KYOTO
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Material Meetup KYOTO vol.4 「ウェアラブルテクノロジーで “最高にちょうどいい” を実現する」
今回のMaterial Meetup KYOTOでは、「ウェアラブルテクノロジー」を切り口に、「身につけているとき、最高に “ちょうどいい” という感覚になれる未来のウェア」をオープンに考える機会を設けます。
ヒーティングシステムを実装したインナーダウン、ウェアに機能を付与させる樹脂レイヤー、直接はんだ付けできるニット配線、塗布部分がヒーターになるカーボン塗料 ...など、「着る」行為のアップデートを実現する素材やプロダクトが集合します!
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ABOUT イベント内容
Information
・好評につき定員「50名」→「55名」に増席しました。(2019.7.19)
Material Meetup KYOTO とは
『Material Meetup KYOTO』は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
・新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
・オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
・持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
・機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人たちが「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を、FabCafe Kyoto / MTRL KYOTOを舞台に継続的に開催しています。
カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それがMaterial Meetup KYOTOです。
▼ 2018年12月18日開催 Material Meetup KYOTO vol.1 当日の記録ムービー
vol.4 テーマ
「ウェアラブルテクノロジーで “最高にちょうどいい” を実現する」
ファッションの大きな楽しみのひとつは、「身につけると嬉しくなる、高揚する」感覚にあるのではと思います。同時に、温度や湿度に対する衣類としての機能性ももちろん重要。すでに様々なアプローチが試され尽くされてきているようにも感じられるファッションにおいても、新旧さまざまな素材やそれを扱うテクノロジーによって、もっともっと「アガる」と「快適」を両立する服をつくることができるのではないでしょうか。
今回のMaterial Meetupでは、「ウェアラブルテクノロジー」を切り口に、「身につけているとき、最高に “ちょうどいい” という感覚になれる未来のウェア」をオープンに考える機会を用意しました。
こんな人におすすめ
・素材とテクノロジーの新たな掛け合わせから生まれるファッションに関心のある方
・ユニークな機能を備えた素材の製造・加工に携わる職人やメーカーの方
・ファッションテックやウェアラブルデバイスの企画、開発を検討するメーカーの方
・センサー技術を用いたプロダクトをつくっているエンジニア、クリエイターの方
・高機能素材を用いたハイテクウェア・ガジェットを愛する人
SPEAKER 登壇者
高田 傑
Presentation Theme : 「SELF HEATING MODULEのアップデート」
プロダクト:「TAION EXTRA SELF HEATING MODULE 」
胸元の電源温度調整スイッチで温度調整ができるインナーダウンウェアです。スイッチは温度によって色が変化します。目視して希望温度に設定しながら着用できます。熱源であるヒート盤は炭素繊維から作られており、放たれる遠赤外線効果により体を芯から暖めます。ヒーティングシステムは準伝バッテリーを本製品のUSBプラグと繋げていただき作動するシステムです。
( official website *現在リニューアル中)
ジャパンポリマーク株式会社, 営業部課長
山本 和紀
Presentation Theme : 「そのウェアをレベルアップする樹脂レイヤー」
素材『EXCALE』
Excale(エクスケール)は、スポーツウェア・ワークウェア、自動車部品の分野で「表現・表示」に用いられているポリウレタン樹脂の技術・特性を活かし、ウエアに機能を付与させる樹脂レイヤーです。
COOL、TOUGH、SLICKの3つの機能でそのウェアをレベルアップします。
グンゼ株式会社, 研究開発部 第3研究室 チーフ研究員
田中 秀樹
Presentation Theme :「ニットで作るやわらかな回路」
素材:『ニット配線』
エナメル被覆銅線と耐熱繊維で作られた、はんだ付けできる柔らかな配線です。編みものなので、伸ばす・ひねる・巻くことができ、接着用フィルムを使えば布地へのアイロン接着もできるなど、電気配線を意識させない使い方が可能です。( *official website )
有限会社コスモポリタン
亀田 祥之
Presentation Theme :「世界一の黒子でありたい」
素材:『Carbo e-Therm(電気加熱用コーティング剤)』
Carbo e-Therm(カーボ・イーサーム)は、カーボンナノマテリアルを利用した、樹脂ベースの水性塗料状のヒーター製品です。
ヒーターを付加したい材料に電極を形成した後、塗布して頂き、乾燥後に電源を接続する事で、塗布部分がヒーターと成ります。(*official websiteより引用)
TIME TABLE タイムテーブル(予定)
18:00 | 開場 |
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19:00〜20:00 | プレゼンテーション |
20:00〜21:00 | クロストーク & ネットワーキング |
Material Meetup は、東京・京都でそれぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
[TOKYO]
■ vol.1:「反応するマテリアル」
■ vol.2:「感性を刺激するマテリアル」
■ vol.3:「構造と強度のマテリアル」
■ vol.4:「化学の力のマテリアル」
[KYOTO]
■ vol.1:「SDGs時代の素材と社会的ニーズ」
■ vol.2:「マテリアル / デザインのリサーチ – ものの ”姿” の必然性を見つける」
■ vol.3:「美意識、素材、かたち – “行為” への視線とデザイン」
■ 素材メーカー・販売店さんからの飛び込み & 持ち込みプレゼン大歓迎!!
会場に素材を設置いただき、ミートアップに参加される方達に紹介していただくことができます。また、会のなかで3分間のプレゼン枠も設けます。ご希望の方は、kyoto.mtrl@loftwork.com までメールにてご連絡ください。
MTRLのミートアップでは、「プロダクトや建築に関わるクリエイターに素材を知ってほしい」「面白い技術だけど、どう展開していくかまだ未知数」…そんな素材や技術と、クリエイター、異業種のメーカーの出会いから新たなプロジェクトのきっかけが生まれてきています。
CURATOR & FACILITATOR キュレーター & ファシリテーター
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
OUTLINE 概要
開催日 | 2019/07/24(水) 19:00–21:00 |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 1,000円(1drink 付) |
定 員 | 55名 |
*素材メーカー・販売店で、プレゼンのため素材を持参してくださる方は参加費無料