MESH×マテリアルでアイデアを”形”にする

日常の暮らしや空間とテクノロジーを組み合わせて考えてみる。

Iotという言葉が世に出てきて、日々の暮らしの中にテクノロジーが入り込んできました。

「冷蔵庫に入っている材料でレシピを提案してくれたらいいな」
「出かける時に傘がいるかどうかすぐわかったら便利だな」
「外にいても家に誰が来たか、わかったらいいのに」

製品の性能の向上だけでなく、いかに新しい価値や体験を見出せるかが求められています。

でも、製品の開発は素人には無理……というのは昔の話。ソニーの「MESH」(http://meshprj.com) なら簡単にできてしまうんです。

このMESHと、ロフトワークが新たにオープンしたコワーキングスペース「MTRL KYOTO」を使って暮らしの「あったらいいな」を空間を使って実験してみませんか？

MTRL KYOTOは、2015年12月7日にオープンしたコワーキングスペース。デジタルなものづくりとクリエイターの想像力、そして木材、塗料、電子基板、伝統技術などの”マテリアル”（素材）と、ここに集う人々が掛け合わさったとき、一体どんな未来が生まれるのか？を探求します。

今回は、IoTのプロトタイピングによって、暮らしの未来を考えるワークショップです。当日はMTRL KYOTO に置かれているマテリアルも、築110年和洋折衷三階建ての空間自体もご自由にお使いください。ご自分のものをお持ちいただいて、一緒にハックしてみても面白そうです。

【利用できるものの例】
・木っ端・木の板
・段ボール
・プラカップ
・ポリ袋
・アクリル板
・ナイロンのネット
・ワイヤー
・マスキングテープ
・テグスやタコ糸
・毛糸
・ゴムひも
・ねじ、釘
・レゴブロック
・hue（スマートLED照明システム）
・その他、MTRL KYOTOに集まる特徴的なマテリアルたち
ほか

オープン直後で自由度の高いタイミングだからこそできる空間全体を使った実験で、新しい製品・サービスデザインのヒントを見つけてみませんか？
皆さまのお越しをお待ちしております。

こんな人におすすめ

・自社の事業にものづくりやIotを取り込んでみたいと考えている方
・新しいものづくりの体験を通して新たなアイデアを出したい方
・MESHでIotを体験してみたい方
・柔軟な発想とその実践によるイノベーションを体験してみたい方
・さまざまなマテリアルを使ってプロトタイピングしてみたい方
・ロフトワークの新しいクリエイティブ空間「MTRL」を体験してみたい方

当日の流れ

15:30-15:40　イントロダクション（MTRL KYOTO紹介)
15:40-15:55　インスピレーショントーク（京都大学総合博物館　塩瀬隆之さん）
15:55-16:10　MESHの紹介＆デモ
16:10-16:30　アイスブレイク
16:30-16:40　MTRL KYOTOツアー
16:40-17:45　ワークショップ
17:45-18:00　発表

講師プロフィール

塩瀬隆之

京都大学工学部卒業。博士(工学)。京都大学情報学研究科、経済産業省産業技術政策課を経て現職。アナログとデジタルを融合させた子どもの創造性を育む場づくりに従事。日本科学未来館 “おや？”っこひろば総合監修、NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員、文部科学省中央教育審議会専門委員など。共著書に「インクルーシブデザイン」「科学技術Xの謎」ほか。

萩原丈博

ソニー株式会社 MESH projectリーダー。1978年神奈川県生まれ。学生時代、コンピュータサイエンスとアートやデザインに関する分野への興味から始まり、インターネットを活用したメディアアート制作活動を精力的に行う。2003年ソニー入社。ソニースタイル（現 ソニーストア）、So-netなどネットワークサービスの設計開発やサービス企画に従事。ソニーの研究開発組織にて社内スタートアップMESH projectをスタート。

MESHとは

さまざまな機能を持ったブロック形状の電子 “MESHタグ” を”MESHアプリ” 上でつなげることにより、あなたの「あったらいいな」を実現できるツールです。
難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。IoT（モノ・コトのインターネット化）を活用した仕組みも簡単に実現します。
http://meshprj.com

企画：MTRL KYOTO / ソニー株式会社