TOKYO

MEET UP
イベント終了

Material Meetup TOKYO vol.03

「構造と強度」のマテリアル

開催日

2019/04/04 (木)

時 間

19:00–21:00 (開場 18:30)

場 所

FabCafe TokyoMAP

定 員

80名

参加費

1,000円(ワンドリンク付き)

MTRLのウェブサイトにアカウントをお持ちの方は、ログインされたWebページをご提示いただければ無料 / 学生無料 受付で学生証をご提示ください

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ABOUT

素材の新たな価値を発見する

素材を意味する「Material」を略して名づけられたプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」。創造性を刺激する素材を起点に、デザイナー、アーティスト、研究者から企業まで、多様なテーマに取り組むプロジェクトの拠点として、日々革新的な活動が生まれています。そんなMTRLが、「素材」を起点にしたMeetupを開催。歴史、技術、加工、用途開発、デザインなど、素材を多角的に見つめ、新しい価値を発見します。

素材メーカーによるピッチと展示

「Material」の魅力をメーカー担当者がピッチ形式でプレゼンテーション。デザイナーも交え、フラットにディスカッションしながら、素材の魅力を吟味します。また、実際の素材も展示されます。

テーマは「構造と強度」

vol.3のテーマは、「構造と強度」。普段何気なく使っているモノの中に宿る、構造とそこから生まれる強度が私たちの暮らしを支えています。「Material」のレベルに視点を潜り込ませ、新たな素材の価値を探ります。

素材メーカーからの飛び込み & 持ち込みプレゼン歓迎

素材メーカーの皆さんに、プレゼンテーションや会場に素材設置をしていただけます。先着順、最大3枠程度。ご希望の方は、fabcafe.mtrl@loftwork.com までメールにてご連絡ください。Material Meetupでは、「プロダクトや建築に関わるクリエイターに素材を知ってほしい」「面白い技術だけど、どう展開していくかまだ未知数」…そんな素材や技術と、クリエイター、異業種のメーカーの出会いから新たなプロジェクトが生まれてきています。

ゲスト

AGC株式会社 協創プロジェクト「SILICA」
クリエイターコラボレーション展示「ANIMATED」

AGCは祖業のガラスに加え、電子・化学品・セラミックスなど多彩な事業を持つ素材メーカー。保有する素材と技術の新たな可能性を引き出しイノベーションを生み出すために、外部の技術・知恵・アイディアを積極的に取り入れる協創プロジェクト「SILICA(シリカ)」を2018年に始動しました。BtoB素材メーカーの先端的取り組みをケーススタディとして、「SILICA(シリカ)」やクリエイターとAGCの技術者が組み生まれた、素材や技術の新たな魅せ方を展示した「AGC Collaboration Exhibition 2018『ANIMATED』」についてご紹介いただきます。
[ウェブサイト] http://www.agc.com/news/detail/1198059_2148.html

なお、当日は、FabCafe Tokyoエントランスでの「AGC Collaboration Exhibition 2018『ANIMATED』」の巡回展もお楽しみいただけます。
[ウェブサイト] https://fabcafe.com/tokyo/events/animated_190326

3Dプリントを最大限活用するための新しい設計手法「DfAM」
によって製造業のR&Dを支援する(株式会社3D Printing Corporation)

DfAM(Design For Additive Manufacturing,ディーファム)とは,3Dプリントを最大限活用するための新しい設計手法として近年注目を集めています。3Dプリンティング/マニュファクチャリングの基本的なメリットを最大限に活かすための設計ガイドラインやツールです。製品の軽量化、より高いコストパフォーマンス廃材の削減、3Dプリント時間の最適化、廃材の削減など、DfAMのスペシャリストによるR&D支援を得意とします。
本イベントでは、造形するカーボンやナイロンに長繊維を織り込むこで、金属並の強度をもつ複合的かつ高精細なエンドユーザー向けパーツの試作品を出力可能にした3Dデスクトッププリンター「Markforged(マークフォージド)」をご紹介いただきます。
[ウェブサイト] https://www.3dpc.co.jp/

産業用重量梱包材世界No.1 強化ダンボール
「トライウォール 」(トライウォールジャパン株式会社)

