KYOTO

Meetup
イベント終了

Fab Meetup Kyoto vol.51

「つくる」をテーマにした、ネットワーキング&プレゼンテーションイベント。

開催日

2022/10/25 (火)

時 間

19:00–21:00 (開場 18:30)

場 所

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)MAP

定 員

35名

参加費

1000円(1drink付き)※ 学割:学生の方は学生証提示で50% OFF

外部サイトにてお申し込みいただけます


新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。


・マスクをご着用のうえご参加ください。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
・政府および京都府・京都市から、店舗営業や展示企画について中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。

ABOUT

Fab Meetup Kyotoとは?

『Fab Meetup Kyoto』は、FabCafe Kyotoを舞台に毎月開催される「つくる」をテーマにしたミートアップイベント。これまで、約50回の開催をとおして、300名以上のクリエイターや職人、研究者、起業家など様々な方達がジャンルレスにプレゼンテーションを行なってきました。クリエイティブな人・こと・ものの化学反応が生まれる場として、独自のコミュニティを形成しています。(過去開催時のプレゼンターはこちらからご覧いただけます。)

ルールはたった一つ、10分でプレゼンテーションすること。スライドを使っても、作品を見せても、体で表現してもOK。また、成果を発表するだけでなく、アイデアを発表して作る仲間を探すなんていうのも大歓迎です。

また、つくりたいもの(必ずしも、物体としての「モノ」である必要はありません)のアイデアがあれば、イベントで出会った人に気軽にシェアしてみましょう。参加者のみんなと楽しく話しているうちに、ヒントがみつかるかもしれません。

Presentation Theme

*プレゼンターは随時追加発表いたします。

宿野 秀晴(Medico-tec株式会社 代表取締役/つくるまなぶ京都町家科学館 館長)

Presentation theme:『楽しく学ぶ装置づくり ~この仕事の楽しさを伝えたい~』

 35年間、科学館の展示装置をつくってきた私たちは、2年前に京都壬生の町家を改装して「つくるまなぶ京都町家科学館」を開館しました。そこでは、地域の親子に日常の中にある科学技術と出会い科学を楽しく学べるような仕掛けの装置を展示しながら、自らの力で生き抜く未来人材づくりとして、文科省が掲げる 「STEAM教育」支援として“つくりながらまなぶプログラム”を開発しています。
 そのために必要な「STEM(理工系)×A(アート系や人文系)」を融合させた技術者づくりを進めていますので、ご興味のある方は、お声がけください。

涌波まどか(蘇嶐窯スタッフ/ 陶芸家)

Presentation theme:『”ちがうが混ざり合う”蘇嶐窯』

蘇嶐窯のはじまりは京都と福岡の異なる窯業産地の伝統技術の融合でした。ハイブリットでスタートした私達は、柔らかい心を持ち続けることで、竹工芸、京組紐、フランスの造形作家など様々なジャンルとコラボしてきました。これからも素材や国を超えた様々なコラボレーションで起きる化学変化からたくさんのインスピレーションを受け取り、新しい作品の幅を広げていきたいと思っています。そうすることで京焼・清水焼の可能性も広げ、将来バトンを渡す息子に繋いでいきたいです。

奥田 しゅんじ(映像作家)

Presentation theme:『極個人的な語りからはじめる作品づくり
ー あなたの欲しいものはなに? ー』

高校三年生のとき、進学・就職をしないのにやりたいことも好きなものもぼんやりしていた私は、なんとなくカメラを持って人にイタンビューをするようになりました。
好きな音楽とか、忘れていた記憶とか、とても個人的なことを語る人たちの姿を撮って繋げたら映像作品ができ、いつの間にか映像制作をするように。
空っぽ人間でも、カメラという装置と他者への興味があれば何かを表現できることに喜びを感じました。

さらに自分や他者の切実な部分が撮りたくなり、現在、同じ時代を生きる若者達がどんな欲望やコンプレックスを持っているのか、そんな語りの収集を始めました。

「脱毛行きたいね。全身脱毛。髭も脱毛したいし。汚いから」
「ふわふわ浮いてて、何かワーッて飛んでって別のところに行くみたいな。何だろうな、そういうのに憧れてる。それを勝手に浮遊層と呼んでいる」
「希望が無いねやんな今。もう、大学3年やから、この今の状態を、あと2年も続けられないし、この働かなくていい状態を。しかも…彼女もできないしね」

等身大で、切実な響きのある極個人的な語りから、新たな作品を生み出そうと構想しています。
現在、語り手を募集中です。皆様や、皆様の周りにいる若者の話を聞かせて欲しいです!

