KYOTO
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Fab Meetup Kyoto vol.86 「色」について
答えのない「色」の世界を、求道者たちと少し覗いてみる
ABOUT イベント内容
Fab Meetup Kyotoとは?
伝統工芸の職人から最先端のロボット研究者、ものづくりを志す学生から一線で活躍するデザイナーまで。時には、肩書きにとらわれず創作に邁進する人たちも。
FabCafe Kyotoには、独自の専門性や「偏愛」を持ち、自らの「つくる」に情熱を注ぐ人々が日々集います。そんなつくり手たちが、アイデアやプロジェクトを共有し合うオープンなトークイベント。それが「Fab Meetup Kyoto」です。
イベントでは、多様な分野の登壇者が1人10分間のプレゼンテーションを実施。完成したプロダクトだけでなく、試行錯誤や苦悩といった「プロジェクトの現在地」を、展示や対話を通じて多角的・双方向的に分かち合います。
登壇者や参加者との交流を通じて、まだ見ぬ世界との偶発的な出会いをお楽しみください。
今月の見所
テーマは「色」。染料研究者、京紅の継承者、綴れ織り職人、古代染色研究者と、「色」に人生をかけた4名が一夜に集結します。藍や貝紫といった天然色素の科学的な話から、江戸時代から続く口紅文化、西陣の綴れ織りにおける色糸の哲学、古代染色の身体知まで——同じ「色」をテーマに、まったく異なるアプローチが交差する稀有な夜。完成品ではなく「プロジェクトの現在地」を語り合うFab Meetupならではの、生々しくて熱い対話が楽しめます。
こんな人にお勧め
- 「色」の成り立ちを探求する、つくる人・読み解く人
伝統工芸の職人から、化学・歴史・文化を専門とする研究者や学生まで。
科学と工芸が交わる議論や、実物からひもとく歴史的背景から、新たな「問い」を見つけたい方。 - 「色」を使い、体験をデザインするクリエイター
デザイナー、建築家、映像作家から料理家まで、色や素材を扱うすべての方。
「再現できない本物の色」やその奥にある哲学に触れ、表現の引き出しを広げたい方。 - 境界を超えた出会いを楽しみたい人
異なる専門性を持つ人々との偶発的な対話から、次のプロジェクトのヒントや、思わぬ化学反応を楽しみたい社会人・学生の方。
Speaker 登壇者
北川 一寿(染料研究者)
『藍と貝紫』
天然色素においても混色するうえでも重要な色の一つ青、それは世界的にみても唯一といってよい色素が使われます。その色素、藍にまつわるお話と、その色素の仲間についてご紹介します。一見関係のなさそうな両者の共通点や特徴を多面的にみていきます。
保有する藍と貝紫のサンプルや信号反応もご覧いただけます。

株式会社田中直染料店 , 研究開発室長
北川 一寿
1974年 和歌山市生まれ。京都工芸繊維大学卒業株式会社田中直染料店入社。研究開発部に所属し、製品開発、品質管理、SDS 作成などに従事。現在株式会社田中直染料店研究開発室長。
関 仁美(化粧ブランド「紅平」代表)
『色を纏うということ ― 京紅が伝える美意識と文化』
江戸時代から続く京紅の世界を通して、
“色を纏う”という日本独自の美意識と、その背景にある文化をお話しします。
株式会社紅平, 代表取締役
関 仁美
京都にて、江戸時代より伝わる「京紅」の文化を現代に伝えるブランド「紅平」を運営。
紅花を原料とした伝統的な口紅の魅力を、現代のライフスタイルに合わせて再提案し、国内外へ発信している。
平野 喜久夫(綴織職人 伝統工芸士)
『綴れ織りのお話しさせて』
綴れ織り職人の三代目に生まれて86年。
自分の歩むべき・していきたい目標に向かってアドリブをきかせて、仕事についても楽しんできました。
どんな世界なのか? 何があったのか。今見えている世界はどういったものなのか。
四角四面の伝統工芸【綴れ織り】の世界での生き様をお聞きください。
西陣爪搔本綴織とは
ピーンと強く張った経糸(絹糸)に染め上った絹糸(柄にする色糸)で絵や書等を織り込み帯や織額・タペストリーを製織しますが、その色糸をノコギリ状の爪先で搔き寄せ織り進めます。
絵画や写真の臨場感・立体感を表現するため、工夫することが多くあります。
『表現の発想と織方向』
『原料の持つ力で太い糸・細い糸の表現力』
『糸合わせと糸の撚り方と撚らない糸合わせ』
『織技術・直線・曲線の表現』
『ハツリと埋め技術』
『色糸選びから色糸の持つ発想力』
『テーマを見つける』
素晴らしい織物で自己表現したものを後世に伝え残していきたいです。


髙松 秀徒(古代染色研究者)
『色をつくるということ』
ある方が「白は200色あるねん」といったことが話題になりました。私たちは今日、何かを選ぶ際のカラーバリエーション程度に、無数の色を副次的に(しかし欠かせないものとして)扱っておりますので、敢えて「色をつくる(極端に言うと、色だけをつくる)」という行為に馴染みがなくなっているかと思います。そんな中だからこそ、色彩そのものが独自の歴史をもつ古代染色の世界についてお話したく思います。
株式会社HOSOO 古代染色研究所, Artisan
/ 株式会社KYOTO SILK HUB, Project manager
, Global Shapers Community Kyoto hub, Curator
髙松 秀徒
1997年生まれ。福岡県出身。神戸大学 国際人間科学部卒業後、株式会社 細尾入社。 「自然の中に入りなさい」と。私がまだ大学生だったころに古代染色の師匠に出会いました。いつしか「Z世代」と括られた私にとっては、古代から受け継がれてきた染色の身体的・精神的技術というものが非常に刺激的で、わくわくして、没入して、いつしか私自身もこの世界に染まりつつ、未来へ残していきたいと思うようになりました。まだ浅く頼りない色の私ですが、皆様から多くを学びたく思います。
Lightning Talk ライトニングトーク
Fab Meetup Kyotoでは、当日飛び込みで登壇したい方向けのショートプレゼンの枠を設けています。業界の垣根を越え、多様なプレイヤーが集まる場で、あなたのアイデアを発信してみませんか?
ライトニングトークご登壇の流れ
- イベント当日、開始時刻前までにスタッフまでご登壇希望の旨をお伝えください(*タイムテーブルの都合上、お断りする場合がございます)
- 制限時間:3分以内
- 「つくる」に関する内容。PRでもOKです。
※ スライド資料は必須ではありません。
事前にエントリーをご希望の方は メールアドレス fab_meetup_kyoto@loftwork.com まで、タイトルを「Fab Meetup Kyoto ライトニングトーク希望」として、「お名前」「ご職業・所属」「プレゼンテーマ」を明記のうえご連絡ください。
PROGRAM プログラム
| 18:30 | 会場オープン |
|---|---|
| 19:00 | オープニング
|
| 19:05 | プレゼンテーション |
| 20:30 | トーク終了。交流タイム |
| 21:00 | 閉会 |
OUTLINE 概要
| 開催日 | 2026/05/21(木) 19:00–21:30 (開場 18:30) |
|---|---|
| 場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
| 参加費 | 1000円(ワンドリンク付き) ※ 学割:学生の方は学生証提示で50% OFF |
| 定 員 | 40名 |
| その他 |
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