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工場の技術×クリエイターで何ができる?ミートアップ「FABRICATE」Vol.1 「精密板金編」

FabCafe Tokyoにて新企画がスタート!「FABRICATE」は、つくるためのあらゆる「技術」を学び、シェアするミートアップです。日本の製造業を支える町工場の技術から、デジタルファブリケーションなどの最新技術まで、加工技術を共有し、ものづくりのプロセスに革新を起こすコラボレーションを目指します。今回は「精密板金」を取り上げます。

開催日

2021/02/24 (水)

時 間

19:00–21:00

場 所

オンライン

参加費

無料

お申し込みの皆様には、イベント当日17:00ごろにZoomのリンクをお送りします。

ABOUT

加工技術を体系的に学び、コラボレーションにつなげる場「FABRICATE」

2021年、FabCafe TokyoCounterpointは、つくるためのあらゆる「技術」を学び、シェアするミートアップ「FABRICATE」をスタートします。

射出成形、精密板金、真空成形、溶接、CNCミリング加工…etc。クリエイターやデザイナーがプロトタイピングを行うためには、様々な素材やその加工技術の知識が不可欠です。

FabCafeがテーマとする、3Dプリンティングをはじめとしたデジタルファブリケーションは加工技術のほんの一部。しかし、様々な加工技術の多くは工場・町工場や、研究所などに存在し、プロトタイプを作る時に実用的な加工の知識にアクセスし体系的に学ぶことは簡単ではありません。

「FABRICATE」は、世に存在するあらゆる加工技術に触れ、実用的な情報 (コスト・リードタイム・加工サイズや制約・事例) をシェアし、技術に精通した職人から、初心者のクリエイターまでが出会う、学びの場でありミートアップです。

ハードウェアプロトタイプを行うために不可欠な知識を学ぶと同時に、異なる分野の新たなコラボレーションを生み出すことを目指します。

1月21日に開催されたキックオフイベントの内容はこちらからご覧いただけます👇
FABRICATE Vol.0 レポート:大田区の「試作屋」が明かす、クリエイターと工場のコミュニケーションの型

工場の技術×クリエイターで何ができる?「FABRICATE」Vol.1
「精密板金」編

初回となる今回は、ゲストに半世紀続く精密板金工場である海内工業株式会社より海内美和さん、そしてデザイナーの齋藤秀幸さんをお招きします。

お二人は精密板金の技術を使った名刺ケース「FLIP」のデザインと制作で過去にコラボレーションをされています。

海内さんからは「精密板金」の技術の紹介やこれからの町工場のあり方について、齋藤さんからは、ご自身の作品のご紹介とともに、町工場とクリエイターがどのようにコラボレーションできるのか、というトピックについて話を伺います。

イベントはどなたでも参加可能ですので、お気軽にご参加ください。また、こういう加工技術を学びたい、こんな問題に直面している、などアイデアや困りごとがある方はぜひ参加フォームで教えて下さい。

こんな人におすすめ

  • ハードウェアプロトタイプの技術を知りたいクリエイター・デザイナー
  • 自らの技術を新たなコラボレーションに活かし、新たなビジネスにつなげたい、技術者・工場担当者
  • ハードウェアスタートアップ

SPEAKER

海内工業株式会社 代表取締役
海内 美和

1982年生まれ。大学卒業後、資産運用会社に勤めている間にリーマンショックが起きる。 それを機に 2008年11月より半世紀続く精密板金工場(海内工業株式会社)の立て直しを志し入社。営業業務部長兼取締役を経て、2014年10月より代表取締役社長として、「待つ」町工場から「自ら考え動く」町工場をコンセプトに、2013年より半世紀培った技を掲載した対話型WEBページである「板金ガイド」の開設や、町工場デザイナーBRANCHと組んで名刺ケースを製作・販売。 引き続き、板金の可能性を広げる新しい試みに挑み続ける。

http://amauchi-industry.com
http://guide.amauchi-industry.com/

株式会社Saito Design Studio 代表取締役
齋藤 秀幸

1981年埼玉県出身。 多摩美術大学プロダクトデザイン卒業。オフィス家具メーカーのオカムラ(旧 岡村製作所)を経て、2017年 Saito Design Studio を設立。 友人が設立した、町工場の困りごとを解決しながらモノづくりをする BRANCH のプロジェクトで、今回同じくゲストである海内工業との製品開発に参加、名刺入れ「 FLIP 」を デザイン。「人や社会に必要とされるもの」「メーカーの志しと技術」2つのバランスを取りながらデザインを考えている。

https://www.saitodesignstudio.com/

MODEREATOR

“Counterpoint” 代表
瀧原 慧

1992年生まれ。母方の祖父の代より大田区京浜島にて鈑金加工会社を家業として営んでいることから、KOCAにて”Counterpoint”として活動。町工場を中心とした「新しいものづくり」の在り方を考える。他方、「鉄工島FES 2019」や、文化庁「文化経済戦略推進事業」など、主にアートイベントにおける定性調査を行う。

https://note.com/counterpoint
https://shibuya-qws.com/project/mock-bank

FabCafe Tokyo CTO
金岡大輝

英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。

2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。

2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。

OUTLINE

開催日 2021/02/24(水) 19:00–21:00
場 所 オンライン
参加費 無料

お申し込みの皆様には、イベント当日17:00ごろにZoomのリンクをお送りします。