NAGOYA

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イベント終了

Exhibition『Hacking the Known』 in Nagoya

丹後地方で独自の発展をしてきた絹織物「丹後ちりめん」。様々な方法でこの丹後ちりめんを“ハック”し、素材の新たな可能性の可視化を試みてきたワークショップ『Hacking the Known』での実験・試作から生まれた、7組のクリエイターによる作品とその制作過程をFabCafe Nagoyaにて展示します。(*本イベントは、2021年6月24日(木)〜7月2日(金)にFabCafe Kyotoで開催された展示企画の巡回展です。)

開催日

2021/07/20 (火)

2021/08/01 (日)

時 間

(*FabCafe Nagoyaの営業日時に準じます)

場 所

FabCafe NagoyaMAP

参加費

観覧無料

(*カフェの座席を使用される場合は、メニューのご注文をお願いいたします。)

ABOUT

本イベントは2021年6月開催の「DESIGN WEEK TANGO 2021」と連動して実施される展示企画です。テキスタイルのみならず金属加工や木工など、高いものづくり技術をもつ企業の集積地でもある京都府丹後エリアの代表的なテクノロジー「丹後ちりめん」を題材に、新たなマテリアルの可能性を探ったワークショップ『Hacking the Known』の成果発表展として実施されます。

『Hacking the Known』とは?

「Hacking the Known」は、丹後地方で独自の発展をしてきた絹織物「丹後ちりめん」を様々な方法で“ハック”し、丹後ちりめんの素材としての新たな可能性を可視化することを試みるプロジェクトです。

2021年5月末から6月にかけての約1ヶ月で、生産者のご協力のもと、全国各地から参加したクリエイターたちへこの「丹後ちりめん」の生地を郵送し、オンラインツールを併用したワークショップを通して、試作と実験を行いました。

◎ 参加クリエイターによるプレゼンテーションと講評を、Youtubeにて公開しています。
◎ ワークショップの詳細については、こちらのページよりご覧ください。

視点:「インテリジェント・テキスタイル」としての丹後ちりめん

300年の歴史をもつ丹後ちりめんですが、その伝統的な素材・技法は「インテリジェント・テキスタイル」としての大きな可能性を秘めています。近年、異なる分野の素材・技法と組み合わせ、丹後ちりめんの新たな可能性を探求する試みが行われています。

例えば、京都工芸繊維大学 Kyoto Design Lab(DLab)とロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)は共同で、絹と持続可能なバイオプラスチックを組み合わせてちりめんを再構築した医療用のハイブリッド繊維を作り出し、日本で急成長するヘルスケア市場のための新しい製品の可能性を示しています。(詳しくはこちら

また、2017年から2020年にかけて毎年開催されたテキスタイルサマースクールには、イギリスのRCAやロンドン芸術大学、またオランダのデザインアカデミー・アイントホーフェンやArtEzの学生など、世界各国からアーティストやデザイナーが京都に集まり、フィールドリサーチとワークショップを通して、丹後ちりめんの伝統的技法と新しいテクノロジーの結合が試みられてきました。
丹後ちりめん創業300年の節目の年となった2020年には、テキスタイルサマースクール卒業生を中心とした8カ国15名のアーティストやデザイナーによって、現代デザインの視点から素材としてのちりめんへの回答として制作された作品展「伝統への現代デザインの応答──丹後ちりめん300周年に向けて」展が開催されました。(詳しくはこちら
「Hacking the Known」でも、これらのプログラムを発案・実施していたジュリア・カセムさんを講師に迎えてワークショップを展開してきました。

2021年には、日本文化への関心が高まる欧州の拠点「JAPAN HOUSE LONDON」で丹後ちりめんをテーマにオンライントークイベントが開催されました。丹後ちりめんを深く理解する資料として、ぜひあわせてご覧ください。JAPAN HOUSE LONDON Youtubeチャンネル

Design Brief:ワークショップでの実験・試作過程

素材としてのちりめんは「精練されていないちりめん」と「精練されたちりめん(ポリエステルやシルク)」の大きく2つに分けられます。

私たちが着物で馴染みのあるちりめんは、1メートルあたり3,000回程度の強い撚り(より)をかけた撚糸(よりいと)を使って織物を作った後、繭(まゆ)に含まれる絹タンパク質「セリシン」や不純物を取り除く精練という工程を経ることで作られます。精練の過程で、織り込んだ強撚糸は撚り戻りながら30%ほど収縮するため、ちりめんの特徴である「シボ」と呼ばれる微妙なシワが生まれます。

