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ミラノデザインウィークレポート2022 〜エシカルとデザインのこれから〜
本イベントでは、ミラノデザインウィークに参加したMTDO デザイナー/アートディレクターの田子學さんとインクジェットによるエシカルものづくりに取り組む「エレファンテック」の杉本雅明さんをお招きし、2022年のミラノデザインウィークからみる最新のトレンドについてディスカッションを行います。
- 開催日
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2022/07/08 (金)
イベント終了
◎ FabCafe Tokyoにてリアル開催いたします。イベント後、懇親会も実施予定です。 オンライン配信も実施します。
ABOUT イベント内容
「エシカル」にどう向き合うか
世
界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)」。
2022年6月に開催されたミラノサローネは、第60回となり、出展企業1575社と600人のサローネサテリテ参加デザイナーを合わせた2175の展示は、6日間で173カ国から26万人の来場者を記録しました。
ミラノサローネ開催時期にあわせ、ミラノ市内で同時開催される個人や企業、団体の自由展示はFuorisalone | フオーリサローネ(見本市外、という意味)と呼ばれ、統括する運営団体があるわけではなく、ミラノサローネとは無関係に開催されています。
本イベントでは、ミラノサローネおよびミラノサローネの一環としてロー・フィエラミラノで同時開催される35歳以下の若手デザイナーの登竜門、サローネサテリテ。
そして市内で同時開催されるフオーリサローネを含む総称としての、ミラノデザインウィークについて横断的に取り上げます。
今年のミラノデザインウィークでは、「エシカル」というワードがデザインのコンセプトとしてこれまでより如実に意識されたといいます。それは素材からアティチュード(=姿勢)にまで、あらゆるスケールとディテールで表出しました。
エキスパートが現場で見てきたトレンド分析
一方で、さまざまなブランドやデザインが横並びで「エシカル」というワードで並んだからこそ見えてくる、「エシカル」に対するチャレンジのしかたや考えが多様に表現されたミラノデザインウィークでもありました。「エシカル」というこれからのデザインを取り巻く大きな流れは、これからどのようになっていくのでしょうか。
本イベントでは、ミラノデザインウィークに参加された、MTDO デザイナー/アートディレクターの田子學さんとインクジェットによるエシカルものづくりに取り組む「エレファンテック」の杉本雅明さんをお招きし、ミラノデザインウィークからみる最新のトレンドについてディスカッションを行います。
こんな方にすすすめ
・デザイン戦略の必要性を感じているメーカーやテック企業の方
・ミラノデザインウィークへの出展を検討している方
・エシカル、サスティナブルなマテリアルやデザインの最新の動向を知りたい方
SPEAKERS 登壇者
エレファンテック取締役副社長
杉本 雅明
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了。慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科後期博士課程単位取得退学 2014年1月。エレファンテック株式会社共同創業、取締役副社長就任 2015年からミラノデザインウィークへの出展を複数回(サテリテ→トルトーナ地区x3)経験。 エレファンテックでは、インクジェット技術を活用したものづくりを展開。サーキュラー・エコノミーの実現に向け製造技術とサプライチェーンデザインを磨いている。6月にポリエステルテキスタイルのアップサイクル技術がトレたまにピックアップされるが、ミラノ出張中でTVに出損ねる。
エレファンテック公式サイト
MTDO 代表取締役 デザイナー / アートディレクター
田子 學
東芝にて家電、情報機器に携わり、家電ベンチャーリアルフリート(アマダナ)の創業期に参画した後、MTDO inc.を設立。企業や組織デザインとイノベーションの研究を通し、広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルにデザインする「デザインマネジメント」を得意としている。 ブランディング、UX、プロダクトデザイン等、一気通貫した新しい価値創造を実践、実装しているデザイナー。国内外の受賞歴多数。
MTDO公式サイト
モデレーター
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
司会
FabCafe クリエイティブディレクター
Judit Moreno
スペイン出身。バルセロナ自治大学で東アジアの学士課程(2013)、関西外国語大学で1年留学(2012-2013)、キングス・カレッジ・ロンドンで文化イベントマネジメントの修士課程(2015)を経て、在バルセロナ日本国総領事館の広報文化班に6年間在勤。同時に、翻訳通訳の仕事にも手がける。2022年に入社、海外クリエイターとの共同プロジェクトを支援し、言語と国境を超える絆づくりを目指す。異文化交流、絵描き、伝統工芸、緑化デザインに関心がある。
企画・運営
FabCafe Tokyo CTO
金岡大輝
英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。
2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。
2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。
注意事項(以下についてあらかじめご了承のうえお申し込みください。)
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・イベントはオフラインとオンライン(YouTubeライブにて配信)で開催されます。
・オフラインを希望の場合、定員を超えた際のみ抽選結果を後日お知らせします。
・YouTubeライブURLは申込いただいたメールアドレス宛にイベント当日昼ごろまでにご連絡いたします。
・お申し込み締切は、開催前日を予定しています。
・参加者の方からイベントの進行を妨げるような行為があった場合は、イベントから退出いただく可能性があります。
OUTLINE 概要
開催日 | 2022/07/08(金) 17:00–19:00 |
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場 所 |
FabCafe Tokyo 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22-7 道玄坂ピア 1F Tel. 03-6416-9190 https://fabcafe.com/tokyo/ 京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分 JR 渋谷駅 徒歩10分 |
参加費 | 無料(要事前予約) |
定 員 | 40名 |
◎ FabCafe Tokyoにてリアル開催いたします。イベント後、懇親会も実施予定です。 オンライン配信も実施します。