WORKSHOP

注連縄作りで振り返る神社の歳時記 「縄」を見直し、今年も振り返るワークショップ

2017/12/09(土) 14:00〜17:00

MTRL KYOTO MAP

MTRL KYOTOより

本イベントは京都の絵描きユニット「だるま商店」と綾部のきたむら農園による共催イベントです。

概要

京都の綾部でとれた今年のお米。これを脱穀した藁で縄をない、お正月用の注連縄を作成するイベントです。

背景

改めて縄について考える


縄について調べてみると、アジアでは、古いものでは16000年前のものが土器の模様として残っています。
稲で作る縄、麻で作る縄など、その地域の生産物、風土と非常に密接に繋がっている「縄」。
縄は、古来から文化に登場し、今もずっと形を変えずにある非常に普遍的なマテリアルであるといえます。

そんな「縄」は、日本においては少し特別な意味を持って用いられてきた歴史がありました。

縄を結うという行為は、材料の葛や藁、すなわち自然界の産物を治めて道具に変えるという神聖なものとして、自然界を治める行為の象徴とされた。日本では人間の力の及ばない「神(八百万の神)」を治め、その力を治める象徴として縄が用いられた。古くは『日本書紀』にもそのような記述があり、弘計天皇の項に「取結縄葛者」とある(注連縄を参照)。
wikipedia -ロープ-


注連縄づくりに見る日本の歳時


日本には古来、農業と直結した祭が一年を通じて開催されていました。
春の「種つくり」に始まり、「苗作り」「田植え」「夏の手入れ」「収穫前」「収穫後」と、それぞれの時期に開催されていた祭も、今は田植えと収穫の際を残すのみ。
過去、「収穫後」に行われた「注連縄づくり」。
「来年の年神様をお招きするための注連縄を、今年とれた藁で作る」という祭です。
藁の様子を見ることは、その年の稲の出来を見ることにも等しい。
そうして一年を振り返ることは、その年のお米をおいしく頂くためにも重要でした。


今年を振り返り、来年を迎えるための「神賑わい」


祭のうち、「神事」は神職の方々にしか行えませんが、「神賑わい」は一般人にも開催が可能です。
今回企画を担当する絵描きユニット「だるま商店」は、日本の祭を見直し、現代に即した方法で定義し直す活動をしています。
綾部のきたむら農園さんの藁を使い、注連縄の職人、難波さんをお迎えしてしめ縄を作る「神賑わい」。
改めて縄を見直し、歳時を見直してみる機会としてはいかがでしょうか。


同じ注連縄でも地方によって微妙に形状が違ったり、飾る場所によって形状を変えたりと様々なバリエーションがあります。今回は、京都近郊でよくみかれられる「ごぼう」、家の中などにかざられる「めがね」を選んでお作りいただけるよう検討しています。

スケジュール

  • 13:30:開場
  • 14時〜15時:1回目
  • 15時〜16時:2回目
  • 16時〜17時:3回目

※ 一個制作1時間 同時10本まで。

制作物

大小どちらかでお申し込みいただけます。




「めがね」 2000円
部屋の中、かまどなどに飾る小型のしめ縄




「ごぼう」 4000円
自宅前などに飾る大型のしめ縄

その他

きたむら農園の餅米も当日即日販売いたします。





注意点

  • 簡単な工作作業になりますが、あらかじめけがや汚れに関してご注意いただき、汚れてもよい格好でお越しください。(足で縄を押さえる作業が発生します。スカートよりはパンツスタイルがおすすめです。
  • 中学生以下は親御さん同伴でお越しください。
  • 実際に制作せず、付き添いで複数人おいでの場合は、カフェ料金としてお一人様1オーダー(¥500)をお願いします。
  • 持ち物は特にありません。お持ち帰り用の袋があれば十分です。

こんなひとにおすすめ

  • 日本古来の風習/神社の「豊穣」に対する儀式の内容に興味のある人
  • 藁を使った造形物に興味のある人
  • 京都でとれた餅米に興味のある人
  • 京都の農業について興味のある人

Planner/講師

北村 和幸(きたむら農園)

2016年春から京都府綾部市の奥上林に移住。肥料、農薬を一切使用せずに、固定種、在来種の野菜を自家採種(タネ取り)して栽培を行う。
奥上林へ圃場を移してからは、お米、麦などの穀物類栽培を同じ栽培方法で実践している。
栽培したお米や野菜などは、京都市内のレストランやカフェなどに卸している。
Instagram:kitamura.kazuyuki

kitamura kazuyuki

難波 学司(しめ縄職人)

しめ縄作りのエキスパート。

3歳の頃におたふく風邪による高熱で耳が聞こえなくなる。学校過程を終えたのち、モノづくりに興味を持ち、今では家屋を建てたり家の修繕まで行う。

平成4年〜いこいの村 栗の木寮(ろう重複障害者施設)で働き始めそこで、しめ縄づくりを18年間行い技術を磨く。
そして、そのしめ縄づくりの技術の高さから近隣の神社や会社からの特注文など多方面から直接依頼される様になる。
現在は、いこいの村で働く傍ら、依頼されるしめ縄づくりや家庭菜園、家づくりを楽しんでいる。

nanba gakushi

島 直也(絵描きユニット だるま商店)

絵描きユニット「だるま商店」ディレクター
都市計画、マーケティングなどの会社に勤め、絵描きとして独立。東洋、日本の歴史を中心に、絵を描くだるま商店のディレクターとして、文献調査、フィールドワーク、コンセプトワークを担当。世界遺産寺院などに襖絵や天井画を収めたり、ハリウッド映画、パリのメゾンなど様々な分野で絵を収める。
最近では神社仏閣の神事や仏事、ホテル、百貨店のイベントのディレクションなど「立体浮世絵」を成功させ、現在に至る。

だるま商店

だるま商店/島


INFORMATION

注連縄作りで振り返る神社の歳時記 「縄」を見直し、今年も振り返るワークショップ

日 時 2017/12/09(土) 14:00〜17:00
(13:30開場。1回につき1時間程度です。2,3,4時からそれぞれ最大10人ずつ参加いただけます)
場 所 MTRL KYOTO
参加費 2,000円 2000円/小「めがね」、 4000円/大「ごぼう」 1ドリンク混み/餅米の即日販売あります(別料金)
定 員 30名
企 画 だるま商店,きたむら農園
備 考 お問い合わせはこちら 171109_shimenawa@loftwork.com
MTRL KYOTO
〒600-8119
京都府京都市下京区本塩竈町554