EXHIBITION

展示企画『百の植物片-京都で採集された植物の肖像-』

2018/03/17(土) ~2018/04/15(日)

MTRL KYOTO MAP

MTRL KYOTO より

本イベントは、花と植物の製作拠点『edalab.』による展示企画です。
MTRL KYOTO / FabCafe Kyoto 1階を会場に開催され、どなたでも無料でご覧いただくことができます。

(*客席を利用される場合は、カフェでの1オーダーをお願いしております。また、イベントや貸切のため作品をご覧いただけない場合がありますので、あらかじめご了承ください。1階のスケジュールについては、こちらからご覧いただくことができます。)

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Statement

『百の植物片-京都で採集された植物の肖像-』

はじめに
本展は京都の街や近郊で採集した植物の欠片を瓶詰め標本という形で100本展示している。
身近に潜む植物たちの肖像を丁寧に観察してもらえたらと思う。
各標本には採取地の座標を記載しており
グーグルマップに英数列を打ち込むと探知できる仕組みになっている。

植物の肖像を見つける
京都の街を歩いているといろいろな植物と出会う。
鴨川沿いの桜をはじめ、北野天満宮の梅や紅葉、堀川通のイチョウ並木などが四季を我々に伝えてくれる。
とてもシンボリックなので写真に撮る人も多いだろう。
では街路樹や生垣、プランターで飼育されている草花、空き地に生い茂る雑草などはどうだろう。
これらの植物は景観として街に溶け込んでいる。
それ故に鑑賞のテーブルに置かれず、普段は視界の周辺にぼんやりと写り込んでは消えていく。
これは街から離れた山でも同じことが言える。
街から見た山は木々の塊であり、遠方の景観でしかない。
山林に一歩足を踏み入れて初めて山を構成しているのは天を衝く木々だけではなく
その足元に様々な植物がひしめきあっていることにようやく気がつくのである。
これらの景観的な植物は鑑賞価値の高い植物や希少価値の高い品種に比べて何か強い魅力を放っている訳ではない。
それでもしっかりと観察すれば、造形的な面白さや魅力の発見することができる。
例えばや虫食いの葉っぱや日照を求めて歪んだ樹形、風雨による傷跡。
植物の造形とは生の痕跡であり、それこそが景観的な植物の肖像と言えるのではないか。
そして標本として展示することで、その肖像がようやく鑑賞のテーブルに置かれたのである。
標本植物の鑑賞観察に決まりはないが、
本展を通じて京都を歩く時の新しい目線や気づきになれば嬉しく思う。

展示作品について
物理的なキャプションを設置しない代わりに
アーカイブとしてインスタグラムに専用アカウントを開設している。
また本展は100本でひとつの展示会ではあるが
1本の独立した標本でもあるので1/100として1本ずつ購入することができる。
ちょうど植物があらゆる方法で分布していくように
この標本もあらゆる場所に運ばれることを期待している。

Artist Profile

前田 裕也(edalab.)

2016年 京都紫竹に花と植物の製作拠点 edalab.を構え、ブライダル装花やイベント参加を中心に活動している。
またアートワークとして覆面作品『花面』や写真作品『ハナノカタチ』の製作も行う。
https://www.edalab-flower.com/

前田 裕也

INFORMATION

展示企画『百の植物片-京都で採集された植物の肖像-』

日 時 2018/03/17(土)~2018/04/15(日)
*MTRL KYOTOの営業日時に従います。1階が貸切やイベントの際にご覧いただけない場合がありますので、詳しくはカレンダー(https://mtrl.com/kyoto/calendar/)よりご確認ください。
場 所 MTRL KYOTO
参加費 無料 
定 員 定員なし
企 画 MTRL KYOTO / edalab.
MTRL KYOTO
〒600-8119
京都府京都市下京区本塩竈町554