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【オンライントークセミナー】「手に取る機会を取り戻す」コミュニケーションツールのデザイン ー 事例:東レ ウルトラスエード x 1518

「集まれない・触れられない」 状況下のなかで、いかにしてフィジカルなコミュニケーションを取り戻すか? という視点から、素材や製品の魅力や価値を伝える「ツール」や「体験」のデザインについて考えます。

開催日

2021/06/23 (水)

時 間

14:00–15:00

場 所

オンライン

定 員

100名

参加費

無料

ABOUT

フィジカルなコミュニケーションを取り戻す

「オンラインでの打ち合わせやヴァーチャル展示はすっかり当たり前になったけど、“実物” がないとどうも盛り上がらない」「製品展示や体験の場が欲しいけれど、大人数が集まるイベントへの出展は難しい」…そんな声を、この1年間で数え切れないほど耳にするようになりました。

「展示会で直接会って、素材や製品を見て手に取りながら話す」といった、オンラインでは置き換えられない体験に飢えている方は多いのではないでしょうか?

そこで、「集まれない・触れられない」 状況下のなかで、いかにしてフィジカルなコミュニケーションを取り戻すか? という視点から、素材や製品の魅力や価値を伝える「ツール」や「体験」のデザインについて考えます

東レ ウルトラスエード展示に見る「新しいコミュニケーション」とは?

FabCafeNagoyaで行われた展示の様子:ウルトラスエードを用いた家具を実際にお客さんがカフェ利用時に使用することができる体験型展示を実施。

ゲストにお迎えするのは、東レ株式会社 ウルトラスエード事業部の塚本さん、プロダクトデザイナーの横関さん。

2021年3月、カフェ空間へのプロダクト設置を通じて素材の魅力を発信する機会として、MTRLのプロデュースのもとコラボレーション展示企画『Exhibition by 1518 feat.Ultrasuede®』が開催されました。

「ウルトラスエード®︎」は、高級な質感、色彩表現と機能性から、自動車内装やインテリア、ファッションなど多様な領域で重用されている素材です。この展示企画では、その特性を横関さんが存分に引き出した「1518*」のプロダクトが公共の場に展示されることで、「実際に使われている光景・人の動きや声」にメーカー・デザイナーそれぞれが触れ、またその環境の中で商談やプレゼンテーションといったフィジカルな交流、対話が生まれていました。

コラボレーションで取り組んだチャレンジを通じて見えてきた「新しいコミュニケーション」のポイントとは? 事例紹介とおふたりとのトークから探ります。

▲ Exhibition by 1518 feat.Ultrasuede®「Made by Community–コミュニティから生まれる家具」 会場風景動画

こんな方におすすめ

  • 「コロナ後の展示会」に課題感を感じている、材料メーカー・加工技術メーカーの方
  • 「オンライン商談」の増加に伴う、製品やサンプルの実物を実際に手に取りながらのコミュニケーションの機会不足に悩んでいる方
  • 展示会場や自社ショールームでの、「製品展示や体験の方法」をあらためてデザインする必要性を感じている方
  • 自社の「製品や技術のコアバリューの伝え方」を模索しているB2B企業の方

Ultrasuede®

Ultrasuede®は、ジャパン・クオリティの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた高感度・高機能素材です。やわらかな風合いと手ざわり、高度な品質は、お客様のユーザー体験をアップグレードする機能性素材として世界中からたしかな信頼を得ています。
また、ポリマー・リサイクルシステムの導入、植物由来ポリマーへの移行など環境負荷低減と共に、産学連携活動などの社会活動も積極的に行っています。責任ある製品づくりを通じて人々の豊かな暮らしに貢献、持続可能な社会の実現を目指しています。Ultrasuede®は、未来の「美しき可能性」に向けて進化する素材です。

https://www.ultrasuede.jp/

1518

1518(いちごいちはち)は、2020年に設立した中小の家具メーカーを中心とした家具のものづくりのコミュニティです。作り手と使い手を完全に分けてしまうのではなく、メー カー、デザイナー、ショップ、そしてユーザーが一緒になって、共感性の高い“私 たちの”ものづくりを可能にする、オープンなコミュニティ作りと運営を行います。1人では できないこと、1社では挑戦できないことを、ともに実現できる活動を応援していきます。

https://15-18.jp/

PROGRAM

14:00-14:05

イントロダクション

14:05-14:20

ケーススタディ:「体験のデザイン」による、これからの素材の魅力の伝え方
紹介事例:東レ(ウルトラスエード®)、タイカ(αゲル)、東洋アルミニウム(メタリック顔料クロマシャイン®︎)
株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー /FabCafe Nagoya 取締役  井田 幸希

14:20-14:50

クロストーク:「コロナ禍でのコラボ展示企画から見えた『新しい体験』の可能性」
東レ株式会社 大阪本社 ウルトラスエード事業部 ウルトラスエード課 塚本 陽人
RYOTA YOKOZEKI STUDIO株式会社 代表 横関 亮太
株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー 木下 浩佑
株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー /FabCafe Nagoya 取締役  井田 幸希

14:50-15:00

Q&A

SPEAKER

東レ株式会社, 大阪本社 ウルトラスエード事業部 ウルトラスエード課 担当課長
塚本 陽人

1982年茨城県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。2005年に東レに入社以降Ultrasuede®の企画開発・マーケティングに従事。
Premiere Vision ParisでPV Awardsを受賞した銀面調人工皮革Ultrasuede® nuの開発も手掛け、ファッション、インテリア、自動車など様々な業界で、素材が生み出すクリエイションの可能性を追求している。

RYOTA YOKOZEKI STUDIO株式会社 代表取締役/プロダクトデザイナー
横関 亮太

1985年岐阜県生まれ。金沢美術工芸大学製品デザイン学科卒。2008年から2017年までソニー(株)クリエイティブセンター勤務。2017年RYOTA YOKOZEKI STUDIOを設立。プロダクトデザインやクリエイティブディレクションを軸に、家具、家電製品、生活用品など国内外の様々なプロジェクトを手がける。2016年「AIZOME chair」がVitra Design Museumに永久所蔵された。iF Design賞、Good Design賞など受賞多数。
http://www.ryotayokozeki.net

株式会社ロフトワーク / MTRL / 株式会社FabCafe Nagoya, MTRLプロデューサー、FabCafe Nagoya COO
井田 幸希

慶應義塾大学 環境情報学部卒。通販業界を経て独立し、編集プロダクションで企画・編集を幅広く手がける。さらに広告営業を経て、2017年に株式会社ロフトワーク入社。プロデューサーとして幅広いプロジェクトでクライアントの機会創出を手がける。2020年からは取締役として株式会社FabCafe Nagoyaに参画。立ち上げメンバーとして、ものづくりに重点を置いて事業開発やデザン経営の推進を行なっている。
https://loftwork.com/jp/people/miyuki_ida

株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑

京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

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OUTLINE

開催日 2021/06/23(水) 14:00–15:00
場 所 オンライン
参加費 無料
定 員 100名
配信

Zoom/Youtube Live

対象
  • 「コロナ後の展示会」に課題感を感じている、材料メーカー・加工技術メーカーの方
  • 「オンライン商談」の増加に伴う、製品やサンプルの実物を実際に手に取りながらのコミュニケーションの機会不足に悩んでいる方
  • 展示会場や自社ショールームでの、「製品展示や体験の方法」をあらためてデザインする必要性を感じている方
  • 自社の「製品や技術のコアバリューの伝え方」を模索しているB2B企業の方
主催

株式会社ロフトワーク

ご注意

 

  • 当選者の方には、開催前日までに参加URLをご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。