KYOTO
- Talk event
- 受付中
【京都のタネ vol.16】「宇宙へ行く」から、「宇宙で何をする?」へ ―誰もが自分の専門で宇宙に関われる時代―
京都大学「宇宙学セミナー」連携シリーズ(2)
ABOUT イベント内容
多くの研究者や学者が住まい、行き交う学術都市、京都。今日もさまざまな研究や学問探究があちこちでなされています。せっかく今京都にいるのなら、知らないままではもったいない。
「京都のタネ ─ 学問や研究の芽吹くまで」は、京都に潜む様々な研究の種について研究者同士で会話しながら、根掘り葉掘り聞いてみるイベント。そのトークを自由に見聞きできる、ゆるい交流イベントです。
昔から研究者が集まる京都を、日本の未来の技術や研究の中心にしていきたい。
面白くてワクワクする。そんな楽しくてゆるやかな繋がりの場に気軽に参加してください。
知らなければ始まらない。学者による研究の最前線トーク
学生・研究者密度日本一の街、京都。しかし、日常の中で「研究のリアル」に触れる機会は意外に少ないものです。
論文という「結果」の裏には、膨大な試行錯誤と、世界を変えるかもしれない「葛藤の物語」が眠っています。
この街に溢れる学問のタネに触れ、未来を形作る新しいコラボレーションをここから始めませんか。
Presentation Theme
「宇宙へ行く」から、「宇宙で何をする?」へ
―誰もが自分の専門で宇宙に関われる時代―
「宇宙」と聞くと、ロケットや人工衛星をつくる専門家だけの、少し遠い世界を思い浮かべるかもしれません。
私はこの26年間、小型人工衛星の研究開発に携わり、13機の衛星の設計、製造、打ち上げ、運用を経験してきました。また、人工衛星のベンチャー企業を共同創業し、人工衛星を社会の中で事業として成り立たせることにも挑戦してきました。
この四半世紀で、宇宙へ行くための技術は大きく進歩しました。宇宙にものを運び、人工衛星を動かすことは、まだ簡単ではありませんが、かつてほど特別なことではなくなりつつあります。いわば、宇宙工学が社会の裏側を支える「見えない基盤」になり始めています。
すると、次に問われるのは「どうやって宇宙へ行くか」だけではなく、「宇宙で何をするか」です。食、衣服、住まい、医療、教育、芸術、農業、ものづくりなど、地上にあるあらゆる仕事や知恵が、宇宙と結びつく可能性があります。宇宙工学を学んだ人だけでなく、一人ひとりが自分の専門や関心を持ち寄ることで、宇宙に関われる時代が始まっています。
宇宙を特別な場所としてではなく、私たちの仕事や暮らしの延長として捉え、皆さんと一緒に考えたいと思います。
東京大学, 大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻・特任准教授
宮下 直己
東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻博士課程修了。在学中、世界初の超小型衛星CubeSat(CUTE-IやCute-1.7 + APD)などの開発・運用に携わる。大学院卒業後、2008年に株式会社アクセルスペースを共同創業。取締役に就任し小型衛星システムの技術全般を統括。2023年より現職。人工衛星の民主化・高機能化・量産化・デジタルエンジニアリングの研究を進めるにあたり、社会学・哲学・歴史にも触れ、製造業全体の革新を視野に入れたものづくり・ことづくりを探究し、その知見を宇宙開発へとフィードバックして新たな価値創造を目指している。
こんな人におすすめ
こんな人におすすめ
「世にはこんな世界があるんだ!」と面白がって仲間になってくれそうな方のご来場をお待ちしています。
-
「宇宙に関わる仕事や研究」に興味がある大学生・大学院生
工学系はもちろん、文理問わず「自分の専攻がどう宇宙と繋がるのか」を探りたい方。京大「宇宙学際研究グループ」とのコラボだからこそ触れられる学問の最前線や、専門の枠を越えたキャリアのヒントを得たい方。 -
「宇宙」と聞くとワクワクする・現在の宇宙開発のリアルを知りたい方
「いつか宇宙に行ってみたい」「SFのような世界」に夢を馳せていた方へ。小型衛星が社会を支え始め、「宇宙で何をするか」を考える段階まで来ている最前線の“いま”と未来のリアルを感じたい方。 -
自分の専門や仕事を「宇宙」と掛け合わせてみたい・新展開を探りたい方
食、医療、アート、モノづくり、伝統産業など、自分の専門分野やビジネスが宇宙とどうつながるのか、新しい可能性や「問いの立て方」のヒントを得たい方。 -
宇宙開発の最前線やものづくりの裏側に触れたい方
小型人工衛星開発の第一線で13機の衛星を手がけ、ベンチャー創業や技術革新に挑んできた技術者の試行錯誤や熱いプロセス(研究のタネ)を体感したい方。 -
