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先端の研究開発を行う研究者と社会課題解決に取り組むプレイヤーの3ヶ月の共創活動「サイエンスインパクトラボ」の2025年度業務をMTRLが運営

MTRL(運営:株式会社ロフトワーク)は、昨年に引き続き2025年度のサイエンスインパクトラボ(以下、SIL)の運営事業者として、本年度のプログラム運営に携わっています。

 

SILは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)が行う共創プログラムです。「先端の研究開発を行う研究者」と「社会課題解決に取り組むプレイヤー」が約3ヶ月に渡って共創活動を行い、研究の今後につながる社会実装プランを創出します。

 

SILのこれまでの成果は、上記のようなレポートとして公開されています。

【ウェブサイト】サイエンスインパクトラボ – RISTEX 社会技術研究開発センター
https://www.jst.go.jp/ristex/variety/co-creation/chance/sil/

 

サイエンスインパクトラボ2025では、多様な領域で先端の研究開発を行う6名の研究者が参画し、それぞれがテーマオーナーとしてユニットを形成しています。

各ユニットには、ビジネス領域で活躍する方々をはじめ、起業家、クリエイター、異分野の研究者など、分野横断的に社会実装を推進する特別な方々にユニットメンバーとしてご参画いただいております。

9月に本格的にプログラムがキックオフし、各ユニットが12月10日の成果発表に向けて活動しています。

Day1ワーク後の様子

成果発表の場は一般に向けても公開予定ですので、本プロジェクトの成果をぜひご期待ください。

ロフトワークのディレクター

株式会社ロフトワーク, MTRL ディレクター
川口 和真

兵庫県出身。立命館大学大学院経営学研究科修了。大学院では、意味のイノベーションにおけるデザイン思考を中心にデザインマネジメントを学ぶ。主に組織へのデザイン思考導入のための定量的評価をテーマに研究を行っていた。また、在学中に社会人向けのデザイン思考ワークショップのファシリテーター、デザインリサーチを用いた企業への新規サービス提案、インクルーシブデザインに関するリサーチなども経験。学問だけではなく、実務におけるリアルなデザイン思考やデザイン経営に携わってみたいと思い、ロフトワークに入社。夜の散歩が好き。

株式会社ロフトワーク, MTRL アシスタントディレクター
西浦 弘美

山口県出身。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了。大学院では身体性と触覚、インクルーシブデザインを中心に学び、実体験をもとに感覚過敏当事者が心穏やかになる自分だけのお守りを見つけるワークショップをデザイン。家族である黄色い犬のぬいぐるみおりくんを中心に据えた修論を執筆し、各所でもふもふの人と呼ばれる。卒業後、研修や展示のディレクションを行い、テクノロジーと社会の接続に面白さを感じたことからロフトワークに入社。

株式会社ロフトワーク, プロデューサー
吉江 美月

京都生まれ京都育ち。同志社大学大学院法学研究科(労働法専攻)修了。
大手メーカーの法務・コンプライアンス部で7年間勤務し、契約法務やコンプライアンス対応、M&A、訴訟、新規事業支援を担当。社内外で労務コンプライアンス研修の講師も務める。
M&Aやブランディング支援を通じ、法的視点を超えたプロジェクト推進に興味を持ち、2024年よりロフトワークに入社。Web制作、コミュニティデザイン、UXリサーチなどのプロデュースを担当。
社外では、教育・福祉施設の運営支援に携わり、華道嵯峨御流師範として研鑽を積む。趣味は野球観戦、華道、仲間との飲み時間。

株式会社ロフトワーク, MTRL事業責任者 / 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任講師
小原和也(弁慶)

2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在は事業責任者兼プロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

株式会社ロフトワーク, MTRL リードディレクター
松本 遼

京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科卒。在学中からデザイナーとして活動し、2007年にはUNIQLO CREATIVE AWARD 佐藤可士和賞を受賞。卒業後デザイン事務所勤務を経てフリーランスとなり、京都福寿園の広告制作や、10万筆の署名を集めたLet’s Dance署名推進委員会の広報戦略に参画する。
2017年ロフトワーク入社。意匠としてのデザインだけでなく、プロジェクトの上流からより深くクリエイティブプロジェクトに関わることを目指す。

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株式会社ロフトワーク, MTRL プロデューサー
篠原 彩音

立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。ゲストハウスとの出会いから宿泊業界に興味を持ち、新卒でライフスタイルホテルを運営するスタートアップ企業に入社。神奈川県や北海道のホテルで支配人を務めた後、2021年に開業した石川県・金沢のブティックホテルでは、副支配人としてオペレーション設計、新サービスの企画、レベニューマネジメントなど企画から運営まで幅広い業務に従事。ホテルというハードに捉われず、デザインの力を活用して人々の心を動かし、社会に前向きな変化をもたらす取り組みを実践すべくロフトワークに入社。将来は湖畔で暮らしたい。

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