KYOTO
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オンライン・トークディスカッション「SXSW2020キャンセルから今。を語る」
「非接触の時代」に求められるコミュニティとは? 2020年2月に立ち上がった “10841” 発起人のふたりにお話を伺います。[Guest :井口 尊仁(DOKI DOKI, INC. ファウンダーCEO), 野中 朋美(立命館大学食マネジメント学部 准教授)]
- 開催日
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2020/04/15 (水)
- 時 間
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19:00–20:30
- 場 所
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オンライン
- 参加費
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無料
イベント終了
◎ 本イベントは、ライブストリーミングの音声コミュニケーションアプリ「Dabel」にて開催しました。アーカイブ音源は下記にアップされています。http://urx.space/T6OA
ABOUT イベント内容
「非接触の時代」に求められるコミュニティの姿とは?
COVID-19によって、社会が大きく変わろうとしています。すでに、物理的な移動が制限されることで、そもそも直接会うことの意味やコミュニケーションが問い直されると同時に、人間性や社会性自体を見直さざるを得ない状況にあります。しかし、この世界危機の中にあっても、世界中の市民たちが、各々のクリエイティブな方法で、人間的な営みや社会性を保ち続けようと活動が始まっています。
世界中の人々がこの危機に瀕して価値や豊かさを問い直している中で、今後、必要とされるモノやサービスは大きく変わるかもしれません。今までと同じ方法に戻そうとしても、難しいことも多く出てくるでしょう。わたしたち全員が、これまで提供してきたサービスの根本にある価値とは何なのか、何が今の社会におけるイシュー(課題や問い)なのかを冷静に見極め、柔軟に動く必要性に迫られています。
このような状況のなかで、あらためて「コミュニティ」の役割と意義を考えてみたい、と私たちは考えました。課題意識を共有できる仲間と出会い、必要に応じて連携しあえる機会を作ることは、きっと世界危機に瀕した今だからこそ、その力を発揮するのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症への対応から中止が発表された2020年のSXSW(サウスバイサウスウエスト)。その直前に、京都ではイノベーター達によるコミュニティ『”Ten Thousand Eight Hundred Forty One(10841)”』のキックオフイベントが実施されました。「温故知新・異業種攪拌から産まれ出る化学反応」をテーマに、企業/公的機関/スタートアップ/アカデミア/ローカルクリエイターが業界の垣根を超えて集いディスカッションを繰り広げた1日。はからずもこのタイミングで開催されたことで、多様性をもちながら課題意識を共有するコミュニティの意義と役割がより力強くクリアに見えてきました。
今回のイベントでは、このコミュニティの発起人の井口尊仁さんと野中朋美さんを迎えて、「非接触の時代」に求められるコミュニティについてトークディスカッションを行います。
*本トークは2/23にFabCafe Kyotoで開催されたオープン・カンファレンスイベント「”Ten Thousand Eight Hundred Forty One” ローンチイベント powered by 10841 KYOTO コミッティ」のアフタートークとして、オンライン配信にて開催いたします。
トークテーマ(予定)
■ SXSW2020 中止とその後
・オースティンで市民から自発的に生まれたムーブメント
・SXSWで発信する予定だったプロジェクトのその後
■「非接触の時代」に求められるコミュニティの姿とは?
・「ダベる=雑談」から生まれる議論、思考
・企業や大学、自治体は、社会課題にいかにコミットするのか
・京都から考える、これからのローカルコミュニティ
■ “10841” コミュニティの今後の展開
・「議論・対話」を生み出す声のプラットフォームへ
こんな方におすすめ
・新しい社会のニーズや産業構造の変化を素早く捉えフットワーク軽くアクションしたい方
・今回の新型コロナウィルス流行を経て、事業や取組みを大きく方向転換しないといけないと感じている方
・熱量をもったローカルコミュニティ・オフラインコミュニティとの共創に関心がある方
・とにかく「生の声、そしてディスカッション」に飢えている方
イベント聴取方法
本イベントは、ライブストリーミングの音声コミュニケーションアプリ「Dabel」にて開催します。事前に、こちらからアプリのインストール(無料)をお願いいたします。
当日18:45頃に「Dabel」のライブストリーミングに本イベントが登場しますので、そちらをクリックすると、聴取が可能になります。
SPEAKER 登壇者
DOKI DOKI, INC. , ファウンダーCEO
井口 尊仁
1963年生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。2009年に現実世界をAR空間化する「セカイカメラ」をローンチし、世界80カ国で300万ダウンロード突破する。サンフランシスコと京都に住みながら起業家として活動し、2019年から声で直接 人と人が繋がる LIVE AUDIO MEETUP アプリ「ダベル」を展開。2011年からSXSWに出展し、日本にSXSWを啓蒙する活動を続けている。そして SXSW 精神を日本に届ける 10841 コミュニティのファウンダーでもある。
https://dabel.app/
立命館大学 , 食マネジメント学部 准教授
野中 朋美
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、企業勤務ののち慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に入学。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部助教などを経て、現職。博士(システムエンジニアリング学)
専門分野:生産システム工学、サービス工学。従業員満足や生産性などの人の情報を起点とした生産システム設計の研究に従事。現在、食・食サービスを対象に持続可能なサービスシステムデザイン研究やmulti-purpose Jelly Foodの研究開発に取り組んでいる。
https://www.facebook.com/tomomi.nonaka
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
OUTLINE 概要
開催日 | 2020/04/15(水) 19:00–20:30 |
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場 所 | オンライン |
参加費 | 無料 |
◎ 本イベントは、ライブストリーミングの音声コミュニケーションアプリ「Dabel」にて開催しました。アーカイブ音源は下記にアップされています。http://urx.space/T6OA