3D food texture architect ODEN 3D構造体おでん
液体やペースト状にした出汁や食材を素材として、3Dプリンタで立体的に造形されたおでん。データ収集された食感印象によって、構造や色が決定する。
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コンテンツ概要
3D構造体おでんは、Byte BitesとMelt.(高次素材設計技術研究舎)、FabCafe Nagoyaとの協業プロジェクト「3D構造体おでんの会」によって、開発されました。
漫画のオノマトペに着想を得た食感を再現する実験的ワークショップの中で、参加者が感じる「めきょもち」「ふにゃぽり」などの食感印象をオンボード的データとして収集し、自然言語処理によってテクスチャーと音象徴(サウンド・エフェクト語)との関連性を分析。
具材の一つひとつは、液体やペースト状にした出汁や食材を素材として、3Dプリンタで立体的に造形されています。構造や色、形状は、入力されたオノマトペに応じて決定する。すると、見慣れたおでんのイメージとは異なる「情報的おでん」とも呼べる存在がそこに立ち上がります。
What’s interesting?
漫画的オノマトペを素材化
雑誌的音表現などの組み合わせで「バリメター」など新たなオノマトペを考案し、硬さ・粘度などのパラメータ化。Nodiなどのツールで3Dモデル化し、プリント可能な形にした。
言語・感覚の関連性を分析
得られた食感とオノマトペの相関を、Levenshtein距離などの計算手法で解析。要素的相関は低かったものの、「nyuiin」等一部では硬さ・粘度の一致がみられました。
材料と構造の探求
食品素材を3Dプリント可能な状態に変換するには、流動性、粘性、固化時間などの緻密な調整が必要です。Byte Bitesのメンバーは、分子ガストロノミーとデジタルファブリケーションの交差点で、食材の振る舞いを実験的に探っています。
Who made this?
Byte Bites
3Dフードプリント技術に特化し、“未来の食を現実に”と掲げるフードテック企業。代表の若杉亮介氏は、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修了のクリエイティブエンジニアです。
高次素材設計技術研究舎・Melt.
FabCafe Nagoya発のオープンラボ。“高次素材(メタ素材)“として食感・オノマトペを再定義し、デジタルファブリケーションを駆使したプロトタイピング活動を展開しています。
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