Lightning talk

福定 良佑 (プロダクトデザイナー)

Presentation theme:『ウクライナデザインと京都クラフトのコラボ!ウクライナを応援しよう!』

今年の3月、私の元にウクライナのデザイナーから「仕事を求めている」とメッセージが届きました。それは仕事を続けることで国を助けたいという内容でした。ウクライナのデザイナーに何かデザインをしてもらい、それを販売することでウクライナへの継続的な支援ができるかもしれない。そんな思いで私たちはウクライナとの商品開発をしてくれる京都のものづくり企業を探し始めました。
 
幸いにも京都の伝統産業を担う企業団体との出会いがあり、京都のものづくりとウクライナの伝統を組み合わせた友好の証のような商品ができあがりました。私たちはこの商品を通じてできるだけ多くの人にウクライナへの理解を深めてもらい、一過性のニュースとしてではなくウクライナへの継続的な支援へとつながることを期待しています。

Project:『ウクライナデザインと京都クラフトのコラボ!ウクライナを応援しよう!

Fab Meetup Kyotoでは、予め登壇予定の決まっている「つくる」に関するメインプレゼンテーション(10分)の他に、当日飛び込み大歓迎のショートプレゼンの枠を設けます。業界の垣根を越えた人がたくさん集まるFab Meetup Kyotoであなたのアイデアを発信してみませんか?

[ライトニングトークの登壇ルール]
・当日飛び込みでも、事前エントリーでも、どちらでもOKです
(ただし枠が埋まってしまった場合は先着を優先とします)
・制限時間は最大3分(もっと短くてもOKです)
・「つくる」に関する内容。PRでもOKです。
・スライド資料は必須ではありません。

事前にエントリーをご希望の方は メールアドレス fab_meetup_kyoto@loftwork.com まで、タイトルを「Fab Meetup Kyoto ライトニングトーク希望」として、「お名前」「ご職業・所属」「プレゼンテーマ」を明記のうえご連絡ください。

過去開催時のプレゼンターはこちらからご覧ください。

プレゼンテーションの間はお酒を飲みながらのコミュニケーションタイム。プレゼンターと話してみたり、他の参加者と交流してみたり、MTRL KYOTO 内を観覧したり、386平米のクリエイティブな空間で自由にお楽しみください。

DESIGN WEEK KYOTOとのコラボレーション実施!

京都府内のものづくり現場をオープンし、交流を促進して創造的なコミュニティを生み出している『DESIGN WEEK KYOTO(以下「DWK」)』。2022年5月に開催したVol.47以降、DWKとも連携して、さらに多種多様なものづくり関係者をFab Meetup Kyotoで紹介していくことになりました! ものづくり現場を訪問するツアーなども共催していきますので、ご期待ください!

PROGRAM

18:30

会場オープン

19:00

オープニング

  • ご挨拶
  •  本日のゲストのご紹介
19:05

プレゼンテーション

20:00

トーク終了。交流タイム
※ 配信終了

21:00

閉会

SPEAKER

Medico-tec 株式会社/株式会社OpEL., 代表取締役
宿野 秀晴

1986年に、社内ベンチャーとして、ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合させた「MD事業」を立ち上げ、全国の科学館へ科学展示装置の納入実績を経て、2003年にMedico-tec株式会社として創業し、数千種類の展示装置の納入実績となっている。また、2019年にSTEAM教育を通じて「つくりながら学べる場」の創造を目指して、株式会社OpEL.を立ち上げた。現在は両社の事業責任者として従事しながら、次世代の教育装置の開発活動を精力的に行っている。

