KYOTO
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アイデアソン:AgIC 導電性インクで茶室の「火」をデザインする
〜「シーン x マテリアル」の視点で試みる、テクノロジーと文化の融合〜
古来は火、今はそれに代わるものとして電気。日本文化において「火」が使われる場面で、AgICを用いた表現を考える。平面から電気をつくるデザインで、茶室という宇宙における新たな「用の美」を生み出す。
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ABOUT このイベントについて
導電性インクを用いた「光」「熱」のデザインを考えるアイデアソン
AgIC(エージック)は、プリンテッドエレクトロニクスの技術を用いて、電子回路の可能性を拡げるスタートアップ。
MTRL KYOTOでは、このAgICと「古道具の再発見(Re-Discovery of old tools PROJECT)」をテーマにしたコラボレーションを行いました。
本イベントは、「茶室」を舞台に、AgICを用いた新しいプロダクトや表現、コミュニケーションデザインを考えるアイデアソン。「亭主が客をもてなす」場である茶室において火や電気が使われる場面を、AgICの機能や特性を活かしてアップデートすることを試みます。
AgICについて
電子回路といえば、金属の線をつなぎ合わせて作るもの。そんな既成概念を打ち壊すのが、AgICのプリンテッド・エレクトロニクス技術。アーティストや、最先端を行く開発者から、注目を浴びています。
今回のイベントでは、以下のようなAgICの機能に着目したアイディエーションを行います。
■ 平面に回路を
「描ける」
テーマ
「茶室の火」
古来は火、今はそれに代わるものとして電気。日本文化において「火」が使われる場面で、AgICを用いた表現を考える。平面から電気をつくるデザインで、茶室という宇宙における新たな「用の美」を生み出す。
タイムテーブル
13:00 座学 - 素材を知る時間(AgICについて / 茶室について)
14:00 グループワーク -少人数のチームで
① 茶室において電気が求められる場面を探す
② シーンを決めて、デザインコンセプトを考える
③ コンセプトを形にする、ダーティープロトタイピング
15:00 発表 -チームごとにプレゼンテーション
16:00 講評・審査
こんな人におすすめ
・電気を用いた新しいプロダクトの開発に携わる人
・照明やヒーターなど、光や熱を制御するシステムやパーツの製造に携わる人
・「回路が描ける」導電性インクでの表現に興味があるグラフィックデザイナー
・「コミュニケーションの場面から新しい表現を考える」ことに興味があるプロダクトデザイナー
・工芸やアートにおいて、最新のテクノロジーを試すことの必要性や意義を感じるクリエイター・職人
GUEST
杉本 雅明(AgIC株式会社 取締役)
2012年に東京大学大学院理学系研究科で理学修士、在学中の2008年にサイエンス・カフェLabCafeを創業し、現在も操業中。2012年にはARビリヤード制作ベンチャーOpenpoolを創業。東京大学エッジキャピタルUTECでのインターン経験もあり、スタートアップ界隈での経験・人脈は広い。2014年1月にAgIC株式会社共同創業、取締役就任。社内では営業、新規事業開拓を担当。
大久保 文之(RAWS代表)
「ニッポンを伝え、ニッポンを愉しむ。」
RAWS代表。国内外問わず、日本伝統の文化をテーマにしたエキシビション・ パフォーマンス・インスタレーションをプロデュース。様々なジャンルのマイスターが参加するエキスパート集団<RAWS>を主宰。日本の芸道や伝統芸能にインスパイアされたプロダクトデザインの企画から空間デザイン、建築設計を行う。
日本古来の茶室や集合施設での文化発信をはじめ、ニューヨーク、ミラノ、シンガポールなど海外での茶会・展示の運営や講演活動も積極的に行う。代表を務めるアートギャラリー<ringsArt>では古美術、現代美術をカテゴライズせず「茶ノ湯」と「美術」の数寄な関係性を発表している。自身も家業である1937年創業のおおくぼ畳店の三代目を襲名。
企画:MTRL KYOTO / AgIC
OUTLINE イベント概要
開催日 | 2016/10/16(日) 13:00–17:00 |
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場 所 |
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) 京都府京都市下京区本塩竈町554 ▼電車でのアクセス JR京都駅から徒歩20分 京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分 阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分 京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分 ▼バスでのアクセス 京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 ※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。 |
参加費 | 1000円 |
定 員 | 15名 |