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【クリエイターインレジデンス】おおしまたくろうさんの滞在制作がスタート

「日常をハックしてグルーブを生み出す」プロトタイピング

MTRL KYOTOでは、不定期でクリエイターによる公開型滞在制作のプログラムを実施しています。

2018年2月末からは、京都で活動する、日常的な道具を用いて楽器やそれらでのパフォーマンスを行う おおしまたくろう さんの滞在がスタート。

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3月末までの約1ヶ月間の滞在を通じて、新しい作品のアイデアをプロトタイピングしながら展開。デジタルファブリケーションなども用いて、「作る→見せる→考える」というサイクルを短期的に実践する場所として、MTRL KYOTOでの制作活動を行います。

滞在制作の様子は、MTRL KYOTOのSNS(facebook)のほか、クリエイター本人によるブログでも随時情報が公開・発信されます。

また、3月28日に開催される「fab Meetup Kyoto vol.24」にて、1ヶ月の制作を振り返るプレゼンテーションも予定しています。

クリエイタープロフィール

おおしまたくろう

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「PLAY A DAY」をテーマに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議なパフォーマンスを行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会の不寛容へのマッサージを試みる。
http://oshimatakuro.tumblr.com/

■ PLAY A DAYとは?
私はこれまでPLAY A DAYという活動を通して、世の中でアタリマエから排除された・見過ごされた「ノイズ」を、ユーモアによって音楽的な魅力に翻訳してきました。この活動の背景には、現代社会の不寛容さと自身が抱える吃音症が関わっています。吃音症とは、発声の際に舌が動かず言葉が流暢に話せないという言語障害の一種であり、私が最も身近に感じる「ノイズ」です。PLAY A DAYの活動は、社会の合理性や常識から排除されるノイズを再評価することで、他者への寛容さを取り戻すと同時に、作家自身へのケアを目指します。

■ 今回の制作テーマ
「車のウィンカーを用いたグルーヴの探求」
音楽においてグルーヴ(Groove)とは明確な定義が難しい言葉である。そこで私は辞書的な言葉の定義からではなく、身近な体験から「グルーヴとは何か?」を考えることにした。そして、私が身近に感じるグルーヴとして「交差点で右折を待つ、車のウィンカーの明滅のズレ」という現象を思いついた。
私は機械が生み出す無機質な反復にどうしてグルーヴを感じるのだろうか?今回のレジデンスで制作した作品を介して、みんなと「グルーヴとは何か?」を考えてみたい。

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*MTRL KYOTOのクリエイターインレジデンスでは、下記のようなモチベーションに溢れるクリエイターの皆さんを随時受け入れています。

・もののデザインや表現、素材について、新たなアプローチを探している
・伝統/先端の領域を横断して、今までになかったものを創り出したい
・京都に短期間滞在して、制作しながらクライアント提案やフィールドワーク、現地のクリエイター、職人との交流も行いたい
・自宅やいつものオフィスやアトリエからちょっと離れて、 “サードプレイス” 的な場所でワークしてみたい
・身近にレーザーカッターや3Dプリンターなどの工作機械がある環境で制作に打ち込みたい
  …etc,etc.

個人でなく、チームでの滞在制作も歓迎です。詳細は下記よりご覧ください。
https://mtrl.com/projects/creater-in-residence/