「宇宙=遠い世界・専門家だけのもの」というイメージをアップデートしたい方
宇宙工学が社会の裏側を支える基盤となりつつある今、「これからの宇宙時代に自分は何ができるか」をフラットな視点で捉え直してみたい方。 -
専門の垣根を越えて、日常にない「新しい出会いや気づき」を持ち帰りたい方
最先端の宇宙研究・工学と、京都の多様な日常・異分野の知が交差する場所です。立場やバックグラウンドに関わらず、お互いの知的好奇心を刺激し合う「京都のタネ」ならではのゆるやかな交流を楽しみたい方。
※分野や専門、バックグラウンドは一切問いません。アート、伝統、宗教、ビジネスなど、日々の実践を通じて「考える」を深めているすべての実学の研究者のご来場をお待ちしています。
コラボ開催! 京都大学・宇宙学際研究グループ
人類の宇宙での活動は、いまや幅広い分野に広がり、高度な工学や理学だけでなく、医学や哲学・倫理学といった多様な学問が有機的に連携する総合的なアプローチが重要になってきています。
京都大学大学院理学研究科SACRAの宇宙学際研究グループでは、こうした新しい宇宙の時代に向けて、分野を越えた研究・教育活動を進めています。
その一環として、京都大学の学生向けに行っている「宇宙学セミナー」を、今回は一般の方にもご参加いただけるサイエンスカフェ形式で開催します。本企画は、「京都のタネ」と連携して実施します。
PROGRAM プログラム
| 18:40 | 開場。順次ドリンクをオーダーして着席 |
|---|---|
| 19:00 | ご案内。開始の案内 |
| 18:35 | トークセッション
|
| 20:05 | クローズ挨拶、ネットワーキング |
| 21:00 | クローズ |
ORGANIZER オーガナイザー
京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻, 准教授
榎戸 輝揚
東京大学大学院・理学系研究科・物理学専攻を卒業。スタンフォード大学、NASAゴダード宇宙飛行センター、京都大学白眉センター、理化学研究所を経て、現職。専門はX線天文学を中心とした宇宙物理学で、宇宙最強の磁石星と呼ばれる謎の中性子星「マグネター」を観測している。宇宙物理学の技術を応用し、日本海沿岸の冬の雷や雷雲からのガンマ線を観測するシチズンサイエンス「雷雲プロジェクト」を進めている。学術系クラウドファンディングで始めた「雷雲プロジェクト」では、2017年に雷で陽電子(電子の反粒子)が発生することを見つけ「Nature」誌に発表され話題に。最近は、月の水資源を探すMoMoTarOプロジェクトを進めている。
株式会社ロフトワーク, プロデューサー
山田 富久美
京都生まれ、京都育ち。幸福感に関心を持ち、大学卒業後はウェディングプランナーに。その後、NIPPONIAプロジェクトに参画し、拠点・サービスの立ち上げに従事。個人・組織・まちの転換期に立ち会う経験を通して、未来への道筋をつくり伴走する仕事に関心を持ち2022年6月ロフトワークに入社。
感性を起点にした変化のデザインを得意とし、企業や大学・研究機関の変革に向けた新サービス立ち上げやコミュニケーションデザイン、ブランディングのプロジェクトを担当。変革のはじまりはロジックではなく感性から。正しさよりも“らしさ“を大事にしながら、現場の眼差しから新しい価値が生まれるプロセスをデザインし、プロジェクトを育てることを目指している。
株式会社ロフトワーク , MTRLプロデューサー、コミュニケーター
田根 佐和子
大手PC周辺機器メーカーで営業部門、広告部門を担当した後、2006年、ロフトワークに入社。クリエイターとのチームメイキングに定評があり、ソーシャルゲームなどのコンテンツ・ディレクション分野で活躍。2011年に京都オフィスの立ち上げメンバーとして京都移籍。現在は素材の新たな可能性を探る事業「MTRL」のプロデューサーとして、企業や職人、研究者を繋ぐ活動をしている。特技は”興味の湧かないものはない”こと。職人/技術者/研究者への人一倍のリスペクトと個人的な好奇心から、プライベートでも日本中を駆け巡って会いに行ってしまう。趣味はスキーとダイビングという、ロフトワークでは数少ないアウトドア派。
OUTLINE 概要
| 開催日 | 2026/09/30(水) 19:00–21:00 (開場 18:45) |
|---|---|
| 場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
| 参加費 | 1000円(1drink付) |
| 定 員 | 40名 |
| その他 |
「受付中」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。