可能です。
環境負荷軽減の効果
CXPの使用は、林業副産物の有効活用により、森林資源の持続可能な利用を促進します。また、プラスチック代替素材としての利用は、化石燃料の消費減少とプラスチック廃棄物の削減に貢献し、大気へのCO2排出削減に有効です。
加えて、CXPは完全分解や炭化することで、製品寿命の終わりにおいても環境への負荷を最小限に抑えます。この分解過程で発生するCO2は、元々林業副産物として森林から吸収されたものであり、そのサイクルを通じてCO2のネット排出を抑制することが可能です。
さらに、CXPの利用は、従来の製造プロセスや材料に比べてエネルギー消費を低減させることが期待され、このこともまたCO2排出削減に寄与しうるものです。

用途、展望
日用的なプラスチックの代替素材として、家具、家電、建築材料の外装など、幅広い製品に適用可能です。
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