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MTRL FUTURE SESSION vol.02 #HAPTIC DESIGN 〜マテリアルの感性・インタラクション・自在化が生み出すイノベーション〜

MTRL FUTURE SESSIONは、材料や材料に紐づく技術のイノベーションを探求するイノベーションプラットフォーム「MTRL」がお送りする未来洞察イベントです。ライフスタイルやビジネスにおける「未来のあたりまえ」につながるテーマを設定し、その道のフロントランナーとともに研究開発や製品開発、ビジネスにおける取り組みの紹介を通して新たな機会領域を探るためのセッションです。今回はフィジカルなマテリアルに「感性」や「インタラクション」「自在化」といった要素が備わった時、我々の未来にどのようなインパクトを与えうるのかを議論します。

開催日

2020/08/24 (月)

時 間

16:00–18:00

場 所

オンライン

参加費

Free

ABOUT

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・本イベントは、ライブ配信にて行います。
・ライブ配信のURLはイベント当日の正午ごろまでにご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
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テーマ「マテリアルの感性・インタラクション・自在化が生み出すイノベーション」

我々はさまざまな材料に囲まれ暮らしを送っています。例えば今あなたがこの記事を読むために触れている端末も多くの電子部材の組み合わせにより構成されています。これまで多彩な製法や加工法によってマテリアルが生み出され、我々の生活を大きく変化させてきました。

従来の材料開発は、特定の機能を得るために、特定の材料の合成によって単一機能を得るための開発が中心でした。しかし現在では、生み出される材料自体に「異なる意味」を埋め込む開発も盛んになりつつあります。今回のイベントでは、マテリアルに対して新しい研究開発に取り組む方々にお集まりいただき、マテリアルの「感性化」「情報化」「自在化」というキーワードからものづくりの今後を議論します。

「感性がひらく素材の可能性」

株式会社タイカとMTRLが共同で開発した「HAPTICS OF WONDER  12触αGEL見本帖」はタイカの開発する多機能素材「αGEL」が持つ感性的な価値に注目したツールキットです。ツールキットの制作において、さまざまなやわらかさのαGELを触感に基づき再評価しました。12触のαGELのラインナップでは、触感を「くちびる」や「鏡餅」といったネーミングをしており、その音感・音韻からも感触をイメージできるような設計になっています。材料の特徴や感触を活かしたサービス・デザインを実践したいデザイナーや開発者に向けて制作しました。

【参考記事】αGEL 触感の新しい評価基準とコミュニケーションツールをデザイン
プロジェクト事例 ― 株式会社タイカ
https://mtrl.com/projects/taica/

「マテリアルが生み出すインタラクション」

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科専任講師の山岡潤一氏は「情報の実体化」をテーマにマテリアルの特性や手法を研究・開発をしています。4月に立ち上げたFuture Crafts Projectではファッションやフードなどもテーマに置き、マテリアルが持つ多様な可能性にアプローチしています。

 

【参考記事】マテリアルとものづくりの未来を考える研究グループ、Future Crafts Projectを立ち上げました
https://note.com/jun1chi/n/n6b39e6da742c

【参考記事】リアルがバーチャルに切り替わる、まるでSFのような瞬間を表現した作品『boundary』

「モノの機能を自在に設計可能にする自在化材料開発」

Nature Architectsの大嶋泰介氏は「モノの機能を自在に設計可能な社会を実現する」というビジョンの下、ユーザーが求める機能要件をダイレクトに実現する設計技術「Direct Functional Modeling」を開発。ロボティクス、自動車、航空宇宙などでの活用が期待されています。

【参考記事】あらゆる素材をアップグレードする技術——Nature Architectsが拡張する、3Dプリントの可能性(facross)
https://fabcross.jp/interview/20191120_nature_architects.html

こんな方にオススメ

・材料・技術開発メーカーにお勤めの方
・材料の研究開発に関わる研究者、開発者
・Haptic Design(触覚のデザイン)に興味がある方
・Withコロナ・Afterコロナにおける新たなビジネスを考えたい方
・新しい素材・デバイスをご自身の企画や研究に活用してみたい方

HAPTIC DESIGNとは?

HAPTIC DESIGN PROJECTは「触れる」デザインの可能性を探求する研究開発活動です。本PROJECTは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)のEmbodied Media Projectと株式会社ロフトワークにより共同運営しています。企業との触覚コンテンツ/サービスの共同研究開発に始まり、HAPTIC DESIGNERの育成/コミュニティ醸成を促進するためのイベント「HAPTIC DESIGN MEETUP」や、触覚デザインをテーマにしたアワード「HAPTIC DESIGN AWARD」を実施してきました。

GUEST

感性がひらく素材の可能性 /  内田英之氏(株式会社タイカ 社長室)