未精練のちりめんはセリシンに覆われているため、手触りはザラザラしており、絵画に使われるキャンバスのような硬さがあります。そのため、さまざまな実験の素材として最適です。

今回のワークショップでは、この未精練のちりめんを、各地から参加したクリエイターたちに郵送し、それぞれ広義の「ハック」を行っていただきました。「ハック」には例えば以下のようなアプローチがあります。

(1)Structure
異素材を組み合わせたり、他のファブリケーション技術と組み合わせて2Dから3Dの素材/コンセプトに変換する

(2)Surface
印刷技術を応用してグラフィカルに見た目を変えたり、レーザーなどで表面を加工する

(3)Scenario
さまざまなコンテクストで新しい用途の可能性を考えたり、テクノロジーを埋め込んで素材としての新しい活用法を考える

また、ハッキングされたちりめん生地を使って、持続可能な新しい製品に発展する可能性を視覚化することも試みられています。

DESIGN WEEK TANGO 2021

京都府の北部に位置する丹後は、海と山に囲まれた自然豊かなエリアです。アジアでも有数のシルク産地で、日本の着物の7割が丹後で生産された生地から生まれています。織物はもちろん機械金属や農業の分野でも、丹後には世界に誇れるモノづくりが古くから根付き、技術や知識を継承してきました。

2021年、「100年後につなげる丹後のモノづくり」をコンセプトに「DESIGN WEEK TANGO」が初めて開催されました。多種多様な人々が交流する場を創出することで、新しいアイデアやインスピレーションを生み出し、丹後の未来につなげることを目指しています。

「DESIGN WEEK TANGO 2021」イベント会期終了後も、ウェブサイトを通じて、丹後ちりめん以外にも様々な素材や製品を手掛けるものづくり拠点と繋がることができます。詳細は、『DESIGN WEEK TANGO 2021』公式ページをご覧ください。

DESIGN WEEK KYOTO 2021 公式ページ

こんな人におすすめ

  • クリエイティブ・ハッカー
  • ユニークな機能素材・テキスタイルを探しているデザイナー
  • 製造工程の近代化に伴い一般的でなくなった特殊加工技術を、新しいテクノロジーの観点から参照したいエンジニア
  • 素材起点でプロダクト・デバイスのサーフェスやインターフェイスに新しい体験をもたらしたいクリエイター
  • 新しい機能や質感を有した繊維・テキスタイルの開発先を探しているメーカー
  • バイオマテリアルのハックに関心があるサイエンティストやクリエイター

お問い合わせ

本イベントに関するお問い合わせは、下記までメールにてお送りください。(担当:MTRL 木下・飯田)
info.mtrl@loftwork.com

PEOPLE

Material Hackers(ワークショップ参加&作品出展)

Plastic Native Laboratory, 代表研究員 Engineering Freak 代表/設計士/調香師
浅井 睦

1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了。 「どんな場所・状況でも思考選択肢を増やす」ことを主軸に世の中のすべてを思考材料にする研究プロジェクト[Plastic Native Laboratory]を主宰。また、フリーランスコンセプトデザイナーとして、言語化の難しい初期状態アイデアを形にして検証するプロセスを支援する[Engineering Freak]を活動の主としている。 主な仕事に、mixi X-flag park 「ドローンシューティング用ドローン設計生産」や「everblue technology 自動航行海上ドローン設計生産」など新しい開発プロセスを活用した企画提案、ディレクションを行う。

Fab Nomad / Fabninjakids主催
加藤 昌和

1976 愛知県生まれ 岐阜大学院連合農学研究科卒
ものづくりを交流言語にをテーマにデジタル工作を通じた交流を子供達に推進。2019からGlobal KIdsdayの運営メンバーとして、デジタルファブリケーションを用いたものづくりイベントを開催し、子供達に言語、文化を超えた交流を広めている。イベントでは日本代表とコンテンツデザインを担当。文化面では、日本の五節句、出雲地方の製鉄、中国の絹外交などを研究、イベントのコンテンツにも取り入れている。テキスタイルの分野では、南米パラグアイの伝統レース”Nandoti”、日本の”組紐”に興味を持ち、調査中。

