KYOTO
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トーク:「世界を巡り、現地の人と建築をつくった」 – 佐野文彦さん(建築家 / 美術家)の「文化庁文化交流使」レポートトーク
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2017/09/03 (日)
イベント終了
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ABOUT このイベントについて
様々な国を訪れ、現地の文化・素材と向き合ったプロジェクトの報告会
このたび、MTRL KYOTOでは、建築家 / 美術家 佐野文彦さんをスピーカーに迎え、平成28年度の「文化庁文化交流使」として16ヶ国32都市を訪れたプロジェクトの報告会を実施します。
訪れた土地の文化や素材と向き合い、現地の人と建築をつくるプロジェクト。
「どんな建築が生まれたのか?」「交流を共同作業を通じて得たものはなにか?」「この経験を経ての今後の展開は?」などなど、”報告書” では伝えきれない、佐野さんの生の体験談を聞く機会です。
報告会といっても、堅苦しい場ではありません。佐野さんが現地で撮影した写真を見ながら、聞き手や会場からの質問を交えて、ライブ感溢れる楽しい時間にできればと考えています。ぜひお気軽にご参加ください。
当日の流れ
16:00-16:10 開場挨拶
16:10-17:00 文化交流使レポートトーク
17:00-17:30 質疑応答
こんな人におすすめ
・「土地の文化・文脈と建築」に興味がある方
・世界を旅し異文化と交流することが好きな方
・茶室建築に関心がある方
・建築物としてのMTRL KYOTOに興味がある方
SPEAKER
佐野文彦(建築家 / 美術家)
1981年奈良県生まれ。京都、中村外二工務店にて数寄屋大工として弟子入り。設計事務所などを経て、2011年佐野文彦studio PHENOMENONを設立。大工として、技術や素材、文化などと現場で触れ合った経験を現代の感覚と合わせ未来への新しい日本の価値観を作ることを目指してデザインやインスタレーションを手掛けている。
http://fumihikosano.jp/
佐野さんとMTRL KYOTOのこと
2015年12月に、築約110年の木造建築をリノベーションしてオープンしたMTRL KYOTO。その設計を行ったのがほかならぬ佐野文彦さんです。
「すでに用途や目的、サービス内容が決まっている施設の設計を依頼する」という従来の方法ではなく、「この稀有な建物がもつ歴史・文脈と向き合い、どんな”場”としてアップデートしていくか」を、MTRLの立ち上げメンバーと一緒に考えディスカッションを繰り返しながらかたちづくってゆくプロジェクトでした。
リノベーションの過程で、建物を解体しながら出会った意匠や素材から受けたインスピレーションがMTRL KYOTOの空間づくりには反映されています。また、館内の机やカウンター、ルーバーなどは、岐阜県飛騨市の製材所に佐野さんが自ら出向いて実際に素材に触れながら「この場所のために」選ばれ制作されました。
佐野さんのWORKS(「仕事」「作品」いずれの意味でも)として、MTRL KYOTOは『新建築』をはじめいくつもの建築関連メディアに取り上げられ、注目・評価を集めています。
企画:MTRL KYOTO
OUTLINE イベント概要
開催日 | 2017/09/03(日) 16:00–17:30 (開場:16:00) |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 1000円 |
定 員 | 30名 |