KYOTO

TALK EVENT
イベント終了

Designers24 素材と技術から導く、デザインのシグナル「素材から拡がる視点のレッスン」

デザインという行為は、時代背景や文化的な脈絡を色濃く映し出します。ゆえに、その時代の「素材や技術」への理解を深めることは、表現の幅を広げるだけではなく、ものごとの根源的な美しさや、新たな価値を生み出すきっかけにつながるのではないでしょうか。素材や技術の進化を起点に、デザインやものづくりの現状・未来についてお話をうかがいます。【ゲスト】小瀬古智之さん(擬態デザイナー)、守田篤史さん・和田由里子さん(株式会社ペーパーパレード)

開催日

2023/02/18 (土)

時 間

18:00–20:00

場 所

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)MAP

定 員

50名

参加費

無料(要申込、先着順)

*「受付中」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。

ABOUT

企画主旨

デザインという行為は、時代背景や文化的な脈絡を色濃く映し出します。ゆえに、その時代の「素材や技術」への理解を深めることは、表現の幅を広げるだけではなく、ものごとの根源的な美しさや、新たな価値を生み出すきっかけにつながるのではないでしょうか。
トークイベントDesigners23/24素材と技術から導く、デザインのシグナルでは、MTRL(マテリアル)およびFabCafe Kyotoのプロデューサー・木下浩佑さんをインタビュアーにお招きし、素材や技術の進化を起点に、デザインやものづくりの現状・未来についてお話をうかがいます。時代にあわせてデザインそのものの考え方やモノに対する美的感覚はどのように変化するかなど、日々モノに囲まれて暮らす私たちが、デザインをどのように捉えることができるのかを考えていきます。(主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸)

素材から拡がる視点のレッスン

文化・産業の発展の中で、素材はプロダクトに求められる機能や役割を叶えるためのものとして扱われるようになってきました。ですが、本来はどんな素材も単一的ではなく多様な可能性を持っているのではないでしょうか。Designers24では、ヴィジュアルコミュニケーションを専門に素材の新たな見方を提案するデザイナーの小瀬古智之さんと、紙と印刷の新しい価値創造をテーマに、グラフィックやプロダクトなど領域を超えた活動を展開する株式会社ペーパーパレードの守田篤史さん・和田由里子さんをお招きして開催します。従来と異なる視点から、素材の魅力を探りかたちを与えるクリエイターとともに「観察と見立て」の方法や態度を探ります。

Designersとは

デザインに関わりながら、幅広い活動を展開する方々をゲストにお招きし、仕事の紹介やその進め方、デザインに対する考え方や今後の活動についてなどを、ゲストと馴染みの深いインタビュアーとの対話を通してひもといていくトークイベントです。

関連イベント

Designers23 素材と技術から導く、デザインのシグナル「素材が伝える造形のエッセンス」

・日時|2023年1月27日(金)19:00~21:00
・会場|デザイン・クリエイティブセンター神戸
・インタビュアー|木下浩佑(MTRL / FabCafe Kyoto)
・ゲスト|秋山かおりさん(STUDIO BYCOLOR)、三田地博史さん(新工芸舎)

■ 詳細:お申し込み >>> https://mtrl.com/event/kyoto/230127_kiito-designers23/

SPEAKER

小瀬古文庫 / 擬態デザイナー
小瀬古 智之

専門はヴィジュアルコミュニケーション。「擬態」「静動」など視知覚のリサーチをベースにした実験的表現と役割の開発を行う。独立出版を軸とするメディアミックスプロジェクト「gitai」を通じてその成果を流通させ、国内外のアートブックシーンで発表している。2021年よりオプティカルトイ「惑星発見器」プロジェクトを通して、デザインの視点を社会にインストールすべく活動中。メディア掲載に「タモリ倶楽部」「BranD magazine」「Hyperallergic」など。
https://koseko.asia

Paper Parade, Creative Director / Printing Director
守田 篤史

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。デザイナー、コーヒーロースターとしてのキャリアをスタート。2014年に東京都墨田区のファクトリーブランディング・プロジェクトにおいてアートディレクションを担当し、下町の印刷・紙加工工場との協働を通じてプリンティング、プロセッシング技術の知見を深める。2017年よりフリーのプリンティングディレクターへ転身し、2020年に株式会社ペーパーパレード共同代表に就任。アートディレクターとプリンティングディレクターの2つの視点からの提案を得意とし、作り手とユーザーのより良い関係をつなぐモノ・コトのデザインを企てている。国内外の受賞歴多数。JAGDA会員。コーヒーブランド 、キッチンスペース「1 room kitchen」主宰。
https://paperparade.tokyo/

Paper Parade , Type Designer / Printer
和田 由里子

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。スイスバーゼル造形学校を修了。スイスで修学中、なくなりつつある活版印刷の技術をアップデートさせる作品「紙活字®(Papertype)」を開発。卒業後は都内フォントメーカーで書体デザインを手がけながら、紙活字によるタイポグラフィやアートワークの制作、ワークショップ等で工場の中でとどまっていた技術を民主化させる活動を開始。2020年に株式会社ペーパーパレード共同代表に就任。 紙と印刷を中心に多様な素材、テクノロジー、メディアを掛け合わせた新しい表現の可能性を模索している。模様の入った書体設計が得意。国内外の受賞歴多数。
https://paperparade.tokyo/

株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑

京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

Profileページへ

ORGANIZER

デザイン・クリエイティブセンター神戸
KIITO

デザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称:KIITO/キイト)は、神戸・三宮の海側にある旧生糸検査所を改修した、神戸市の「デザイン都市・神戸」の拠点施設です。デザインを人々の生活に採り入れ、より豊かに生きることを提案しています。デザインやアートにまつわるイベントなどを開催するほか、レンタルスペース、オフィススペースなどがあります。
https://kiito.jp/

OUTLINE

開催日 2023/02/18(土) 18:00–20:00
場 所 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
参加費 無料(要申込、先着順)
定 員 50名

*「受付中」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。