蘇嶐窯スタッフ, 陶芸家
涌波 まどか

蘇嶐窯は、京都・清水焼と福岡・小石原焼に伝わる技術をそれぞれ受け継ぐ職人が互いの技を融合し、夫婦で作陶活動をしています。 蘇嶐窯の青磁は「練り込み青磁」といい、生地に顔料を練り込み釉薬を掛けることで、深みのある青を表現しています。そこに小石原焼の技法の「飛かんな」を入れることで、削られた土の溝に釉薬が溜まり規則的な文様が浮かび上がります。こうして他にはない新しい青磁の世界を模索しています。蘇嶐窯が目指す色は、雨上がりの空のような青さです。この澄んだ青をたくさんの人に伝えたいという想いから、美しさと機能性を兼ね備えた商品作りに取り組んでいます。私たちの紡ぐストーリーと器が、皆様の食卓に彩りを添えるお手伝いができましたら幸いです。

1976年 福岡・小石原に生まれる
1999年 佐賀大学教育学部 卒業
2000年 京都府立陶工高等技術専門校 成形科 修了
2001年 京都府立陶工高等技術専門校 研究科 修了
2015年 未来の名匠 認定
2016年 京ものユースコンペディション 準グランプリ受賞
2016年 フランスパリにて展示販売
2016年 イタリアローマにて展示及び実演(国交150年周年公認)
2016年 台湾 CREATEVE EXPO TAIWANで展示販売
2016年 オランダアムステルダムにて展示販売
2017年 アメリカアンダーソン日本庭園にて展示販売及び実演 イリノイ州
2018年 KOUGEI NOW “DIALOGUE”出展
2018年 香港にてDesign Week 京都 in香港に参加。実演及び展示販売
2019年 香港にて Fine Art Asiaに参加。
2019年 イタリアローマにて展示販売及び実演。ワークショップ。
2019年 中国・上海のKyoto Houseに参加。展示販売。
現在 蘇嶐窯にて作陶活動中

映像作家
奥田 しゅんじ

2017年、高校在学中に独学で映像制作をはじめる。
一般人の個人的な語りを集めた映像作品や短編映画など、ドキュメンタリーの要素を取り入れた作品を制作。
その他、ミュージックビデオ『synchre「after ego」』の監督など、映像作家として活動しています。
現在、自分の両親が主演の長編映画『カエルくん消えた』を製作中。苦戦中。
同時に、若者世代の人生の実感に関するインタビューを収集中。

FUKUSADA STUDIO株式会社 代表, プロダクトデザイナー
福定 良佑

1979年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、シャープ株式会社を経て2008年ミラノドムスアカデミー(インテリアデザインコース)を修了。同年より、ミラノを拠点とするデザイナーパトリシア・ウルキオラのスタジオで経験を積み、イタリア有名メーカーとの家具、照明、キッチンウェアなどのプロジェクトに携わる。2012年帰国後京都にFUKUSADA STUDIOを設立し、国内の企業をはじめ、イタリアやデンマークの企業とのプロジェクトの実績がある。家具・インテリア製品・家庭雑貨などの幅広いデザインを手掛け、それらのプロダクトは国際的なデザイン賞も多数受賞している。

ORGANIZER

株式会社ロフトワーク / MTRLプロデューサー、旅人
田根 佐和子

大手PC周辺機器メーカーで営業部門、広告部門を担当した後、2006年、ロフトワークに入社。クリエイターとのチームメイキングに定評があり、ソーシャルゲームなどのコンテンツ・ディレクション分野で活躍。2011年に京都オフィスの立ち上げメンバーとして京都移籍。現在は素材の新たな可能性を探る事業「MTRL」のプロデューサーとして、企業や職人、研究者を繋ぐ活動をしている。特技は”興味の湧かないものはない”こと。職人/技術者/研究者への人一倍のリスペクトと個人的な好奇心から、プライベートでも日本中を駆け巡って会いに行ってしまう。趣味はスキーとダイビングという、ロフトワークでは数少ないアウトドア派。

https://loftwork.com/jp/people/sawako_tane

OUTLINE

開催日 2022/10/25(火) 19:00–21:00 (開場 18:30)
場 所 FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
京都府京都市下京区本塩竈町554

▼電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

▼バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
参加費 1000円(1drink付き)※ 学割:学生の方は学生証提示で50% OFF
定 員 35名
その他

特定商取引法に基づく表記

外部サイトにてお申し込みいただけます