Column
2016.2.23
FabCafe Kyoto編集部
さる2月19日、MTRL KYOTO(マテリアル京都)にて、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部 制作実務研修「音楽と世の中と自分、そして京都でできることを考える」が行われました。
当授業は京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の2回生・3回生に向けた講義で、このイベントでは、音楽業界はもちろんアート業界、クリエイティブ業界において、地元京都で活躍するディレクター・プロデューサーの生の声を聞くことで、職業として音楽・アート・クリエイティブに関わることを具体的にイメージしながら、自身のキャリアステップを考えるきっかけとすることが狙いとされました。
そしてこの日の講義は、普段は大学内で行われている講義の会場をMTRL KYOTOに移し、さらに学外の聴講希望者の参加も可能にしたオープンイベントとして実現、履修学生とオープン参加者合わせて40名が受講する講義となりました。
担当講師は音楽エージェント・プロデューサーとして活躍する、京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 音楽コース 特任教授 の永田純さん。
先ず最初のゲストとしてMTRL KYOTO を運営するロフトワーク京都の森内が、クリエイティブ・インターネット業界について、自身の職歴やロフトワークのプロジェクトを例に挙げながらお話させていただきました。森内自身も音楽と関わる学生時代を過ごしていたとのことで、がんばって学生との距離を縮めながら(笑)クライアントとクリエイターをつなぐ仕事について解説しました。
2人目のゲストは東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) 事務局長 の芦立さやかさん。
京都でのアーティストと街とを結びつけるHAPSの活動内容や、芦立さん自身が東京での大学卒業後に横浜・ニューヨークを経て京都で活動することになった経緯を話していただきました。
最後のゲストは、Sweet Boon Music inc. 代表取締役の佐脇章三さん。音楽業界でキャリアを積むことについてお話いただきました。ベテランになったからこそ若い人から学ぼうとする姿勢が印象的でした。また講師の永田さんとは長年に渡る盟友とのことで共に歩んでこられた道をかみしめながらのトークとなりました。
最後は永田さん+ゲスト3名での本日の振り返りを行って講義は終了。
四時間超に渡るプログラムでしたが、参加者のみなさんには最後まで真剣に受講していただくことができました。
この日のMTRL KYOTO での体験が受講者のみなさんのこれからのキャリア設計において良い刺激になることを願っています。
- MTRL KYOTO より
- MTRL KYOTO の空間は、授業・ワークショップ・プレゼンテーション・製作スペース・合宿など、教育アカデミック関連のさまざま用途でご利用いただくことも可能です。
1月には京都大学関係者による、多彩な研究者の集まるシンポジウム「どう活かす?新しい研究のすすめ方 オープンサイエンス」を実施いたしました。
会場利用に関して詳しくはお問い合わせください。
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