アーティスト
工藤 麻祐子

1988年大分生まれ。2013年多摩美術大学映像演劇学科卒業、2018年ドイツ・ブレーメン芸術大学ファインアート科卒業。現在ドイツ・ケルンメディア芸術大学修士課程にてデジタルメディア、アニメーション、サイトスペシフィックアートの領域で、実在する場所や素材を媒体(メディア)の一つとして捉えることをテーマに、実空間・物体における現実と仮想の関係、それらがどのように現実空間に介入するかをテーマにAR、VR等のデジタルメディアを使い作品を制作する。ドイツ留学中に一時帰国した際、新型コロナウィルスの影響で戻れなくなり、現在は大分市の運営する廃校を活用したアトリエで活動中。

ファッションデザイナー
坂園 俊太郎

1995年熊本県生まれ。
服飾専門学校後、ファションショーブランドにてコレクションデザインチームに所属。アシスタントデザイナー、プロダクションとしてデザイン、制作などを担当。
2020年独立。数ブランドにてデザイン, テキスタイルコーディネイト、制作の業務委託スタッフとして東京を拠点に活動中。


徐夢荷

1992年中国遼寧省生まれ。18歳に大学進学とともに渡日、東京大学で化学システム工学を専攻し、修士号(工学)を取得。中国と日本で受けた教育を振り返ることをきっかけに、学習者が主体的となって学んで生きることに貢献したく、教育分野に就職。工学系のバックグラウンドを活かしながら、2020年にFabAcademyを受講し、デジタルファブリケーションについて学ぶ。現在は教育系IT企業で子ども向けのアプリの企画とマーケティングを行いながら、週末は子ども向けのものづくりイベントを主催。2021年夏に渡米し、米タフツ大学のSTEM教育の博士課程に進学予定。子どもたちとワチャワチャものを作ることが好き。自分でじっくりものを作るのも好き。

サウンドアーティスト
武田 真彦 | Masahiko Takeda

京都を拠点に活動するサウンドアーティスト。
同志社大学商学部卒業、Central Saint Martins Couture Tailoring修了。
2019年、shrine.jp(京都)よりフルアルバム「Mitate」を、2020年、Muzan Editions(奈良)よりKazuomi Eshimaとのアルバム「Inheritance for Soundscape」をリリース。
現在は、メディアラボレーベル Laatry にてKazuomi Eshimaとともに、インスタレーション作品「CYCLEE」など、祖父が紡いだ京都西陣織の黒共を用いた作品制作や、京都の伝統工芸を用いた制作をしている。

クリエイティブユニット
緬麺 / MenMen

京都工芸繊維大学に在学中の4人の学生チーム。それぞれ、生物学、建築、プロダクトデザインを学ぶ。各自の視点を活かしつつユーモアを持って伝統工芸品を捉え直し、現代になじむプロダクトとしての可能性の提案を目標とする。

[メンバー]
亀田海里|京都工芸繊維大学 応用生物学課程で生物学とデザインについて学ぶ。服飾学校に通っていた経験もあり、現FabCafe Kyotoクルー。
田村遼|2018年に京都工芸繊維大学に入学。建築学コースでコンバージョンを専門にしつつ、コンピュテーショナルデザインなども行う。
奥まりな|高等専門学校卒業後、京都工芸繊維大学に編入。プロダクトデザインを学ぶ。
大峯知佳|京都工芸繊維大学デザインコースで空間構成や北欧家具について学ぶ。

ゲスト作品出展

テキスタイルデザイナー
岡本 汐加

テキスタイルデザインを専門として研究制作を行う。2013年多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業後、渡欧。2014年Chelsea College of Arts Graduate Diploma Interior Design卒業、2016年Royal Danish Academy MA Textile Design 修了後、帰国。2017年より岡山県立大学デザイン学部助教。既存空間や場所からインスピレーションを得た作品制作に取り組み、国内外のグループ展への参加、個展等で発表を行う。
http://www.shioka.net/

やまなみ工房
川邊 紘子

人物や動物を主題とする。生き生きとユーモラスでありながら、時には悲しげで抑えられた雰囲気のある作品を作り出す。幼い頃から絵を描くことをコミュニケーションの手段とし、主に画集や雑誌、図鑑等の中からモチーフを決める。そのユニークな手法から注文依頼に応じた制作を行い、これまでにグッズやラッピングデザインとして使用されたり、CDアルバムジャケットにも採用されている。
http://a-yamanami.jp/

やまなみ工房
北村 悠

養護学校卒業後に入所。電車、家族やこれまで彼女と関わった人物、身近なものを対象とする。特に電車や新幹線への関心が強く、書籍や画像からインスピレーションを得る。数ある絵具の中から色を選びペイントローラーで紙面いっぱいに塗りつぶして下地をつくると、ボールペンで無数の円を描き埋め尽くしていく。
http://a-yamanami.jp/

