TOKYO
- EVENT
- 受付中
“越境する生き方”の哲学 〜自分が育ってきた価値観に、囚われすぎないためには〜
大学・職種・業界など、人は誰しも所属や文脈を人生に背負っている。その“実は小さな集団”に生まれる「縛り」に囚われすぎず、必要なときにその境界を越えるには、何が必要なのか? 二人のアントレプレナーとともに考えます。
ABOUT

人は、所属するクラスターから少なからず影響を受けている
大学、職種、会社、業界、コミュニティ。私たちはさまざまなクラスターに所属しながら、専門性を身につけ、人と出会い、自分の価値観や生き方をつくっていきます。
一方で、その場所で長く過ごすほど、「何が評価されるのか」「どんな肩書きに価値があるのか」「何を成功や失敗と捉えるのか」といった、そのクラスター固有の基準も身につけていきます。
「高学歴な大学まで出たら、この道を選ぶべきではないか」「美大卒たるもの、自分らしい思想や表現を磨ける生き方にこだわるべきではないか」。誰かに言われたわけではなくても、所属してきたクラスターの価値基準や周囲からの見られ方が、自分の人生選択に影響する。そんな「縛り」は、多かれ少なかれ誰にでも生まれうるものなのかもしれません。
これまでの「縛り」に囚われすぎずに、“健全に”クラスターを越えるには
とはいえ、所属から生まれた縛りをすべて捨てればいい、という話でもありません。そこで身につけた価値観や美学、関係性は、自分をつくってきたものでもあります。
一方で、それを唯一の基準としてしまえば、自分が別の領域や生き方に惹かれたときにも、「このクラスターではどう見られるか」「ここで積み上げたものを失わないか」という基準だけで判断してしまいがちです。
同じように何かのクラスターに所属し、そこでの価値基準や関係性を身につけてきたにもかかわらず、今いるクラスターの外側に惹かれる領域が生まれたとき、それを自分の選択肢として実際に選び、行動できる人もいます。 彼らにも、所属してきたクラスターから生まれる「縛り」はあったはずです。それでも、その縛りに囚われすぎずに別の領域を選べたのはなぜなのか。何が、その縛りを相対化するきっかけになったのでしょうか。
自らクラスターを越え、場をひらいてきた二人の実践者とともに考える
ストにお招きするのは二人のアントレプレナー、杉本雅明氏と下川俊成氏。
お二人はいずれも、もともと所属していた専門やキャリアの界隈に留まりすぎることなく、自分自身の関心を起点に活動する領域を広げてきた方々であり、同時に、Lab-Cafe、100 Programなど、異なる背景を持つ人が出会い、新しい活動が始まる場そのものを作ることにも数多く関わってきました。

杉本氏が創設した東大付近に位置する学生のためのカフェ「Lab-Cafe」。学生にとっての分野横断的なサードプレイスであり、肩書きに関係ない仲間を見つけたり、新しい何かに挑戦できる場所として、学生たちに長く愛されている(https://lab-cafe.net/)

下川氏が手掛ける、全国の大学生・大学院生向け技術プログラム「100 Program」。未経験でも参加可能で、”技術界隈”に閉じない、ものづくりに興味がある学生全てに門戸を開いている(https://100program.jp/)
そんなお二人にも、かつて所属してきたクラスターから生まれる縛りはあったのか。縛りとどのように向き合い、別領域へと踏み出してきたのか。また、クラスターの異なる人同士が出会い混ざる場を設けたことは、そこに集まる人達にどのような影響を与えてきたのか。
当日は、お二人のこれまでのご経歴の紹介と、パネルトークの時間を通じ、「既存のクラスターの価値観に縛られすぎない、健全なクラスターの越え方」について深掘りします。
こんな人におすすめ
- 専門・職種・業界に関して、これまで所属してきたクラスターとは違う領域が気になっているが、今いる場所の人間関係や価値観につい影響されてしまう方
- 「ここまでやってきたから」「今さら変えるのはもったいない」という感覚に覚えがある方
- 所属してきた場所から受ける影響と、自分自身の選択との関係を考えてみたい方
- 異なる人や価値観が交わる場が、人の選択にどんな作用を持つのかに関心のある方
PROGRAM プログラム
| 17:30~ | 会場・受付開始 |
|---|---|
| 18:00-18:05 | オープニング |
| 18:05-18:20 | インプットトーク① |
| 18:20-18:35 | インプットトーク② |
| 18:35-19:05 | クロストーク |
| 19:05-19:30 | 感想シェア+Q&A |
| 19:30-19:35 | クロージング |
| 19:35-20:00 | 懇親会 |
SPEAKER 登壇者
eau&company株式会社, CeXO(Chief eXplorer Officer)
杉本 雅明
2008年、大学近傍にコミュニティーカフェ「Lab-Cafe」を立ち上げ、以後、大学を拠点とした社会変革と文化醸成をライフワークとする。2012年、オープンソースハードウェアプロジェクト「OpenPool」をローンチし、翌年SXSWに初出展。2013年グッドデザイン賞受賞、2014年SXSW Interactive Awards Amusement部門ファイナリストに選出。同年、東京大学発スタートアップをSXSWへ派遣するプログラム「Todai To Texas」を共同設立。さらにエレファンテック株式会社(旧AgIC株式会社)を共同創業し、インクジェット印刷による脱炭素電子基板技術の普及に取り組む。ポリエステル繊維リサイクル技術で令和6年度近畿地方発明表彰 近畿経済産業局長賞および第55回繊研合繊賞 サステナブル賞を受賞。2025年、同社顧問に就任。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修了(理学修士)、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程単位取得退学。
100株式会社, 代表取締役
下川 俊成
昭和62年生まれ、福岡県出身。東京大学法学部卒業。複数のスタートアップに挑戦した後、とくに学生の技術プロジェクト支援活動に10年以上にわたり携わる。2014年に東京大学発スタートアップをSXSWへ派遣して海外挑戦を支援する「Todai To Texas」、2016年に学生がサイドプロジェクトを行うための秘密基地「東京大学本郷テックガレージ」、2018年にmicro:bitを使ったプロトタイピング授業の「ものゼミ」、2022年に全国の学生のためのオンライン開発プログラム「100 Program」などを立ち上げ、以来運営。2025年より現職。
ORGANIZER
株式会社ロフトワーク, MTRL リードディレクター
杢 浩睦
東京大学大学院理学系研究科化学専攻修了。大学院では電気化学応答性高分子の界面設計に関する研究に従事。卒業後は経営コンサルティングファームにて、大手企業の中期経営計画のモニタリング実行支援や新規事業開発支援等に携わり、その後ロフトワーク MTRLにリードディレクターとして入社。多様な人・領域・組織が交わる場やコンテンツを好み、個人が生まれに関係なく個性に従って満足に生きられる世界観に憧れる。大好きなジャンプ作品は『僕のヒーローアカデミア』。学生時代、Lab-Cafeを頻繁に利用し、100 Programを受講していた。
OUTLINE 概要
| 開催日 | 2026/10/08(木) 18:00–20:00 (受付 17:30~) |
|---|---|
| 場 所 | FabCafe MTRL(FabCafe Tokyo 2F) |
| 参加費 | 無料 |
| 定 員 | 20名 |
| 開催方式 | 対面 |
| 参加方法 | peatixより申し込みください |
| 主催・企画・運営 | 株式会社ロフトワーク MTRL事業部 |
| ご注意 |
|
Peatixのサイトにリンクします