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2017.8.13

フランスのアーティスト・イン・レジデンス「Villa Kujoyama(ヴィラ九条山)」との連携プログラム第2弾

FabCafe Kyoto編集部

Kyoto

フランスがアジアで保有する、唯一のアーティスト・イン・レジデンス「Villa Kujoyama(ヴィラ九条山)」。毎年2ヶ月から6ヶ月の滞在期間で、芸術創作活動のあらゆる分野から、フランス人と日本人レジデント約15名を受け入れています。MTRL KYOTOは、Villa Kujoyamaと連携し、招聘アーティストとの継続的なコラボレーションを試みています。
(▶︎第1回アーティスト : JEAN-SÉBASTIEN LAGRANGE

2017年7月からは、滞在中のアーティスト マチュー・ペイルーレ=ギリニさんとロールリーヌ・ガリオさんが、制作やアイディエーションのためにMTRL KYOTOを訪れています。日本滞在中、MTRL KYOTOも活動拠点のひとつとして実験的な制作を続け、10月5日の「ニュイ・ブランシュ」での作品展示をはじめ、日本の職人との交流ツアーなどの企画も予定しています。
▶︎ 「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2017」プログラム La Villa Kujoyama investit l’espace MTRL KYOTO
▶︎ ファクトリーツアーレポート 「1000年の絹糸のたどった黄金の道。西陣 岡本を訪ねる」

アーティスト紹介

MATHIEU PEYROULET GHILINI(マチュー・ペイルーレ=ギリニ)
MPG_Portrait
1983年生まれ
2012年フランス国立工業デザイン学院(ENSCI)卒業
「Sophistications」プロジェクトで、審査員から賞賛を受ける。
主に、デザイン史、建築史に基づき、形の精密化を多種に解釈した結果、4つのtrétaux(架台)作品を制作。この作品で、ヴィラ・ノアイユでの2013年度「デザイン・パレード8」デザイン大賞を獲得。
ヴィラ・ノアイユのサポートを得て、2014年デザイン・パレード9で個展を開き、その後ケルンのPASSAGEN インテリアデザイン・ウィーク、パリのデザイン・フェスティバル「D’DAYS」にも参加。
ペイルーレ=ギリニは、主にデザインとデッサン、建築史学的研究の関係性を追い求めている。
http://peyroulet-ghilini.com/

LAURELINE GALLIOT(ロールリーヌ・ガリオ)
LG_Portrait
1986年生まれ デザイナー
ロールリーヌ・ガリオは、工業デザインにおいて、新しいメディアを用いて仕事をし、中でも、バーチャル・デザインを具体的なオブジェに転換するため、3Dプリンターを使用。
ティーポットや花瓶など、実用品の« Contour et masse (仮訳・輪郭と塊)» コレクションは、ポンピードゥーセンターで展示された。
職人仕事と新しいテクノロジーをどのようにミックスするかと言うことに関心を持つロールリーヌは、アメリカのディズニーリサーチピッツバーグ研究所から依頼を受け、2012年にコラボレーションが実現した。
その後、ポンピドゥー・センターでは、子供のためのインタラクティブな対話型ツアーを考案。
現在、2017年ミラノサローネで紹介した、イタリアNODUS Rug社で制作された最新作、TUFTYのテキスタイルコレクションをはじめ、テキスタイルや敷物作品にまで、コレクションを展開。
http://www.laurelinegalliot.com/

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