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MTRL HongKongから世界に発信!日本のものづくり事業者とシンガポールデザイナーによる「KYOプロジェクト」

2018年3月9日〜23日にMTRL Hong Kongにて経済産業省 関東経済産業局とシンガポールデザイン庁の協調支援事業「KYOプロジェクト」の展示会が行われ、Loftwork Hong Kongが会場提供と展示会サポートを手がけました。

KYOプロジェクト

「KYO」は「共」を意味し、伝統技術を持つ関東のものづくり事業者とシンガポールのトップデザイナーのコラボレーションにより共にグローバル市場の進出を目指すプロジェクトです。

参加事業者:(株)TreetoGreen、(株)堀口切子、(株)富田染工芸、(株)向山窯、朝倉染布(株)、厚川産業(株)、(有)中むら、新潟漆器(株)、(株)イシモク、大久保鋳物 四代晴雲 原 惣右ェ門、(有)相和シボリ工業、菅原工芸硝子㈱

参加デザイナー:Jackson Tan (BLACK)、Chris Lee (Asylum)、Colin Seah (MOD)、Wong Mun Summ & Richard Hassell (WOHA)、Naoko&Marc Webb (Takenouchi Webb)

左:蝋型鋳金 四代晴雲 原惣右ェ門工房 x デザイナーChris Lee 「ダンシング・フレイム」(KYOプロジェクト) 右:有限会社中むら x デザイナーColin Seah 「Dot Dot」(KYOプロジェクト)
MTRL HongKongにKYOプロジェクトの12事業者のプロジェクト作品が並んだ

さまざまなビジネス・フィールドへのアピールの場に

展示会のオープニング・レセプションには、ホテル経営者やデベロッパー、インテリアデザイナー、建築家などさまざまな分野から100名を超える来場者があり大盛況を収めました。また、香港の新聞「South China Morning Post」に一面で取り上げられ、現地で注目を集めました。

来場者からは「ブランド理解や一緒にプロジェクト開発をするために、定期的に戻って来てほしい、もっと長期間滞在してほしい」などの声が聞かれた
現地紙 “South China Morning Post”に一面で取り上げられた “Traditional Japanese craftsmanship meets 21st century Singapore design in Hong Kong show” South China Morning Post 11 March 2018

アジアのビジネスのゲートウェイとなる香港。スピーディに進む商談で大きな成果も。

左:KYOプロジェクト プロジェクトディレクター 堀田 卓哉氏 右:レセプションには100名以上が訪れた
参加したKYOプロジェクトのみなさん

「香港は東アジア、東南アジアのビジネスのゲートウェイとなる重要な市場です。MTRL Hong Kongという、まさにプロジェクトを産み出していくスペースにおいて、KYOプロジェクトが狙っている顧客(ホテル関係者、ディベロッパー、クリエイターなど)を招待し、ソリューション(技術)やプロダクトの紹介を出来たのは、非常に良かったです。
BtoBのプロジェクト案件の商談は長期間かかるものが多いですが、すでに採用が決まった商談もあり(香港の雑貨ブランドが参加事業者の生地を採用)、香港での最初の展示会実施としては、大きな成果が得られたと考えています。」

KYOプロジェクト プロジェクト・ディレクター 堀田 卓哉氏

MTRL Hong Kongでは、展示会や現地コミュニティを活かしたイベントを企画・開催しています。アジアマーケットに興味のある方は、ぜひご活用ください。

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