木材、鉄、プラスティックに代わる重量物梱包材として、世界の主要企業で使用されている3層ダンボール。作業員一人で持ち運べるトライウォールパックは、約3トンの荷重に耐えることができるとともに、木箱の約1/3~1/4の重量。包装する商品に応じて、ムダのない形に加工でき、大型、長尺、円形など色々な形状に柔軟に対応できます。また、特殊加工された耐水ロングファイバー・ライナーを使用することにより、高い密封性と耐候性を確保しています。
[ウェブサイト] http://www.tri-wall.co.jp/

錆を美しい意匠に昇華させた耐候性鋼
ARTSTEEL(株式会社フロント)

耐候性鋼は、普通鋼に銅、クロム、リンなど数種類の合成元素を添加した合金(低合金高張力鋼)です。耐候性をもたらす仕組みは、サビによる浸食が母材表面で止まり極めて緻密に母材に密着することで、サビ層自身が酸化皮膜となって 水や酸素から守る「壁」となり、その後の腐食反応を抑制するため。耐候性鋼は、他にも硬度の高さや加工のしやすさ、長期ランニングコストを見据えた経済性など、 多くの潜在力を秘めた魅力的な金属素材です。耐候性鋼の金属素材としての優位性に着目し、鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術開発に多くの時間を費やしてきた株式会社フロントでは、サビを強制的に発生させることでその模様を楽しむ自然志向の建材をいち早く実用化しました。また特殊リン酸皮膜で表面を覆うことで鋼(はがね)の表情・趣きを味わえる独自の仕上げ手法を確立。職人が丁寧に仕上を施した多彩なカラーバリエーションも実現しました。
[ウェブサイト] http://nagomi-artsteel.com/artsteel/

協力

PROGRUM

18:30

開場/デモ

19:00

オープニングトーク

19:10

素材紹介

19:25

ケーススタディ:AGC株式会社 協創プロジェクト「SILICA」 & クリエイターコラボレーション展示「ANIMATED」

19:45

パネルディスカッション

20:15

Q&A

20:30

MTRLツアー

20:45

ネットワーキング

OUTLINE

開催日 2019/04/04(木) 19:00–21:00 (開場 18:30)
場 所 FabCafe Tokyo
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22-7 道玄坂ピア 1F
Tel. 03-6416-9190
https://fabcafe.com/tokyo/

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
参加費 1,000円(ワンドリンク付き)
定 員 80名
対象

・素材/技術開発メーカーにお勤めの方
・新しい素材に出会いたいデザイナー、企業担当者

ご注意

・MTRLのウェブサイトにアカウントをお持ちの方は、ログインされたWebページをご提示いただければ無料
・学生無料 受付で学生証をご提示ください
・プログラムは予告なく変更される場合があります。
・当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただきます。
・領収書発行可

企画

・MTRL TOKYO
・ふしぎデザイン

MTRLのウェブサイトにアカウントをお持ちの方は、ログインされたWebページをご提示いただければ無料 / 学生無料 受付で学生証をご提示ください

ORGANIZER

ふしぎデザイン 代表
秋山 慶太

デザイン事務所「ふしぎデザイン」のプロダクトデザイナー。1988年生まれ。
2011年から2017年まで象印マホービン株式会社にデザイナーとして勤務したのち独立、デザイン事務所「ふしぎデザイン」を東京に設立。「不思議なものを生み出し、世界の不思議を見つめる」というステートメントのもと、心を動かし共感を生む工業デザイン・プロトタイピングを行っている。Webサイト:http://fushigidesign.com/

株式会社ロフトワーク / MTRL プロデューサー
小原 和也

2015年ロフトワークに入社。材料基軸のイノベーションを実現するプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、材料開発、製造業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。
https://loftwork.com/jp/people/kazuya_ohara

FabCafe Tokyo CTO
金岡大輝

英国で建築を学んだ後、持ち前の幅広いデジタルファブリケーションの知識を活かしFabエンジニアとしてFabCafe Tokyoの立ち上げに参加。Fab部門のリーダーを務め、テクニカルワークショップなどを主宰。その後、Noiz Architectsにてコンピューテーショナルデザインを駆使した建築設計に携わる。

2015年ロフトワーク入社。デジタルファブリケーションの知識と海外とのネットワークを活かし、世界各地のFabCafeの立ち上げ・海外クリエイターとのコラボレーションや作品制作・自治体や海外大学との教育プログラム設計・アート展示ディレクション・コミュニティ運営・コンピューショナルデザインを駆使したプロジェクト企画などを幅広く手がける。

2019年よりFabCafe Tokyo CTOとしてFabCafe Tokyoのリーダーを務める。