KYOTO

EVENT
イベント終了

Field Hack YOSANO 説明会

地域の課題にテクノロジーで挑む全国のエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーを募集

開催日

2017/04/16 (日)

時 間

15:00–17:00 14:30 OPEN / 18:00 CLOSE

場 所

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)MAP

定 員

20名

参加費

無料

ABOUT

MTRL KYOTO より
伝統的なマテリアルとして丹後ちりめんを設置したり、YOSANO OPEN TEXTILE PROJECT では織物職人とクリエイターのワークショップを行うなど、MTRL KYOTOとの関わりの深い京都府与謝野町が、全国のエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどがチームとなり、地域で設けられるテーマにテクノロジーで挑むField Hack 第3回の舞台となりました。

本イベントは Field Hack YOSANO に興味がある方向けの事前説明会です。Field Hack では、エンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどで構成されるチーム単位での応募を受け付けます。新しくチームを組んで取り組みたい、また詳しい内容を聞いてみたい方のお越しをお待ちしております。

Field Hack とは

「Field Hack」は、全国のエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどがチームとなり、地域で設けられるテーマにテクノロジーで挑むプロジェクトです。地域でフィールドワークを行い、そこで見つけた課題や可能性をもとにアイデアを練り、お互いのスキルを掛け合わせてつくりだしたプロトタイプを現地で実際に試してみることを目指します。


Field Hack は、情報科学芸術大学院大学、Google の「イノベーション東北」、Engadget 日本版により 2016 年より開始しました。これまでに宮城県女川町、岩手県遠野市にて、開催しました。

Field Hack YOSANOについて

織物業などの伝統文化・産業をアップデートしながら、持続可能なまちづくりに挑戦している京都府与謝野町を舞台に情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]、一般社団法人プレイス、UCHICO、株式会社モノサスが主催となり、京都府与謝野町、グーグル合同会社、MTRL KYOTOの協力のもと開催します。

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プログラムスケジュール
6/9(金)〜6/11(日)与謝野町
– キックオフミーティング@与謝野町
– フィールドワーク & 分析
– アイデア & コンセプトスケッチ

7/8(土)7/9(日)与謝野町
– 発表会 & 相談会

詳しくは Field Hack YOSANO のウェブサイトをご覧ください

Field Hack YOSANO テーマと地域の協力者

 

1.織物

地域にいさん : 安田織物 安田章二 さん、柴田織物 柴田祐史 さん

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安田織物 安田章二 さん
安田織物の三代目。創業は1952年、祖父の代に糸商をし、事業を大きくする際に糸だけじゃなく自分のところでも織物をしていきたいという想いから、丹後ちりめんを織るようになりました。安田織物では和装、特に夏用の白生地を織られていることが特長です。夏用の織物は織り方が特殊で透け感があり、技術的にも難しいとされています。100年経った時に安田織物が経営をしている状態であるということは、今ある技術が続いていくことと同時に、自社だけでなくお客さん、産地、機屋仲間も含め100年後のために今何をするべきかを考えていきたいという想いをもっています。

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柴田織物 柴田祐史 さん
昭和39年創業の柴田織物の二代目。丹後ちりめんをベースとしながら、縫取(ぬいとり)ちりめんという特殊な織物を生産しています。縫取ちりめんは、丹後ちりめんの中でも生産量が0.4%以下の希少な織物で、一般的な経糸と横糸の外、繊細な模様を表現するために後染めという、金銀糸など沢山の色糸(横糸)を織り込んでいきます。一反を織るために、3日も用する高度な技術を有する織物です。デザインから織るところまでを、一反から社内で織ることができるので、様々な冒険ができます。ものづくりが好きな柴田さんは、着物をデザインして販売し、自分で着てみる。そうして喜んでいるお客様の顔をみながらつくっていける環境を目指している。という想いを持っておられます。ここ数年は、東京や海外へもつながりを広げられておりNYでの個展やハリウッド映画からの注文なども受けており、活躍の場を増やしておられる革新的な幡屋さんです。

