TOKYO
- MEET UP
- イベント終了
Material Meetup TOKYO vol.5
vol.5のテーマは、「工芸と日本の美」。文化、歴史、日本の美意識が込められた工芸に、改めて注目が集まっています。日本が誇る技術と伝統が組み合わさった作品は、どのような美しさを秘めているのか?木工、鋳金、漆芸の3つのプロジェクトから考えていきます。
- 開催日
-
2019/08/07 (水)
イベント終了
※ MTRLのWebサイトにアカウントをお持ちの方は、ログインされたWebページをご提示いただければ無料。
※ 学生無料。受付で学生証をご提示ください。
52/80
ABOUT イベント内容
Material Meetup TOKYOとは
Material Meetup TOKYO、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人々が「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を、MTRL TOKYOというプラットフォームを舞台に継続的に開催しています。
カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それがMaterial Meetup TOKYOです。
テーマ「工芸と日本の美」
vol.5のテーマは、「工芸と日本の美」。文化、歴史、日本の美意識が込められた工芸に、改めて注目が集まっています。日本が誇る技術と伝統が組み合わさった作品は、どのような美しさを秘めているのか?木工、鋳金、漆芸の3つのプロジェクトから考えていきます。
素材メーカーからの飛び込み & 持ち込みプレゼン歓迎
素材メーカーの皆さんに、プレゼンテーションや会場に素材設置をしていただけます。
先着順、最大3枠程度。ご希望の方は、fabcafe.mtrl@loftwork.com までメールにてご連絡ください。
Material Meetupでは、「プロダクトや建築に関わるクリエイターに素材を知ってほしい」「面白い技術だけど、どう展開していくかまだ未知数」…そんな素材や技術と、クリエイター、異業種のメーカーの出会いから新たなプロジェクトが生まれてきています。
GUEST ゲスト
ケーススタディセッション:
最先端のデジタル技術と工芸のアナログ技術を掛け合わせた、新しい工芸のアプローチ(secca)
“Innovative Artisan” 。長く受け継がれてきた伝統技術から、3Dプリンターなどの最先端のテクノロジーまで、 さまざまな技術を掛け合わせ、最適なカタチを実現する職人集団。金沢を拠点に、未来に求められるカタチを創造し、体験を進化させ、価値を革新する。
[ウェブサイト] http://secca.co.jp/
ケーススタディ:
飛騨に滞在して伝統技術とテクノロジーを学ぶ、NY州立大の教育プログラム(FabCafe TOKYO)
海外で異文化に身をおきながら学ぶ「スタディー・アブロード・プログラム」を毎年行なっている、米ニューヨーク州立大学バッファロー校建築学科。学部、院双方から学生達が集まり、9週間をかけて日本で各地をまわりながら、建築や都市のリサーチを行い、終了すると単位が与えられます。FabCafe TOKYOとFabCafe Hidaは、広葉樹の森に囲まれ、職人の技が息づく気品ある飛騨古川を舞台に、このプログラムの要となった、7日間の「飛騨滞在教育プログラム」を企画運営しました。
今回の来日ではFabCafe Hidaに滞在しながら岐阜県飛騨市の家具メーカー、イバタインテリアが独自に応用開発した“圧縮曲げ木“技術に着目。従来の木材物性よりもはるかにフレキシブルな特殊な木材を活用した編み構造についてリサーチを行いました。
[ウェブサイト] https://fabcafe.com/jp/projects/university-at-buffalo
クリエイターセッション:
素材の意識・作り手の無意識、その境界面(金属作家 上田剛氏)
鋳金技法を用いて、主に銅合金を素材として作品を制作。特に、金属着色の技法に重きを置き、金属の表面的な様々な表情を追求している。金属という、一見硬く閉ざされたかのような物質に秘められている、様々な色や表情を抽出することによって、素材の持つ流動性や時間性を表出させる試みを実践。
[ウェブサイト] https://www.tsuyoshiueda.com/
素材と技が息づくPost「物」の時代(漆芸職人 佐野圭亮氏)
1994年群馬県高崎生まれ。東京芸術大学大学院漆芸研究室に在籍し、日本の伝統的な素材である「漆」を駆使した表現を研究している。「工芸」というミクロな視点から、近代化に伴う大量生産・消費・廃棄の中で薄れゆく人の手によるものづくりの価値を考えたい。現代社会に生きる私たちのこれからを支えてくれる「豊かさ」とはなんなのか。
今や多種多様、曖昧模糊とした「工芸」というジャンルに人と人とを繋ぐ新しい価値を映すべく日々制作・研究を続ける。
展示
世界唯一、アジアを起点としたデザイントレンドブック。クリエイションの潮流を読み解くインスピレーション・ソース。「ASIA COLOR TREND BOOK」
2008年に創刊した世界唯一の「アジアカラートレンドブック」は、アジア全域の文化や特有の価値観、美意識、色彩、素材にフォーカスし、独自性の高いクリエイティビティを発信し続けています。最新のアート・デザイン・テクノロジーの動向を紹介した記事や、400点以上のビジュアルと約50点のマテリアルサンプルが、アジア市場に向けたブランド展開やデザイン戦略のインスピレーションとして活用されています。今回は最新刊の『アジアカラートレンドブック2020-21』を展示し、アジアにおけるCMFトレンドをご覧いただきます。
[ウェブサイト] http://asia-color-trend.com/
協力
対象
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
ORGANIZER オーガナイザー
株式会社ロフトワーク / MTRL プロデューサー
小原 和也
2015年ロフトワークに入社。材料基軸のイノベーションを実現するプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、材料開発、製造業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
https://loftwork.com/jp/people/kazuya_ohara
主催
FabCafe MTRL
MTRLは東京・京都を拠点に展開する、「素材」をテーマとしたクリエイティブプラットフォーム。日々行われるイベントやプロジェクトを通して、クリエイターが実際に素材に「触れ」インスピレーションを得ることで、新たなクリエイティブが生まれる場を目指しています。 https://mtrl.com/
OUTLINE 概要
開催日 | 2019/08/07(水) 19:00–21:00 (開場 18:30) |
---|---|
場 所 |
FabCafe Tokyo 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22-7 道玄坂ピア 1F Tel. 03-6416-9190 https://fabcafe.com/tokyo/ 京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分 JR 渋谷駅 徒歩10分 |
参加費 | 1,000円(ワンドリンク付き) |
定 員 | 80名 |
ご注意 |
|
プログラム | 18:30 – 19:00 開場 / デモ |
※ MTRLのWebサイトにアカウントをお持ちの方は、ログインされたWebページをご提示いただければ無料。
※ 学生無料。受付で学生証をご提示ください。