NAGOYA
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【名古屋開催】トークイベント:ものを長く使い続ける? 〜修理やものを使い続けることで実現するこれからのユーザー体験〜
私たちは身近にあるものとの向き合い方を、改めて考え直すトークイベント。ものを「使い続ける」ことにまつわるアプローチに取り組んでいる、Patagonia.inc サーキュラリティ部門の平田健夫、西千葉工作室代表の西山芽衣、パナソニック(株)シニアデザイナーの別所潮をゲストに迎え、これからの暮らしにおけるものとの向き合い方について、トークセッションを行います。
- 開催日
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2024/03/25 (月)
イベント終了
ABOUT イベント内容
「使い続ける」が生みだす、これからの私たちと日用品の関係性
私たちは、日々の日用品が壊れたり古くなると、捨てて新しく買い替えるという「使い捨て」意識が根付いています。一方で、お気に入りの製品であれば「使い続ける」ために日々メンテナンスをしたり、壊れても修理することでさらに愛着が増したりというように、ものとの豊かな関わり方をしていることも事実です。
この「使い捨て」と「使い続ける」意識や態度には、一体どんな違いが隠されているのでしょうか。持続可能性のあるものづくり、活動の重要性がより増していく昨今、私たちは身近にあるものとの向き合い方を、改めて考え直す必要があるのではないでしょうか。
本トークイベントでは、ものを「使い続ける」ことにまつわる様々なアプローチに取り組んでいるゲストをお招きし、これからの暮らしにおけるものとの向き合い方について、トークセッションを行います。
また、トークセッションの前には、ゲストの方と一緒に「ものを使い続ける」について大事にしている考えやエピソードを書き出すミニワークも行います。
本イベントを通して、修理などを通してものを使い続けることとビジネスの関係性、ユーザーと製品との関係性をより多様で深くするアプローチ、無理なく自然と使い続けることができる製品のデザインなど、「使い続ける」が生みだす、これからの私たちと日用品の関係性について、みなさんと考えます。ぜひお気軽にご参加ください。
紹介事例
ブランドの垣根を超えた6社合同のリペアイベント「DO REPAIRS」
画像引用元:https://www.gore-tex.com/jp/articles/maintenance/do_repairs
渋谷・原宿エリアで開催されたアウトドアブランド6社合同のリペアイベント「DO REPAIRS」では、「モノを大切にして、長く使うことの価値を発信しよう」という共通の認識を持つブランドが集い、ひとつの製品をより長く、愛着を持って使うことの大切さや、それが地球環境への思いやりに繋がるということを「体験」とともに発信しています。
本イベントの1人目のゲストとして、「DO REPAIRS」の発起人であるパタゴニア日本支社サーキュラリティ部門ディレクターの平田健夫さんをお招きし、活動のストーリーや、今後の構想についてお話しいただきます。
地域に根ざしたまちの工作室「西千葉工作室」
画像引用元:https://nishichibakosakushitsu.com/
株式会社マイキーが運営する「西千葉工作室」では、ものづくりや修理を気軽にできる環境が暮らしのすぐそばにあるまちを目指して、定期的に「家電をなおす会」「家電をばらす会」など、地域スタッフによるワークショップが開催されています。
本イベントの2人目のゲストとして、「西千葉工作室」の企画・運営する株式会社マイキー ディレクターの西山芽衣さんをお招きし、「壊れてしまったから自らなおす」という体験から生まれる価値や、地域を巻き込んで継続的に修理の場を開くことの意義に関してお話しいただきます。
未来起点のプロダクト開発「ラムダッシュ パームイン」
画像引用元:https://makenew.panasonic.jp/magazine/articles/063/
昨年9月よりパナソニックから販売が開始された5枚刃の電気シェーバー「ラムダッシュ パームイン」は、「2023年度グッドデザイン賞」で金賞を受賞。いまあるニーズから出発するのではなく、「どんな未来をつくりたいか」「社会や人々のくらしをどう豊かにするのか」をイメージしながら、人間中心かつ未来起点で開発されました。
本イベントの3人目のゲストとして、「ラムダッシュ パームイン」のデザイン開発に携わったパナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 くらしプロダクトイノベーション本部 デザインセンター デザイナーの別所潮さんをお招きし、未来起点での長く使い続けたくなるものづくりについてのお考えお話しいただきます。
こんな方におすすめ
・修理ビジネスに携われている方、始めようと思っている方
・サスティナビリティを重視したものづくり事業やプロジェクトへ取り組まれている方
・企業間の連携や、地域での共創に興味のある方
・日々のお手入れの方法や愛着を持って使い続けることについて一緒に考えてみたい
PROGRAM プログラム
14:00 | 開場 |
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14:30-14:40 | オープニングトーク・ゲスト登場 |
14:40-15:00 | ミニワーク |
15:00-16:30 | ■イントロダクション ■ゲストトーク ■質疑応答 / ゲストクロストーク |
16:30-17:30 | ネットワーキング(任意参加) |
17:30 | クロージング |
SPEAKERS 登壇者
パタゴニア日本支社 サーキュラリティ部門 ディレクター
平田 健夫
1974年生まれ。大学卒業後、国内外アパレル企業で営業、商品企画(MD)、 マーケティングを経験した後、2015 年にEコマース部門ディレクターとしてパタゴニア日本支社に入社。2022年1月に新たに創設されたサーキュラリティ部門の責任者として、リペアおよびリユースにより製品寿命を延ばすこと、そして寿命が尽きた製品を責任あるフローでリサイクルする循環サイクルの構築を通じて、地球資源利用の削減をするとともに、生産と消費の在り方を変革する活動に取り組む。休日は山や海、畑など自然の中で過ごす時間を楽しむ。
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株式会社マイキー ディレクター 西千葉工作室・HELLO GARDEN 代表
西山 芽衣
1989年、群馬県生まれ。千葉大学工学部建築学科を卒業。まちづくりの企画プロデュースを行う(株)北山創造研究所に入社し、西千葉の地域活性化プロジェクトを担当する中で「HELLO GARDEN」「西千葉工作室」の企画・立ち上げを行う。場づくりに継続的に関わりたいと思い、2014年同社を退社し、「HELLO GARDEN」「西千葉工作室」の運営母体であるマイキーに入社。企画・コンテンツ開発・アートディレクション・人材育成など幅広いスキルを活かして、西千葉のみならず日本全国で人の日常の舞台となる場づくりと人々の創造的な活動のサポートに取り組む。
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 くらしプロダクトイノベーション本部 デザインセンター デザイナー
別所 潮
2015年パナソニック株式会社入社。プロダクトデザイナーとしてパーソナルケア商品を中心にデザイン開発に従事。冷蔵庫、オーラルケア商品、浄水器などを担当し、現在はメンズケア商品を手がける。
OUTLINE 概要
開催日 | 3月25日(日)14:00–17:30 |
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会場 | FabCafe Nagoya 名古屋市営地下鉄 久屋大通駅 1A出口 徒歩3分 |
定 員 | 30名 |
参加費 | 無料(1ドリンクオーダー制・領収書発行可) |
申込み締切日 | 3月25日(月)10:00 |
注意事項 | ・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。 ・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります。 |
個人情報の取扱について | 参加時にご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、運営元の株式会社ロフトワークのみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。 |
主催・お問い合わせ | 共催:パナソニックホールディングス株式会社、MTRL(運営:株式会社ロフトワーク) |