2.発酵

地域にいさん : 与謝娘酒造 西原司朗

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与謝娘酒造 西原司朗さん
明治20年創業の「与謝娘酒造」の杜氏。創業以来、大江山の良質な伏流水を原水として、主に地元でとれた酒造米を使って醸造した酒造りをしています。大学では醸造を学び、6代目として家業を継いでからは、年々変化する気候やお米の状態に合わせて、仕込みの具合を考えながら挑戦を続けています。酒造りにとって、蔵が田園風景に囲まれ、良質なお米が近くにあるという恵まれた環境を大切にしています。近年では、京の豆っこ米を中心に地元で収穫されたお米を積極的に使って酒造りを行い、自分が楽しいと思うものづくりや酒造りで、お酒を口にしてくれた人達が「美味しい」「面白いね」と言ってくれることが、何より嬉しいとのこと。
ここ数年、経済産業省と一緒に海外への販路拡大を目指した取り組みにも参加、オーストラリアへの販路を独自獲得し、更なる世界への挑戦に燃えている若き杜氏の一人です。

3.ヘルスツーリズム

地域ねえさん : まさ農園 木村有紀子

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まさ農園 木村有紀子さん
「まさ農園」では、ご主人の木村正典さんがお米や、九条ネギ、きゅうりをハウス栽培しながら、採れた作物を有紀子さんが加工・販売しています。正典さんから、規格外になった九条ネギをどうにかしたいと相談された有紀子さんは、もともと得意だったパンやお菓子づくりを活かして「九条ねぎクッキー」をつくりはじめました。最近では「ねぎシフォン」がイベントや地元スーパーで人気が高まり、注文数も増え毎週製造販売を行っています。農家だからこそできる加工品と価格を目指したいとの想いです。近年は、ブルーベリーの栽培にも力を入れており、収穫体験や採れた実をスムージーに加工するなど、夫婦ならではの息のあった取り組みも始めています。また、昨年より、地元温江(あつえ)地域の地域づくりに参加しています。地域づくりの会といえば今までは地域の年配者のみで話し合われていたのですが、木村さんの発想、女性としての感覚に年配者の方も共感され今では地域づくりの中心メンバーとして次なる世代の役目を引き受けておられます。

(※ 地域にいさん・ねえさん : Field Hack のテーマにあたる産業、活動を担う地域の協力者)

詳しくは Field Hack YOSANO のウェブサイトをご覧ください

当説明会タイムテーブル

14:30-15:00 開場・受付開始
15:00-15:05 本日の流れ

15:05-15:30 プログラム概要説明
– Field Hack とは?
– 主催・協力団体紹介
– 与謝野町・テーマ紹介

15:30-15:45 過去のField Hack 参加者より
– 自己紹介・概要説明
– Q&A セッション

15:45-16:15 参加者自己紹介
16:15-16:55 交流会
16:55-17:00 応募・選考の流れ

(※ タイムテーブルは予定中のものです。変更される可能性がございます。)

当説明会プレゼンター

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情報科学芸術大学院大学[ IAMAS ] 産業文化研究センター 教授 小林 茂

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株式会社モノサス プロデュース部ディレクター 上原 健

こんな方にオススメ

– ガジェット、ものづくりに興味がある方
– 企画・開発・デザインに興味がある方
– 与謝野町に関心がある方
– 地域で起業を目指している方
– ギークな方

企画:情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] / 一般社団法人プレイス
UCHICO / 株式会社モノサス

協力:MTRL KYOTO(マテリアル京都)
京都府与謝野町 / グーグル合同会社

OUTLINE

開催日 2017/04/16(日) 15:00–17:00 14:30 OPEN / 18:00 CLOSE
場 所 FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
京都府京都市下京区本塩竈町554

▼電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

▼バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
参加費 無料
定 員 20名