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イベント終了

オンライントーク「Forest Materialization – 森林を “マテリアル” として捉え直す」

森を質感として感じられる素材『ForestBank™️』共同制作メンバートークセッション

オルタナティブな「森林材」のかたちとは?そしてそのためのデザインアプローチとは?森を質感として感じられる素材『ForestBank™️』の開発プロジェクトを通して、「森林とマテリアル」の新しい関係について探るオープンディスカッションです。

開催日

2021/09/24 (金)

時 間

19:00–20:30

場 所

オンライン

参加費

視聴無料(申込みいただいた方へURLをお知らせします。)

チケット管理サイトPeatixへ移動します。

ABOUT

■ 配信URL >>> https://youtu.be/q8U9HZwvxw0(YouTube Liveにて配信いたします)

森林を “マテリアル” として捉え直す

『ForestBank™️』は、デザイナー 狩野佑真さんが、森の価値を新しい角度から捉え直すことで創り出した新しいマテリアル。木の枝や樹皮、土などといった森の素材に加えて、有機溶剤・VOC フリーの造形素材「ジェスモナイト」が活用されています。また、この『ForestBank™️』の開発プロジェクトには、「株式会社 飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)」のメンバーも参画し、岐阜県飛騨市で制作が行われました。

今回のトークイベントでは、開発に携わったメンバーをオンラインで繋ぎ、「森林とマテリアル」の新しい関係についてディスカッションします。オルタナティブな「森林材」のかたちとは?そしてそのためのデザインアプローチとは?ぜひ一緒に考えてみましょう。(*本イベントは Youtube Liveにて配信いたします。)

ForestBank™️

本来なら廃棄される枝や樹皮、木の実、
木屑、腐葉土、灰など木にまつわる様々な物が
有機溶剤・VOC フリーのジェスモナイトと混ぜられている。
製材された木材だけでなく、森そのものに価値があり
森を質感として感じられるマテリアル。

YUMAKANO.COM ForestBank | from Hida

こんな人におすすめ

・「森」の価値の伝え方・届け方に取り組んでいる方
・「素材そのものをデザインする」デザインアプローチの可能性に関心のある方
・「異素材融合」による素材開発やプロダクトデザインに携わっている方
・サーキュラーエコノミー(循環型経済)の文脈においてストーリーと必然性をもった製品・サービス開発のあり方を探っている方

SPEAKER

Creative Director|Designer|Material Designer
狩野 佑真

1988年栃木県生まれ。東京造形大学デザイン学科室内建築専攻卒業。アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て2012年にデザイン事務所「STUDIO YUMAKANO」を設立。2023年「株式会社NOU」として法人化。ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、様々な物事をデザインの対象として活動している。近年はミラノやパリをはじめとする欧州や日本国内の様々な場所で精力的に作品を発表している。主な受賞にグッドデザイン賞、M&O Rising Talents Award、German Design Awardなど。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 特別講師(2019年-)
武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)
https://yumakano.com/
(Photography: Shot by Hiroshi Wada)

JESMONITE®日本総代理店 シィアンドビィ株式会社
松本 広子

ジェスモナイトの日本でのプロモーション・販売担当。様々なクリエイターに向けて材料についての情報発信・アドバイスを行う。主に美術系大学を対象にジェスモナイトのテクスチャ、発色、強度を実際に見て触れるワークショップなども開催。
https://jesmonite.jp/

株式会社飛騨の森でクマは踊る, 森のクリエイティブディレクター
門井 慈子

東京藝術大学 美術研究科先端芸術表現専攻修了。
空間デザイン会社にてイベント装飾や店舗内装の空間デザイン・コミュニケーション設計を複数経験。
人と森の関係性という、時間軸の長いコミュニケーションやそこに生じるコミュニティ創り・価値創造に心を惹かれ、2020年「クマが喜んで踊り出すくらい豊かな森」を目指すヒダクマに入社。クマと一緒に踊るのが夢。

ヒダクマ 森林・地域交流プロデューサー
志田 岳弥

1991年東京生まれ。琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任。国家自然保護区管理事務局ピウラ事務所で、自然保護区周辺の学校や、市街地市民を対象にした環境教育に従事する。帰国後、EC専門紙記者を経て、再び南米に渡航。食糧生産とその流通に興味を持ち、チリ共和国にてサーモンの養殖産業を取材し、業界誌に寄稿。2020年3月に飛騨市へ移り住み、同年6月よりヒダクマに所属。

株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑

京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

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EXHIBITION

FabCafe Kyoto にて、2021年9月29日までの期間、ジェスモナイトの可能性を探って製作されてきた造形実験のサンプルを多数展示するハンズオン企画『Jesmonite LAB(ジェスモナイトラボ)』を開催中です。『ForestBank™️』の製品プロトタイプも同会場にてご覧いただくことができます。

詳細はこちらからご覧ください。

PROGRAM

19:00

ご挨拶、トーク主旨説明、パネラーご紹介

19:05

プレゼンテーション(ヒダクマ / FabCafe Hida、Jesmonite、Forest Bank)

19:40

クロストーク:森林を「マテリアル」として捉え直す – 『Forest Bank』開発プロジェクトを通じて –

20:25

質疑応答・まとめ

20:30

配信終了予定

OUTLINE

開催日 2021/09/24(金) 19:00–20:30
場 所 オンライン
参加費 視聴無料(申込みいただいた方へURLをお知らせします。)

チケット管理サイトPeatixへ移動します。