2016年タイカに入社。αゲル営業部に所属し、同業種・異業種関わらず、様々な企業と対話を積極的に持ち、『αGEL』の新たな価値・用途・事業の創出企画に関わる。これまで関わった主な取り組みは、メイカソン『Taica αGEL Idea Creation』、『HAPTICS OF WONDER -12触αGEL見本帖 vol.1-』、αGELのSNS立ち上げ等。2020年4月より社長室に配属。

[ウェブサイト]株式会社タイカ https://taica.co.jp/
HAPTICS OF WONDER https://taica.co.jp/gel/collection/haptics/

マテリアルが生み出すインタラクション/  山岡潤一氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科専任講師)

2013年、慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD), マサチューセッツ工科大学 訪問研究員、東京大学大学院情報学環 特任助教を経て、メディアデザイン研究科 専任講師。 マテリアルの特性に着目した、インタラクティブメディア、デジタルファブリケーションに関する研究を行う。UISTやSIGGRAPHなどの国際会議で発表。またメディアアート作品の制作や、STEM教育向け知育玩具の開発も行う。WIRED CREATIVE HACK AWARD 2014グランプリ受賞 、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品、グッドデザイン賞(2018)、ACM UIST Honerable Mentionなど。

[ウェブサイト]
オフィシャルサイト
https://www.junichiyamaoka.net/

モノの機能を自在に設計可能にする自在化材料開発 /  大嶋泰介氏(Nature Architects CEO)

Nature Architectsでは、「モノの機能を自在に設計可能な社会を実現する」というビジョンの下、設計にイノベーションを起こすべく、ユーザーが求める機能要件をダイレクトに実現する設計技術「Direct Functional Modeling」を開発した。Direct Functional Modelingとは、最終製品に求められる部品ごとの様々な機能を、一体でデザインし出力することが可能な設計技術で、適用範囲は、ロボティクス、自動車、航空宇宙など動きを明示的に扱う最終製品はもとより、レバー、スイッチ、ファン、バネなどの部材も対象。新しい製造・加工方法を志向する企業と共同で開発することでDirect Functional Modelingを活用したプロダクトを世に生み出すことを目指している。

[ウェブサイト]
Nature Architects株式会社
https://nature-architects.com/

マテリアルが生み出すイノベーション /小原和也氏(MTRL プロデューサー)

2015年ロフトワークに入社。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。

https://loftwork.com/jp/people/kazuya_ohara

オーガナイザー

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科, 教授
南澤 孝太

2005 年東京大学工学部計数工学科卒業。2010 年同大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。メディアデザイン研究科特任助教、特任講師、准教授を経て2019 年より現職。
IEEE Technical Committee on Haptics Vice Chair in Conference、超人スポーツ協会専務理事・事務局長、CiP協議会理事、Telexistence inc 技術顧問を兼務。触覚技術を活用し身体的経験を伝送・拡張・創造する身体性メディアの研究開発と社会実装、Haptic Design を通じた触感デザインの普及展開、新たなスポーツを創り出すスポーツ共創の活動を推進。

株式会社ロフトワーク / MTRL ディレクター
栁原 一也

大阪府出身。2018年ロフトワークに入社し、翌年からMTRLに所属。大阪の編集プロダクションで情報誌や大学案内などの制作を行った後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科へ入学。身体性メディアプロジェクトに所属し、修士課程修了後リサーチャーとしてHaptic Design Projectの運営に携わる。プライベートでは大学院時代の友人と「GADARA」名義で自然物とテクノロジーの調和をテーマに制作活動を行っている。

主催

MTRLは世界3拠点(東京・京都・香港)に展開する、「素材」をテーマとしたクリエイティブプラットフォーム。日々行われるイベントやプロジェクトを通して、クリエイターが実際に素材に「触れ」インスピレーションを得ることで、新たなクリエイティブが生まれる場を目指しています。 https://mtrl.com/

PROGRAM

15:45 – 16:00

開場

16:00 – 16:10

オープニングトーク:柳原 一也( MTRL )

16:10 – 16:25

セッション1:「感性がひらく素材の可能性 」/内田英之氏(株式会社タイカ 社長室)

16:25 – 16:40

セッション2:「モノの機能を自在に設計可能にする自在化材料開発 」/大嶋泰介氏(Nature Architects CEO)

16:40- 16:55

セッション3:「MTRL・HAPTIC DESIGNの事例紹介」/小原和也(MTRL)

16:55 – 17:10

セッション4:「マテリアルが生み出すインタラクション 」/山岡潤一氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科専任講師)

17:10 – 17:20

休憩

17:20 – 17:55

クロストーク・質疑応答

17:55 – 18:00

クロージング

OUTLINE

開催日 2020/08/24(月) 16:00–18:00
場 所 オンライン
参加費 Free
ご注意

 

  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日mtrl.comに掲載する場合があります。
  • 本イベントは、ライブ配信にて行います。
  • ライブ配信のURLは当日の正午ごろまでにご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。