Column

2015.12.14

岡本太郎現代芸術賞入選作品の制作が、MTRL KYOTOで始まりました。

FabCafe Kyoto編集部

Kyoto

岡本太郎現代芸術賞の入選作品を、クリエイティブラウンジ MTRL KYOTO(マテリアル京都)の空間で制作するプロジェクトがスタートしました。

MTRLの空間とマテリアル素材、ツールを使って制作を進めていきます。

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完成した作品は、2016年2月3日~4月10日に川崎美術館にて行われる第19回岡本太郎現代芸術賞展 にて展示・公開されます。

今ならMTRL KYOTOで岡本太郎賞の制作過程を覗けるかも?新しく生まれる作品を私たちスタッフもとても楽しみにしています。

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岡本太郎現代芸術賞とは?

時代を創造する者は誰か!

1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。
この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。
1996年、岡本太郎没、享年84歳。
その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。
彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
今年は第19回をむかえます。
「時代を創造する者は誰か」―この半世紀前の太郎の真摯な問いかけを胸に刻んで、創作活動に邁進する方々の、幅広い応募を呼びかけたいと思います。
応募規定に沿う作品であれば、その形状、技法等はまったく自由。
美術のジャンル意識を超え、審査員を驚かす「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品の応募を期待しています。
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作家略歴
岩村と鹿毛はともに幼少期を過ごした幼馴染である。お互い別の美術大学へ進学した後、大学院修了時にお互いの故郷である京都で初の共同制作展「トモダチ対ツボラ」を発表する。現在はそれぞれアメリカと日本を中心に制作活動を続けているが、今回さらなるスケールの発表の場を求め岡本太郎現代芸術賞に応募した。また、今回は大怪獣映画をモチーフにした作品を制作するにあたり「主演女優」としての共同製作者古賀を招集する。怪獣映画に美女の存在は欠かせない要素である。

岩村遠Iwamura En
1988京都府長岡京市出身
2013-現在 Clemson University, SC, USにて学生兼助手として在籍
2013金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科工芸専攻陶磁コース修了
2015「2015 MFA National Competition」First Street Gallery (NY)
2012「個展-立ち上がる土の幕」ギャラリールンパルンパ (石川)

鹿毛倫太郎Kage Rintarou
1988 京都府長岡京市出身
2013 フリーランスで活動
2013 京都精華大学 芸術研究科立体造形 大学修士課程 修了
2014年 溝垣高志 中野寛之 鹿毛 倫太郎『PARANOID ANDERSONS』三人展/ギャラリーマロエ(京都)
2012年 上賀茂アートプロジェクト/上賀茂神社(京都)

古賀睦Koga Mutsumi
1988 大阪府枚方市出身
2011年度京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻卒
2010-2011 SHAKE ART!exhibition 「a girlie spice !」 梅田E~ma (大阪)
2011 SHAKE ART!exhibition 「烏丸 michikusa ART」ラクエ四条烏丸(京都)
2015 RUSHBALL2014 喫煙ブースでのライブペイント作品展示 JTビルTORANOMON LOUNGE
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MTRL KYOTO ではイベント企画の持ち込みやメディア取材を歓迎しています。

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