KYOTO
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【オンライン開催】Material Meetup KYOTO vol.16「 “サーキュラー” 視点で再発見する、国産木材のメリット」 – feat. WOOD CHANGE EXHIBITION in Kyoto
国産材について「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の視点から新しい価値・魅力を探るトークイベント。(*本ミートアップは、1/15〜1/30の期間にFabCafe Kyotoで開催中の展示企画 『WOOD CHANGE Exhibition in Kyoto -木への視点とイメージを変えるアイデア-』 との連動イベントとして開催します。)
- 開催日
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2021/01/26 (火)
- 時 間
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19:00–20:00
- 場 所
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オンライン
- 参加費
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無料
イベント終了
本イベントはYouTubeLiveにてご覧いただけます。 お申し込みいただいた方には、当日夕方をめどに視聴URLをご案内します。
ABOUT イベント内容
東京 / 京都の各拠点で、素材とものづくりに関わる「オープンコラボレーションの発火点」として継続開催し、多数の方にご参加いただいてきた「Material Meetup」。昨今のコロナ禍の影響により、動画生配信にて開催いたします。(*過去開催回の一覧はこちらからご覧いただけます。)
今回は、国産材の需要創出・利用拡大を支援するプロジェクト「WOOD CHANGE CHALLENGE(ウッド チェンジ チャレンジ)」の京都での展示企画と連動する形で、クロストークを配信します。
テーマは「 “サーキュラー” 視点で再発見する、国産木材のメリット」。
国産材の価値は、個々の材質やコストのみならず、山林を「育てる」ことや、木を使ってつくられたものを「使う」こと、あるいはいちど役目を終えた道具を「直す」こと、そして技術や文化を「継承する」ことなど、様々な行為との連続的・循環的な関係性のなかにおいてデザインされうるものではないでしょうか。
2020年代に入り「SDGs」「サスティナビリティ」が個人にとっても企業にとってもより重要な社会的テーマとして認識されるようになり、またコロナ禍を経てグローバルなサプライチェーンに依存しすぎない地域経済の仕組みが求められるようになったいま、国産材についても「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の視点から新しい価値・魅力を探ることができるはず。それぞれに「木」に深く関わりながら活動するゲストを迎えてのディスカッションが、「木を使うこと」に対する新たな気づきを得るきっかけになれば幸いです。
連動イベント
WOOD CHANGE Exhibition in Kyoto -木への視点とイメージを変えるアイデア-
1月15日〜1月30日の間、FabCafe Kyotoでは、新しい木へのまなざしのインスピレーションを得るための展示『WOOD CHANGE Exhibition in Kyoto』が開催中です。「WOOD CHANGE CHALLENGE」のテーマでもある3つの視点(「STORYTELLING」「MATERIALITY」「ACTIVITY」)のヒントとなる作品を展示しています。無料で観覧いただけますので、ぜひお越しください。(*本展示は、12月19日〜1月11日に開催された「WOOD CHANGE Exhibition」の巡回展となります。)
・会期:2020.1.15(sat) – 2021.1.30(sat) (*日月定休)
・入場無料
・会場:FabCafe Kyoto(access)
◎ 詳細はこちらから
こんな方におすすめ
- 木を用いた製品づくり・空間づくりに携わるクリエイターや職人の方
- 国産木材の利活用の事業やプロジェクトへ取り組まれている方
- 木材製造・加工の独自技術を持つメーカーの方
- 自然界の構造・機能を科学技術やデザインに応用するリサーチを行っている方
- サスティナブルな地域産業・地場産業のモデルを模索している方
Material Meetup とは?
『Material Meetup KYOTO』は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人々が「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を継続的に開催しています。
カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それが Material Meetup です。2018年のスタート以降、東京・京都の各拠点ごとに、それぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
SPEAKER 登壇者
林野庁 林政部 木材利用課長
長野 麻子
H6年農林水産省入省後、フランス留学、バイオマス・ニッポン総合戦略検討チーム、国際調整課、
(株)電通出向、食品産業環境対策室長、大臣官房報道室長等を経て、H30年4月より現職。
Fumihiko Sano studio 代表/株式会社アナクロ 代表取締役
佐野 文彦
1981年奈良県生まれ。京都、中村外二工務店にて数寄屋大工として弟子入り。年季明け後、設計事務所などを経て、2011年独立。
現場を経験したことから得た、工法や素材、寸法感覚などを活かし、コンセプトから現代における日本の文化とは何かを掘り下げ作品を製作している。2016年には文化庁文化交流使として世界16か国を歴訪し各地でプロジェクトを敢行。
様々な地域の持つ文化の新しい価値を作ることを目指し、建築、インテリア、プロダクト、インスタレーションなど、国内外で領域横断的な活動を積極的に続けている。
http://fumihikosano.jp/
一般社団法人パースペクティブ 共同代表
松山 幸子
根底にあるのは、人と自然のサステナブルな関わり方や、自己よりもっと大きなもののいとなみの象徴でもある、「工藝」へのまなざし。工藝は日本の社会、価値観、意識を映し出す「鏡」であると位置づけ、教育プログラムやツアーを企画してきた。大量生産で生まれた均質な工業製品の溢れる社会的背景の中で、モノづくりへの親近感や、自然との関係性の中に身を置くことのできる感性が失われてきていることに危機感を感じ、2019年6月、パースペクティブを設立。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を中心に、「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。
堤淺吉漆店 専務/一般社団法人パースペクティブ 共同代表
堤 卓也
1978年生まれ。北海道大学農学部卒。2004年より、日本でも数少ない漆の精製業者である家業に従事。文化財修復や伝統工芸など、現場のニーズに合わせた漆をきめ細やかに提供する。漆を育て収集する山側の「漆掻き職人」と、漆を塗る「塗師」の中間に立つ立場から、漆と人々の暮らしとの間に広がる距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提案。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、2019年6月、パースペクティブを設立。伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を開始する。「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。
ORGANIZER 企画・運営
株式会社ロフトワーク FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
木下 浩佑
京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
PROGRAM プログラム
19:00 | Introduction |
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19:10 | インプットセッション |
19:25 | クロストーク (*ゲストは随時追加発表いたします。) |
20:00 | 終了 |
OUTLINE 概要
開催日 | 2021/01/26(火) 19:00–20:00 |
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場 所 | オンライン |
参加費 | 無料 |
本イベントはYouTubeLiveにてご覧いただけます。 お申し込みいただいた方には、当日夕方をめどに視聴URLをご案内します。