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ニューロダイバーシティプロジェクト 「みんなの脳世界~ニューロダイバーシティ展2023~」に環世界インタフェースプロジェクトを出展します。
2023年9月17日(日)・9月18日(祝)に東京・竹芝で開催される『ちょっと先のおもしろい未来』≪ちょもろー≫内で開催される企画、ニューロダイバーシティプロジェクト 「みんなの脳世界~ニューロダイバーシティ展2023~」にて、MTRLの環世界インタフェースプロジェクトから作品を出展します。
『ちょっと先のおもしろい未来』≪ちょもろー≫は、ゲームや音楽、お笑い等のポップカルチャー、ロボットやAI、メタバースといったテクノロジーのちょっと先の未来を体験することで、大人も子供も楽しんで学べる総合イベントです。
「みんなの脳世界~ニューロダイバーシティ展2023~」は、人間の脳や神経はとても多様で各々が独自の特徴を持っており、それらの違いを強みとして生かしていこうという「ニューロダイバーシティ」の考えを国内に浸透させるべくB Labが発足した「ニューロダイバーシティプロジェクト」発の企画展です。
近年、環境省が「ネイチャーポジティブ(自然再興)」型経済への移行を後押しするなど、自然への共感の必要性が高まっています。
今回MTRLは人と自然・生物、インタフェースの関係性について考え、プロトタイプするプロジェクト「環世界インタフェースプロジェクト」を展示します。
見た目は似ているにも関わらず、多様な個性を持っている「苔(コケ)」が見ている世界(=環世界)に着目し、生物に対する「共感の拡張」をテーマに制作した「UMOZ」と「MOSS Interface」という2つの作品を展示します。「苔(コケ)」が感じている世界(=環世界)に着目したインターフェースをぜひ会場で体験してみてください。
▼B Labの概要
Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォームです。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持ちます。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指します。
<関連LINK> https://www.blaboratory.org/
▼プロジェクト紹介記事
パナソニック ロボティクス推進室×MTRLの挑戦「環世界インタフェース」で切り拓くWell-beingな未来とは?https://loftwork.com/jp/project/panasonic_auglab_talks
作品紹介①
コケの振る舞いからその生命がもつ環世界を想像するきっかけをつくる「UMOZ」
作品紹介②
インタフェースを「制御」から「共生」の対象へ「MOSS Interface」
※パナソニックホールディングス株式会社 Aug LabとMTRLとの研究成果です。
プロジェクトメンバー
株式会社ロフトワーク, MTRL クリエイティブディレクター / 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 リサーチャー
柳原 一也
大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。
MTRL エンジニア
土屋 慧太郎
高専で電子工学を学び、大学院ではヒューマンコンピュータインタラクション・ウェアラブルコンピューティングを研究。現在は、ハードウェアを用いた研究プロジェクトや展示制作やWebでディレクションなど、ラピッドプロトタイピングのスキルを活かし多岐にわたる場面で活動。「身体性」を軸に「思考」と「試作」を行き来するスタイルで、日々ものづくりの楽しさを探求している。
株式会社ロフトワーク, テクニカルディレクター
土田 直矢
大学卒業後、組み込みソフトウェアエンジニアとして次世代車載システムのスマートフォン連携機能、車載ソフトウェアプラットフォームの製品開発に従事。ロフトワークでは、技術的知見を用いたサービス・プロダクトの開発支援プロジェクトを担当し、様々なプロトタイプを制作。プロジェクトマネジメントだけではなく、自分で手を動かしながらアイデアを形にしていくことを大切にしている。社外活動としてCalm Technologyの思想を土台としたプロダクト開発チームを運営。「まずは試してみる」をモットーに日々ものづくりの楽しさを探求している。
株式会社ロフトワーク, MTRL事業責任者 / 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員
小原和也(弁慶)
2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在は事業責任者兼プロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員。
開催概要
名称 | 「みんなの脳世界~ニューロダイバーシティ展2023~」 |
主催 | B Lab |
公式サイト | https://neuro-diversity.world/ |
開催日 | 2023年9月17日(日)、18日(月・祝) |
時間 | 9月17日(日) 13:00〜18:00、9月18日(月祝) 11:00〜18:00 ※終了時間はコンテンツごとに異なります。ウェブサイトをご確認ください。 |
場所 | 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー 東京都港区海岸1-7-1ウォーターズ竹芝 東京都港区海岸1-10-30 |
入場料 | 無料 |
その他 | 「ちょっと先のおもしろい未来 –CHANGE TOMORROW-」にて開催 |