プロジェクトチーム

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 特命教授
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート特別会員
ジュリア・カセム

インクルーシブデザインの世界的な第一人者であり、また経歴は芸術・デザイン・美術館学・社会活動など多岐にわたる。1984年から1999年までジャパンタイムズのアートコラムニストを務め、企画・設計した視覚障害者のための展覧会で賞を受賞。さらに視覚障がい者が認識的・物理的に美術館の展示品により良くアクセスできるようにするための非営利団体を設立。2000年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートで先駆的な「チャレンジ・ワークショップ」プログラムを開始し、プロのデザイナーと障害者や高齢者との包括的な共同デザイン・プロセスを実現。このプログラムは2010年にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された展覧会のテーマとなる。2010年にデザインウィーク誌の「デザイン界に最も影響を与えた50人」に選出される。2014年には京都工芸繊維大学の特命教授に任命され、幅広い学外パートナーと共同研究を行う学際的デザイン・イノベーションの研究拠点であるKYOTO Design Lab(D-Lab)の立ち上げに従事。科学とデザインを融合させたD-Labの2つのプロジェクトは、2016年にDutch Design Awardを受賞し、別のプロジェクトは2019年のCopenhagen Fashion Film FestivalでBest Idea賞を受賞。

嵯峨美術大学 芸術学部 准教授
上田 香

大手ハウスメーカー、設計事務所勤務の後、テキスタイルデザインを学ぶために渡英。2005年にNottingham Trent大学、2007年にRoyal College of Artsを卒業。帰国後、テキスタイルデザインの面白さを伝えたいと考え、大学での教育と創作活動、学術研究を行っている。2009年より嵯峨美術大学に勤務し、京都ならではの染織工芸の素晴らしさに触れ、伝統染織工芸の研究を開始。2016年には京都工芸繊維大学で博士(学術)を取得し、その後、丹後ちりめんの研究をスタートする。丹後ちりめんの研究でJulia Cassim先生に出会い、テキスタイルサマースクールには2017年より参加。日本の伝統染織工芸の素晴らしさを活かした新しい素材、生地、意匠を世界に発信すべく活動を行っている。

FABLAB北加賀屋
井上 智博

FABLAB北加賀屋にて市民に対してデジタルファブリケーションを教えている。デジタルファブリケーションを利用したものづくり、ことづくりを主な活動領域としており、メイカーズムーブメントを一過性の運動にしないために、それを推進していくような動きを展開している。
https://fablabkitakagaya.org/
YouFab Global Creative Awards 2015 FINALISTS

COS KYOTO株式会社 代表取締役
一般社団法人 Design Week Kyoto 実行委員会 代表理事
北林 功

大阪ガス株式会社(京都)の法人営業、株式会社グロービス(東京)の企業人材育成コンサルタントを経て同志社ビジネススクールで経営学修士(MBA)。
物心ついた頃から「持続可能な地球社会の構築」を人生の根幹に据えて活動。2013年にCOS KYOTO株式会社を設立し、地域に根づく産業をグローバルに発信するため、各種事業のコーディネートに取り組む。
2012年〜2014年には「TEDxKyoto」のディレクターも務めた。
地域における多種多様かつ自由な交流の場が必要と考え、2016年に「DESIGN WEEK KYOTO」を開始した。

京丹後市商工振興課
日下部 暁

2014年 京丹後市役所入庁。2017年より商工観光部 商工振興課に配属され、「丹後ちりめん創業300年事業実行委員会」事務局の一員としてテキスタイルサマースクールなど複数の事業に関わる。現在も地場産業である丹後ちりめんをはじめとする織物産業の振興に従事。

株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑

京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

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株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
飯田 隼矢

半導体メーカーで開発職として8年間働いた後、アートとデザインを学ぶために渡英。ロンドンのCentral Saint Martins College of Arts and Design グラフィックデザイン学科を卒業。帰国後、アート・建築・デザインを手掛けるSANDWICHでのグラフィックデザイナーを経て、2018年にロフトワークに入社。

素材協力

主催

運営

OUTLINE

開催日 2021/07/20(火) - 2021/08/01(日)  (*FabCafe Nagoyaの営業日時に準じます)
場 所 FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番18号先 RAYARD Hisaya-Odori Park内

名古屋市営地下鉄 久屋大通駅 徒歩3分
参加費 観覧無料

(*カフェの座席を使用される場合は、メニューのご注文をお願いいたします。)