KYOTO
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工芸記録映画「奥会津の木地師」上映会&トークイベント
この上映会は先人たちの文化や伝統、技術を記録した映像作品を掘り起こし、これからのモノ作りを続ける人たちとともに鑑賞し、気軽に感想を語り合い交流を深めるためのイベントです。今回上映するのは民族文化映像研究所の代表作の1976年制作「奥会津の木地師」。昭和初期まで千年以上続いた山から山へ移動して椀木地を作る木地師の当時の生活と技術の再現記録です。上映後は京都木工芸協同組合青年部、ゲストに木工家新宮州三氏を迎え、感想トークとカフェスペースでの交流の時間を設けます。
(主催:京都木工芸協同組合青年部、会場協力:FabCafe Kyoto)
- 開催日
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2024/08/24 (土)
イベント終了
京都木工芸協同組合青年部InstagramのDMにてイベント当日まで申し込みを受け付けます。
ABOUT イベント内容
「奥会津の木地師」は昭和初期まで千年以上続いた山から山へ移動して椀木地を作る木地師と呼ばれる人々の生活と技術の再現記録映画です。民族文化映像研究所によって1976年に制作された作品を、この度上映します。
本作品では山から山へ移動し、山中で素材を見極め木を倒し椀の荒型を掘り出し、その場にある丸太や笹で木地屋敷を建て、山の神を祀り、機械や動力を使うことなく手道具を迷いなく扱い荒型から手引きロクロで椀木地を挽く木地師たちの暮らしを追っています。
千年前から体に受け継がれた技術と知恵がそこにあり、現代のモノ作りに関わる方には驚きを与えるのではないでしょうか。工芸やあらゆるモノ作りに関わる方、人々の暮らしや歴史に興味のある方にはぜひ観ていただきたい作品です。
本イベントでは、上映後に京都木工芸協同組合青年部を中心とした職人らによるトークを開催。上映会の感想を入り口として、広く工芸のあり方について視座を深めるための交流の場になれば幸いです。
奥会津の木地師
1976年/55分/自主制作
福島県南会津郡田島町針生
文部省特選/日本映画ペンクラブ推薦/1976年キネマ旬報文化映画ベストテン3位
こんな方におすすめ
- 職業として工芸に関わる方、また工芸を学ぶ学生の方
- 工芸の歴史、文化に興味のある方
- 日本に息づく木工の技と文化のことを知りたい方
- プロダクトデザインに携わる方
- 土着的な営みの歴史に関心のある方
プログラム
18:30-19:00 開場/ 受付
19:00-19:05 趣旨説明
19:05-20:00 映画上映(55min)
20:00-20:30 トークイベント「漆と木地について」
[登壇者]
・臼井浩明(京都木工芸共同組合青年部)
・近藤太一(京都木工芸共同組合青年部)
・新宮州三 氏(木漆新宮代表)
20:30-21:00 交流会
本イベントに関する問い合わせ先:mokumokukyoto@gmail.com(代表:近藤)
特定商取引法に基づく表記
OUTLINE 概要
開催日 | 2024/08/24(土) 19:00–21:00 |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 500円(1ドリンク付) |
定 員 | 30名名 |
京都木工芸協同組合青年部InstagramのDMにてイベント当日まで申し込みを受け付けます。